写真家6人が味わったNikon 1の写真力

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写真家6人が味わったNikon 1の写真力

テーブル×茂手木秀行 Nikon 1 V1

茂手木秀行茂手木秀行
1962 年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業後、マガジンハウス入社。フォトグラファーとして雑誌「ポパイ」などを経て2010年フリーランスとなる。2004年/2008年雑誌写真記者会優秀賞受賞。写真雑誌、セミナー講師として活躍中。

10-30mmで最短0.2mまで寄れば、美しいぼけ味の写真が撮れる

 お気に入りのアイテムを撮影するときは、アイテムを持つ気分を表現することが大事だ。そこにはうっすらと周りの状況を感じさせるぼけがほしい。一般的にズームレンズはF 値が大きいため背景はぼけにくいが、Nikon 1と1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の組み合わせでは、ズーム全域で0.2mまで近寄ることができるので、ぐっと被写体によることで美しいぼけを作り出すことができる。焦点距離に応じて主要被写体と距離感を考えることも大切。広角側では主要被写体に接近して遠近感を強調させること、望遠側は距離を少し離して背景のバランスを考えること。このように調整するためにはカメラアングルは当然低い位置になる。童話のなかの小人になったつもりで、液晶モニターをのぞいてみるといいかもしれない。

茂手木秀行が撮影した作品

茂手木秀行が撮影したモーションスナップショット

撮影協力:座 BAR(東京都中央区)/モデル:野口秋乃(Booze)

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