デジタルカメラマガジン 編集こぼれ話 [更新日:2016/8/20]

  • お気に入りの街、高円寺を撮る

     今月の特集1は「美しき街の風景」。写真家たちがお気に入りの街のイメージを写真で伝えるためのテクニックを紹介している。私のお気に入りは高円寺。大学を卒業して、まだ私がOL時代の頃から住み始めた街だ。その後、野方、中野と引っ越して、また高円寺に戻った。撮影や打ち合わせの帰り道、駅から南北に伸びる商店街の営みに癒されるし、安心する。商店街にあるのは個性的な古着店や飲み屋ばかり。店員さんもまた、個性的。というか「あれ? ちょっと変だな?」という人ばかり。それもまた、落ち着く。大量消費のチェーン店は淘汰され、なくなっていく。撮影のために訪れた「スナック 優」もまた、刺激的な場所だった。夜はスナックで、昼はリタイアしたおいちゃんがランチにカレーを提供している。現役時代、ここの常連だったらしい。「全然客こないよぉ?」と言いながら、鬼平犯科帳を見ている。「儲からなくてもいい。家にいたら盆栽するしかないけど、ここにいたらタダで女の子と話せるでしょ。」高円寺にいると、自然と会話が広がっていく。おしゃれな生き方も、自慢するためじゃなくて、自然とそうなるしかなかったとわかる。肩肘張らなくて、気疲れしない。だからいいのだ。読者の皆さんも、お気に入りの街をカメラを片手に切り取ってみてほしい。ちょっとしたコツで、お気に入りの街が写真の中でも輝くはずだ。
    ⇒詳細は9月号 28ページをチェック!

    by 山本春花さん
  • 身近な場所がドラマチックに変わる
    夜の都市の撮り方

     夜景写真といったら一般的に、高い場所にある展望台などから、きらびやかな夜景を俯瞰撮影するイメージが強いですが、もちろん、そればかりではありませんよね。意外と私たちがいつも普段歩いている身近な場所や建物が、夜になると思わぬ感じで美しい表情を写し出してくれることがよくあるんです。私の場合、いつでも街を観察しながら、「ここを夜に撮影したらどうなるのかな」と、いつも楽しく想像しながら行動しています。もちろん、撮影をしてみるまで、どんな夜景写真が撮れるかは分かりませんが、シャッターを切るまでが、とても楽しみなんですよね。今は、デジタルカメラで簡単に撮影した写真が確認できるので、一度普段とは違った観点で、いろんな場所や、構造物を撮影することを皆さんにオススメしたいです。そんなわけで始まった新連載「夜光都市 Another World」では、ドラマチックな世界へと豹変する夜の都会の姿を撮るためのテクニックを毎月伝授します。
    ⇒詳細は9月号 96ページをチェック!

    by 山下裕之さん
デジカメエキスパート虎の巻

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