こんにちは、ゲストさん
レンズの性格を表現する言葉として「ぼけ」はあまりにも有名だ。英語圏に住む海外のカメラファンの間でも、原語に近い発音である「Bokeh」という言葉が広く使われている。
公開日: 2010年03月18日
公開日: 2010年03月18日
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レンズの性格を表現する言葉として「ぼけ」はあまりにも有名だ。英語圏に住む海外のカメラファンの間でも、原語に近い発音である「Bokeh」という言葉が広く使われている。さてレンズにおけるぼけの定義にはさまざまな解釈があり、ぼけの感じ方も十人十色だ。光学的にはピントが合っている部分以外のすべての描写がぼけの対象となるが、一般的には主要被写体に対して最も大きくぼけている部分を「ぼけ」とする場合が多い。またぼけの発生についてのメカニズムも複雑であり、単に絞り値が小さいからといってすべてのレンズが美しいぼけを表現できるとは限らない。今回はそれらの現象を実際に目視できるよう、描写テストを実施。絞りにより変化するぼけの様子や、レンズごとに異なるぼけのテイストを探ってみることにした。使用カメラはAPS-C機専用レンズ:D300S、フルサイズ対応レンズ:D700。絞り優先AEを使用し、1/3EVステップで、1クリックずつ絞り込みながら撮影した。
ひとくちでぼけを見るといっても、ぼけのどの部分を見ればいいのかベテランでも迷うことだろう。ぼけにはその描写性によってさまざまな尺度が存在。ぼけそのものの大きさから、ぼけの形や周囲とのなじみ方までが評価基準となる。ぼけについてはMTF特性図のように性能を示すグラフはないが、光学設計時にはぼけの良しあしを判断できる光路図があり、そのグラフを見れば専門家であればぼけの性質を理解できる。しかしこれらのデータはメーカー門外不出であり、われわれは実写画像からぼけの性質を読み解くしかない。以下はぼけを評価する上で代表的な項目であるが、これですべてが決定されるわけではない。あくまでぼけの良しあしを判断する上でのアウトラインであると理解されたい。なお、下にある画像は、左の画像の各番号部分を拡大したもの。
大きい
小さい
ぼけの大小を示す評価基準。特に大きさについての規定は存在しないが、ほかと比較する上で用いられる。絞り値と密接に関係しており、開放F値が小さいほどぼけの大きさは大きくなる傾向がある。背景に設置した点光源のぼけの大きさを比較対象物にするとわかりやすい。
柔らかい
硬い
ぼけの柔らかさとは、ぼけの描写がいかにソフトであるかを示す評価基準。ぼけの中心をピークとした場合、なだらかに周囲に溶け込むぼけが理想的といえる。ぼけのエッジに硬さがあるとざわついたイメージとなり、直線で構成される被写体では二線ぼけにつながりやすい。また絞りの形が出てしまうことも硬軟に影響する。
口径食が少ない
口径食が多い
口径食とは入射する光がレンズの鏡胴部などに遮られる現象であり、周辺光の現象を引き起こす。ぼけにおいては点光源のぼけが真円ではなくラグビーボール状にゆがむことから、イルミネーションの撮影や玉ぼけを生かす撮影でしばしば問題となる。程度の差こそあれ口径食は発生するが、いかに低レベルであるかがポイントだ。
※以下の作例は絞り開放から3クリックごとの画像を掲載しています。
※ニコンのカメラでは、マクロレンズ使用時のF値は撮影倍率によって変動する実効F値が表示されます。そのため、例えば開放値がF2.8のレンズであっても、開放時の値がF2.8よりも大きい場合があります。このような時も、絞り自体は物理的には開放になっているので、ぼけの描写には影響しません。
公開日: 2010年03月05日
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レンズの性格を表現する言葉として「ぼけ」はあまりにも有名だ。英語圏に住む海外のカメラファンの間でも、原語に近い発音である「Bokeh」という言葉が広く使われている。さてレンズにおけるぼけの定義にはさまざまな解釈があり、ぼけの感じ方も十人十色だ。光学的にはピントが合っている部分以外のすべての描写がぼけの対象となるが、一般的には主要被写体に対して最も大きくぼけている部分を「ぼけ」とする場合が多い。またぼけの発生についてのメカニズムも複雑であり、単に絞り値が小さいからといってすべてのレンズが美しいぼけを表現できるとは限らない。今回はそれらの現象を実際に目視できるよう、描写テストを実施。絞りによって変化するぼけの様子や、レンズごとに異なるぼけのテイストを探ってみることにした。使用カメラはAPS-C機専用レンズ:EOS 7D、フルサイズ対応レンズ:EOS 5D Mark II。絞り優先AEを使用し、1/3EVステップで、1クリックずつ絞り込みながら撮影した。
ひとくちでぼけを見るといっても、ぼけのどの部分を見ればいいのかベテランでも迷うことだろう。ぼけにはその描写性によってさまざまな尺度が存在。ぼけそのものの大きさから、ぼけの形や周囲とのなじみ方までが評価基準となる。ぼけについてはMTF特性図のように性能を示すグラフはないが、光学設計時にはぼけの良しあしを判断できる光路図があり、そのグラフを見れば専門家であればぼけの性質を理解できる。しかしこれらのデータはメーカー門外不出であり、われわれは実写画像からぼけの性質を読み解くしかない。以下はぼけを評価する上で代表的な項目であるが、これですべてが決定されるわけではない。あくまでぼけの良しあしを判断する上でのアウトラインであると理解されたい。なお、下にある画像は、左の画像の各番号部分を拡大したもの。
大きい
小さい
ぼけの大小を示す評価基準。特に大きさについての規定は存在しないが、ほかと比較する上で用いられる。絞り値と密接に関係しており、開放F値が小さいほどぼけの大きさは大きくなる傾向がある。背景に設置した点光源のぼけの大きさを比較対象物にするとわかりやすい。
柔らかい
硬い
ぼけの柔らかさとは、ぼけの描写がいかにソフトであるかを示す評価基準。ぼけの中心をピークとした場合、なだらかに周囲に溶け込むぼけが理想的といえる。ぼけのエッジに硬さがあるとざわついたイメージとなり、直線で構成される被写体では二線ぼけにつながりやすい。また絞りの形が出てしまうことも硬軟に影響する。
口径食が少ない
口径食が多い
口径食とは入射する光がレンズの鏡胴部などに遮られる現象であり、周辺光の現象を引き起こす。ぼけにおいては点光源のぼけが真円ではなくラグビーボール状にゆがむことから、イルミネーションの撮影や玉ぼけを生かす撮影でしばしば問題となる。程度の差こそあれ口径食は発生するが、いかに低レベルであるかがポイントだ。
※以下の作例は絞り開放から3クリックごとの画像を掲載しています。
公開日: 2009年10月02日
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シグマがいつかは作りたかったという50mm。MACRO 50mm、APS-C用の標準レンズ30mmを経て、ついにフルサイズ用を発売。こだわりの逸品である。
シグマから50mm F1.4 EX DG HSMが発売された。50mm F1.4といえば、かつては標準レンズの王道であり、一眼レフを買ったひとが最初に手にするレンズとして全盛を誇った時代があったわけだが、それは20年以上も昔の話。いまや一眼レフといっしょに最初に買うレンズは標準ズーム、もしくは高倍率ズームが圧倒的多数なのはご存じのとおりだ。そんな状況にともなって単焦点標準レンズである50mm F1.4の役割も20年前とは大きく変わってきていて、以前の「誰もが最初に手にする標準レンズ」から「表現するためにそろえておきたい大口径レンズ」というポジションにシフトしつつある。
というわけで、シグマ50mm F1.4 EX DG HSMである。従来からあるメーカー純正品の50mm F1.4との大きな違いは、シグマが最新の設計であることと、設計思想が大きく異なるということ。じつは、メーカー純正品の50mm F1.4はどれも設計があまり新しくない。なかにはマニュアルフォーカス時代の設計をそのままキャリーオーバーしてAF化したレンズもあったりと、基本設計が古いのだ。
また、実物を見ればわかるとおり、今回のシグマ50mmはかなり大きく重い作りになっている。たとえば50mm F1.4としては比較的大きめなキヤノンEF50mm F1.4 USMでさえフィルター径58mm、重さ290gなのに対して、シグマ50mmはフィルター径77mm、重さ505gと、圧倒的にビッグなのだ。
もちろん、これにはちゃんと理由がある。先に書いたとおり、メーカー純正品50mm F1.4は一眼レフボディとキットで買われる標準レンズという立場から、それほど高価にはできないし、大きさもあまり大きくはしにくいという事情があった。そのため、周辺光量や口径食などの光学性能面ではある程度妥協していたわけだ。これに対し、シグマ50mm F1.4には時代的にそういったキットレンズ的な配慮が不要であり、あくまでも光学性能最優先で作ることができ、結果的にメーカー純正品50mmよりも大きくなったというわけである。
実際に撮影してみると、恐ろしくクリアでヌケがいいことに驚く。今回はキヤノンマウントで試用したので、EF50mm F1.4 USMと撮り比べたのだが、逆光もしくは半逆光時の両者のクリアさの違いはファインダーをのぞいただけでわかるほど。また、周辺光量落ちはないわけではないのだが、50mm F1.4としてはきわめて少ないレベルに抑えられているのは大きな前玉のおかげだろう。輪郭線が強調されない自然なぼけ描写も美しく、たしかに光学性能は非常に高い。「もう50mm F1.4は持っているからなぁ」という人も多いだろうが、そんな人でもこのシグマ50mmはおおいに試してみる価値がある。きっと違いに驚くはずだ。


キヤノン EOS-1Ds MarkⅢ/絞り優先AE(F2、1/1,000秒)/ISO 100/WB:オート
メーカー純正品の50mm F1.4としては基本設計が比較的新しめのキヤノンEF50mm F1.4 USMと絞り開放、ほぼ最短撮影距離で撮り比べてみたが、半逆光状態ではごらんのとおりシグマのほうがフレアが圧倒的に少なくクリアな描写。これはコーティングの違いだろう。キヤノンのほうはぼけ部分のエッジが強調されるが、シグマにはそれがなく、ぼけ部の美しさはシグマのほうがいい。ピント合焦部分のシャープさもシグマのほうが高く、全体的に設計の新しさと大きさの違いが写りに表れているといえる

キヤノン EOS-1Ds MarkⅢ/絞り優先AE(F2、1/1,000秒)/ISO 100/WB:オート
画面周辺でも点光源の形状がラグビーボール状につぶれることはなく、丸さを保ったままなのはさすが。ぼけ味が自然なので、ついついアウトフォーカス部の多い構図で撮影したくなる
| レンズ構成 | 6群8枚 |
| 最短撮影距離 | 0.45m |
| フィルター径 | φ77mm |
| 大きさ | φ84.5(最大径)×68.2(長さ)mm |
| 重さ | 505g |
| 標準価格 | 63,000円 |
| 実勢価格 | 51,000円前後 |

コントラストカーブは絞り開放時の50mm F1.4としては異例にハイレベル。放射・同心円方向の曲線も比較的よく揃っており、ぼけの自然さがうかがえる
デジタルカメラマガジン2008年8月号掲載
リンク先:Yahoo!オークション
リンク先:Amazon.co.jp
| 1 位 |
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シグマ SD1 平均解像度:3,788本 |
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| 2 位 |
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ニコン D3X 平均解像度:3,643本 |
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| 3 位 |
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キヤノン EOS 5D Mark II 平均解像度:3,366本 |
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| 4 位 |
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キヤノン EOS-1Ds Mark III 平均解像度:3,251本 |
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| 5 位 |
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ソニー α900 平均解像度:3,206本 |
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| 1 位 |
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オリンパス オリンパス・ペン Lite E-PL2 合計ダイナミックレンジ:9.8段 |
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| 1 位 |
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オリンパス オリンパス・ペン Lite E-PL1s 合計ダイナミックレンジ:9.8段 |
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| 3 位 |
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キヤノン EOS-1Ds Mark III 合計ダイナミックレンジ:9.6段 |
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| 3 位 |
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シグマ SD14 合計ダイナミックレンジ:9.6段 |
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| 3 位 |
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ソニー α300 合計ダイナミックレンジ:9.6段 |
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| 1 位 |
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オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 BxU 0.81/9mm/F4.0 |
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| 2 位 |
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オリンパス ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro BxU 0.91/50mm/F4.0 |
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| 3 位 |
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オリンパス ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD BxU 0.95/80mm/F5.6 |
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| 4 位 |
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オリンパス ZUIKO DIGITAL ED 90-250mm F2.8 BxU 0.96/100mm/F5.6 |
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| 5 位 |
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オリンパス ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0 BxU 0.98/150mm/F4.0 |
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| 5 位 |
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オリンパス ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0 BxU 0.98/80mm/F4.0 |
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