おすすめアイテムコレクション～マンフロット編～

「MH804-3W雲台」の格納式レバーは携帯性を担う機能のひとつ。必要なときには引き出して伸ばし、収納するときは押し込んで縮めるだけ。素早いセッティングを可能としている。万が一落下したときにレバーが曲がってしまうといった事故も防げそうだ。

収納時のサイズはご覧のとおりで、大柄な筆者ではあるが比較的コンパクトにまとまっているのがおわかりいただけるだろう。手に持っての行動はもちろんだが、ザックに取り付けても邪魔になることもない。

三脚の脚だけを完全に伸ばした状態で、標準レンズ装着のカメラを装着するとややかがむような状態となるが、エレベーターを上げれば筆者（身長179cm）のアイレベルを越える。携帯性の良さを考慮すれば十分な高さだ。

足元の小さな花と渓流を絡めようと考えても並みの三脚ではなかなか太刀打ちできないものだが、そのようなシーンでも、90°センターポール機構を使えば万事解決する。地上最低高7cmともなれば、このように被写体への大胆なアプローチも可能だ。

バッグの開口は前面のほか、左右のサイドとバック上面がそれぞれ独立して開くことができる。滝や渓流ではバッグを置ける場所が限られていたり、水中に入ってバッグを置けない場合もあるが、どのような状況であっても機材の取り出しが可能だ。

収納機材はフルサイズデジタルカメラ1台に大口径望遠、標準、広角ズームレンズの3本、APS-Cサイズミラーレスカメラ1台に標準レンズ、広角レンズなど。さらにフィルターやブロアなど収納できる。

必要にして十分な機材を収納できる容量をもちながら、適度なサイズで収まっている。ご覧のように十分な深さがあるため、フルサイズモデルと大口径レンズの組み合わせでも余裕で収納できる。