顔料も染料も選べる!! 創作意欲が湧き上がる!!
最新A3ノビプリンター キヤノンPIXUS PRO-10S/100S
わたしが選ぶならこっち!! ~GANREFユーザー小川幸二さんの場合~

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顔料も染料も選べる!! 創作意欲が湧き上がる!! 最新A3ノビプリンター キヤノンPIXUS PRO-10S/100S わたしが選ぶならこっち!! ~GANREFユーザー小川幸二さんの場合~

キヤノンのインクジェットプリンター PIXUS PRO LINEの新商品として、A3ノビ対応モデル「PIXUS PRO-10S」「PIXUS PRO-100S」の2機種が発売された。「顔料」「染料」どちらのインクを採用するかがプリンターの特性を決めるといってもよいが、 PIXUS PRO LINEはどちらも選べるラインアップを誇る。ではどちらを選ぶか?がカギになる。デジタルカメラマガジン記事と連動したこの記事では、実際にGANREFユーザーにPIXUS PRO LINEを集中使用してもらい、ユーザーが感じたリアルな評価を写真家・小澤太一がインタビューして浮き彫りにしたい。

早朝のかすかな温かさまで表現できたのは
染料のキヤノン PIXUS PRO-100Sだった!

待刻

わたしが選んだのはこれ!
キヤノン「PIXUS PRO-100S」
>>製品詳細ページ

撮影情報
  • カメラ:ニコン D700
  • レンズ:ニコン Ai AF Nikkor 35mm f/2D(焦点距離:35.0mm)
  • 撮影モード:絞り優先AE
  • シャッタースピード:1/40秒
  • 絞り数値:F4.0
  • 露光補正量:-0.3EV
  • ISO感度:2000
  • ホワイトバランス:Auto
  • 撮影日時:2009年8月15日 04:12:29
プリント情報
  • プリンター:キヤノン PIXUS PRO-100S
  • 用紙:キヤノン 写真用紙・微粒面光沢 ラスター
  • ソフトウェア:Adobe Photoshop Lightroom 5、キヤノン Print Studio Pro

GANREFユーザー小川幸二さんが使って惚れこんだ
キヤノン PIXUS PRO-100Sの魅力と使い勝手を聞く!

GANREFユーザープロフィール

小川幸二(GANREF名:cozy
1965年山形県生まれ。地元近辺の風景、小風景、スナップを中心に写真撮影活動ならび写真展、個展を開催している。2010年度デジタルカメラマガジンフォトコンテスト・組写真部門で年間最優秀賞を受賞。おもな所有カメラは、ニコン D610、ニコン D700、オリンパスOLYMPUS PEN mini E-PM2など。

インタビュアー写真家プロフィール

小澤太一先生
1975年名古屋生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、河野英喜氏のアシスタントを経て独立。雑誌や広告を中心に、子どもから女優、そして某国大統領まで、幅広い人物撮影が活動のメイン。写真雑誌での記事執筆や撮影会の講師・講演など、活動の範囲は多岐に渡る。ライフワークは「世界中の子どもたちの撮影」で写真展も多数開催している。キヤノンEOS学園東京校講師。

PIXUS PRO-100Sを集中的に使用して感じたユーザー目線の魅力とポテンシャルとは?

小澤
まず今回PRO-100Sでプリントしてもらった中のひとつ、冒頭の作品ですが。ドラマチックな光でいい作品ですね、タイトルを見ると「待刻」……なんて読めばいいんですか?
小川
これはどう解釈してもいいように当て字でつけたんです。「マチコク」としてもいいし、「タイコク」としてもいいし。どっちのほうが響きがいいですか?
小澤
マチコクだと僕は思いました。
小川
じゃあ正解だと思います。わたしもたぶん頭で「マチコク」って言っていたと思います。これはいわきの海岸ですね。8月15日、お盆の朝4時。星を撮ったり、夜の海を撮ったり、灯台を撮ったりと……そんな試行錯誤している合間に撮った写真なんです。朝日を狙おうかなと待っている時間でしたね。
小澤
撮影情報を見ると、1/40秒でISO 2000……ということは、これ、肉眼ではもっと暗く見えていますよね。ライトがこれだけ明るく見えているというのは相当暗い場所だろうなというのがわかります。
小川
微妙に空が白々としてきた時間帯、真っ暗で星空を撮っていた時間が変化していって、この波打ち際のピンクに染まった地面の部分が色っぽいなぁ~と感じながら撮影しました。
小澤
濡れた砂浜のピンク色がすごく色っぽく素敵に感じられるのも、やっぱりこの手前の黒がすごく活きているからだと思うんですよね。今回、小川さんが染料機のPRO-100Sでラスター(半光沢)の紙をお使いになられてプリントされたようですが、ラスターならではの黒が活きている作品だと思います。もちろんプラチナグレードなどの光沢系でプリントしても、そんなにはずれていないような作品ですが、紙によってこの手前の地面の黒のニュアンスが、また見え方が違うと思うんですよね。プラチナグレードなど、光沢系でこれを刷るよりも今回使ったラスターで刷った方が、たぶん人情味を感じる作品になっているんじゃないのかなっていう感じは、なんとなくしますね。
小川
そういえば、光沢系の紙を使ったときのプリントって、メタリックな硬さになってしまうような気がするときもありますね。
小澤
ツルツルな表面や、テカテカ感の強い白い部分が、場合によっては冷たさみたいなところと繋がっちゃうというのは確かにあります。表面の見え方って、作品とうまく合わせることが大事なんです。今回の小川さんの作品のように、人を絡めたスナップなどにおいては、ラスターが醸し出す温かみ、みたいなものは合いやすいんじゃないですかね。
小川
人肌の36度5分を感じられるプリント用紙なんですね(笑)。
小澤
おおっ!難しいこと言いますねー。でも面白い表現ですけど、なんとなくわかりますね。ところで、たくさんお持ちいただいた作品を見ると、今回PRO-100Sといろんな紙を組み合わせて印刷されたようですね?
小川
キヤノンだと、プラチナグレード、ラスター、プレミアムマット……純正以外だと、かきた、などを試してみましたね。いろいろやってみると、おそらく自分の作品の8割はラスターで合うんだろうなって気がします。マットでも出したりしましたが、地味すぎて伝わらないだろうな、と感じることが多かったです。
小澤
小川さんの作品って、暗いトーンの作品が多いから、どちらかというとマットよりも、ラスターの方が普通に合うだろうな、という感じはしますよね。マットの紙って写真のシャドー部の見え方がパソコンで見ているのと大きく印象が変わって見えるので、イメージしていたものと別のもののように感じられることもあるかも……。

PIXUS PRO-100Sで出力したA3ノビプリントで自分の写真を見てニヤニヤする喜びを再発見

小澤
今までのプリンターはA4複合機だけ、ということで、今回初めてA3ノビのプロ機を使ってみていかがでしたか?
小川
自分の写真のファンになりましたね(笑)。過去にカレンダーにしてもらったときが1回あって、それ以外にこのサイズって出したことがないんですけど、大きなプリントで自分の写真を見ると、撮ったときの感動がよみがえったっていうか、加速したっていうか。プリントして自分の目の前で持ったら、おかしな話だけどとっても自分の写真が好きになっちゃいました。
小澤
おぉ、それはすごい大事なことですねー。アートなんて半分は思い込みみたいなもんですからね! 自分の写真に自信を持つことは大事なことです(笑)。そうじゃないと続かないですしね。
小川
今までは写真はたくさん撮るんですけど、プリントって年間で20~50枚くらい……あまりやっていませんでした。今回、極端に集中してプリント(1週間でA3ノビを中心になんと180枚も!)してみると、常にライフワークでポツポツでもいいからプリントすることって大事だと感じました。写真展に向けて……とか特別なときにだけ大きくするのがプリントではないような気がしました。自分の写真を自分で大きくして見る喜びって、実際に味わった人じゃないとわからないのかもしれません。たぶん今後も今回大きくしたプリントを見て、ニヤニヤするんだろうなって思います。
小澤
大きなプリントって、感動しますもんね。写真のサイズがA4に比べて倍くらい大きくなっただけなんだけども、人に伝わる感動って倍以上の何かがありますよね。みんながA4サイズで写真を見慣れちゃっている世の中で、ちょっと大きいだけでこれだけみんなに感動とか違うものを与えられるんだなっていうのがA3ノビ機のいいところだと思います。
小川
店頭などのサンプルで置いてあるものと違って、自分の作品で大きくしたものを見たのがよかったんだと思います。他人の写真だと写真展なんかでそのサイズって見ているんですけど。でも自分の写真でこんなに大きいと、こんなにすごいのかと……それが魔力と魅力と錯覚なんだと思うんですけどね(笑)。写真そのもののポテンシャルっていうのは変わらないはずなんですけど、サイズや紙で写真の表現もこんなに変化を付けられるんですね。
小澤
大きいプリントにすると、感動も大きく伝わる半面、たとえばブレとかも大きくなったりするし、伝わらない写真は大きくても全然よく見えない(笑)。おのずと写真のハードルって高くなっちゃうんです。でも、このハードルが上がること、これは決して作品を作っていくうえで悪いことではないんですよね。
小川
そうですね、わたしも今回いろいろ大きなプリントとかを体験してみると、今後は人に見せるセレクトが少し変わるような気がしましたね。それと普段の撮影は変わらないんですけど、紙にこだわって自分でプリントする……この行為で自分の写真の「好き」の確認ができた感覚もすごく面白かったですね。
小澤
僕も写真展をやるとき、A3ノビまでだったら自分でコントロールしたいから、全部自分でプリントするようにしています。それが一般的に一番いいプリントかどうか分からないけど、一番自分でこだわったプリントに仕上げることは誰でもできますよね。トーンが出ているとか、色の出し方がうまいとか、そういう誰が見ても上手な部分に秀でているプリントが、一番いいプリントとイコールかというと、そうでもないと思うんですよね。それ以上にちゃんと自分で管理してプリントした、自分でこだわった、ということはとても表現において大事なことだと思うんです。安易にお店プリントに任せちゃうと、作品を作ることにおいて最後の、この作者のこだわりとも言えるおいしい部分がなくなっちゃう……これはとてももったいないことですね。
小川
プロ機のPRO-100Sを使うことも、A3ノビでプリントすることも、どちらも初体験にもかかわらず、普段のワークフローのまま、本当に楽にハイクオリティーなプリントを満喫できました。できあがったプリントは、たとえ同じサイズでも、ディスプレイで見るときとは全然違う感覚でした。やはりプリントの方が、作品そのものに説得力が出るなぁーと実感。プリントって、大判で刷ったからこそ気づくことが多いですね!

導入してわかった! キヤノン PIXUS PRO-100Sのここが良い
GANREFユーザー小川幸二さんのお気に入りポイント

POINT 1色転びしない安定性

これまで複合機を使っていて、何枚に1枚かは「あれっ?」って思うような、色転びしたように感じるプリントが出てきました。たとえば夕焼けのオレンジがあっさり抜けてしまったり、空の青がシアン寄りになったりと。でもこのPRO-100Sでカラーで印刷して、わたしの使い方だとラスターの紙を使って印刷した場合、9割9分はボタンを押すだけで思い通りのプリントが出てきて、プロ機はこんなに打率が高いんだなぁと。プラチナグレードの紙でも、想像通りの色味のものが出てきますね。8色もインクがあることで、その色の安定性を感じることができました。PRO-100Sは、色の偏りについてお世辞抜きになんの気も遣わなかったし、難しいこともなく、イメージどおりのプリントばかりでした。

POINT 2キラキラ・ツヤツヤの光沢感

光沢系の紙などで再現できる、鏡みたいなツヤツヤ感。これ、見ているだけで気持ちがいいですね。手に取って光を当ててみると、その表面の色の鮮やかさの見え方はすごいです。それとわたしの作品でも重要な、黒い部分もよく締まって見えて、とても満足感がありました。今回よく使ったプラチナグレードの紙と組み合わせると、すごいキラッキラでツヤッツヤッという印象で、作品の内容とうまくマッチしたときには、思わず「わぁ!」ってなったほどの感動です。今までもちろん光沢の紙でプリントをしたことはあるのですが、今回は大きなサイズの紙で印刷したこともあって、より強く、このツヤツヤ感の良さを体験することができました。

POINT 3静か・揺れない・スマート

PRO-100Sは動作音そのものがとても静かでジェントルですよね。複合機のプリンターだと、印刷するときの音がカッサカッサって大きく感じられたりしていましたが、シャーシががっしりしていて揺れが少ないなぁと。プリントヘッド部分の剛性感もとてもある感じです。プリントヘッドといえば、無くなったインクカートリッジを交換するときに、どれが無くなったのか示す点滅……あれ、とてもおしゃれですね。インクの交換作業も、蓋を開けてパコンとやるだけのワンタッチで簡単なのもいいですね。

写真家・小澤太一もその表現力を信頼!!
キヤノン PIXUS PRO-100Sは作品作りに不可欠

キヤノン PIXUS PRO-100S

キヤノンオンラインショップ販売価格
64,800円(税別)

主な製品仕様

最高解像度 横4,800×縦2,400dpi
インク滴サイズ 全弾3pl
インク色数 染料8色(C/M/Y/PC/PM/BK/GY/LGY)
使用可能用紙サイズ A3ノビ、A3、A4、2L判、L判ほか多数
外形寸法 約689×385×215(mm)
質量 約19.7kg

» キヤノン PIXUS PRO-100S製品紹介ページ

自分の写真の特徴は、その色の使い方だと思っています。印象的な色をどう表現の中に入れていくのか……それを大事にしていますが、このような色にこだわりのある表現をしていくときには、染料機の鮮やかさは必要不可欠と言ってもいいでしょう。プロとして活動していく中で、仕事的にも作家活動的にも、染料機と顔料機のそれぞれの良さがあるのはわかっているので、どちらの機種も用意していますが、実際に僕のメインプリンターと言えるのは、この染料機のPRO-100Sです。DPP&Print Studio Proとの連携で使いやすく色の管理もしやすいし、仕事の上でのワークフローでも写真展などの本格的な作品プリントを作り込んでいく上でも重宝しています。僕にとっては、カメラやレンズ以上に、より個性を出すことにおいて重要なアイテムのひとつ、それがこのプリンターPRO-100Sだと感じています……えぇ、これからも頼りにしていますよ!

技術ポイント①
3色の黒系インクを含む
染料8色インク

色の再現性に優れている染料機のPRO-100Sには8色のインクを搭載。その中でもブラック、グレー、ライトグレーの3色の黒系インクを採用することで、カラーだけでなく、モノクロの階調表現においても、より強くなっています。カラーも発色もよく、より鮮やかに……時にはモノクロもプリントしたい人にも、安心して印刷できるプリンターに仕上がっています。

技術ポイント②
プリントが速い!
A3ノビカラーが約1分30秒

プリントの待ち時間ってけっこう長く感じるものです。特に仕事で大量にプリントしないといけないときにはこの時間が死活問題(笑)。紙の種類や、カラーかモノクロかなどによっても違いますが、顔料機に比べて、1/2~1/3の速さで印刷することができます。時間がない中でたくさんプリントしたい人や、快適なプリントライフを過ごしたい人にもおすすめです。

技術ポイント③
純正用紙&サードパーティ用紙にも広く対応

キヤノン純正用紙はもちろん、サードパーティーの紙についても、ICCプロファイルを選ぶだけでキレイに印刷できます。キヤノンのサイトから、サードパーティーのICCプロファイルもダウンロードすることが可能。インクが紙に染み込む染料機であるPRO-100Sでは紙の違いやニュアンスも出やすいので、多くのICCプロファイルが提供されていると安心できますね。

[まとめ]
写真家・小澤太一がGANREFユーザーに提案
染料8色・PIXUS PRO-100Sはこんなユーザーにおすすめ!

鮮やかでキレイな発色のカラープリント、暗部の階調も豊富でなめらかなトーンのモノクロプリント、おまけに紙の種類もいろいろ使ってみたい……そんな欲張りな人(笑)にも最適なプリンターがPRO-100Sです。操作性においてもシンプルで、印刷スピードも速くて、ストレスなくプリントできます。オールマイティで使い勝手のいいプリンターなので、大きなA3ノビプリンターは初めてという人にも安心して使ってもらえる機種に仕上がっています。

キヤノン PIXUS PRO LINEの紹介

「キヤノン PIXUS PRO-1」

キヤノン PIXUS PRO-1 キヤノンPIXUS PRO LINEの最上位機種。顔料系12色インク搭載のA3ノビ対応インクジェットプリンター。5色の黒系インクの組み合わせによる高画質モノクロプリントも魅力。
» PIXUS PRO-1製品紹介ページ

「PIXUS PRO-10S」

キヤノン PIXUS PRO-10S キヤノンPIXUS PRO LINEの顔料系10色インク搭載のA3ノビ対応インクジェットプリンター。「クロマオプティマイザー」による光沢均一性/黒濃度の向上が魅力。
» PIXUS PRO-10S製品紹介ページ

「PIXUS PRO-100S」

キヤノン PIXUS PRO-100S キヤノンPIXUS PRO LINEの染料系8色インク搭載のA3ノビ対応インクジェットプリンター。染料系インクならではの高発色・高光沢と暗部の色再現性の向上が魅力。
» PIXUS PRO-100S製品紹介ページ

「Which? 顔料 or 染料」キャンペーン
キヤノン「PIXUS PRO-10S」「PIXUS PRO-100S」の発売に連動して自身の作品を両機種でプリントしてもらえる「Which? 顔料 or 染料」キャンペーンを実施中! 個人ではなかなか体験しにくい顔料・染料のプリント比べができるチャンスであり、同時にPIXUS PRO LINEの最新機種のプリントを直に試せる絶好の機会となっているので、興味がある方はぜひ応募してみよう!

連動記事
デジタルカメラマガジン
2015年3月号(2/20発売)

デジタルカメラマガジン2015年3月号(2/20発売)にはGANREFユーザー 小川幸二さんも登場するキヤノン PIXUS PRO-10S/100Sの連動記事が掲載されている。人気写真家が顔料10S・染料100Sをそれぞれが選んだ理由を徹底解説。またフォトコン選者の岡嶋和幸先生によるプリントアドバイスなど盛りだくさんな内容。要チェック!
» http://ganref.jp/dcm/

連載企画
キヤノンPIXUS PRO-10S/100S
わたしが選ぶならこっち!!


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