AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO:タムロン(tamron)

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TAMRON タムロン AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO

高倍率ズームとは思えない緻密な描写性能。シャープな画質と脅威の手ぶれ補正精度。すべてを備えた高倍率ズーム 

公開日: 2009年09月24日

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TAMRON タムロン AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO

公開日: 2009年09月24日

キヤノン EOS 5D

高倍率ズームとは思えない緻密な描写性能
シャープな画質と脅威の手ぶれ補正精度
すべてを備えた高倍率ズーム

待ちに待った、タムロン初の手ぶれ補正機構内蔵レンズが発売された。フルサイズでも使える、広角端28mmの高倍率ズームだ。このレンズをEOS 5Dに装着し、描写能力を余すところなく検証する。

レポート:河田一規
モデル:岸本千尋(オスカープロモーション)

 

手ぶれ補正機構搭載の高倍率ズームとしてはかなり軽量

 タムロンとしては初の手ぶれ補正機構(VC)内蔵レンズとなる、AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(以下、28-300mmVC)が発売された。すでにPMA2007などでも発表されていたレンズなので、心待ちにしていたユーザーも多いことだろう。
 ユニークなのは、APS-Cサイズ撮像素子を搭載するデジタル一眼レフ専用ではなく、35mm判フィルムおよびフルサイズのデジタル一眼レフでも使える仕様になっていること。最近はAPS-Cフォーマットのデジタル一眼レフが花盛りということもあって、ニコンやシグマからAPS-Cフォーマット専用の手ぶれ補正機構付き高倍率ズームが登場して好評を博しているが、タムロンはあえてフィルム&フルサイズ対応とすることで、まだまだ愛用者の多いフィルム一眼レフユーザーの期待に応えたかたちだ。また、ニコンがD3でついにフルサイズ化を果たしたこともあり、「今後はフルサイズのデジタル一眼レフが増えるはず!」と読んだのかもしれない。もちろん、フルサイズ対応ということはAPS-Cフォーマットのデジタル一眼レフにも使用できるわけで、その場合はおよそ42-450mm相当(ニコンの場合)の望遠ズームとして使用可能だ。広角域を補う広角ズームを別途用意すれば、APS-Cフォーマットのデジタル一眼レフユーザーにとっても十分に実用的な一本となり得るわけだ。
 実際に28-300mmVCを手にしてみると、同社から継続して発売されている手ぶれ補正機構のないAF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACROに比べて、ひと回りほど大きく、重量もわずかに増えている。しかし、手ぶれ補正機構を内蔵したわりには絶対的に小型軽量で、持ち出しやすいサイズは極力キープされているといえるだろう。ちなみに、28-300mmクラスのフルサイズ対応高倍率ズームで、手ぶれ補正機構を内蔵しているレンズといえば、キヤノンのEF28-300mm F3.5-5.6L IS USMがすでにあるが、その重さは1,670gと超ド級。それに対し、タムロンの28-300mmVCはわずか555gしかないのだ。製品コンセプトがあまりにも異なるので、この2本を重さだけで比べてしまうのはちょっと乱暴だが、28-300mmVCはスペックのわりにかなり小型軽量ということがわかる。
 手ぶれ補正については、正直、同社初ということで、最初はあまり大きな期待をしていなかったのだが、ファインダー像の安定ぐあいは、先行する他社製の手ぶれ補正機構内蔵レンズに勝る勢いで、非常に安定したファインダー像を確認しつつ撮影することができた。この安定したファインダー像を見ただけでも「効いてるなぁ~」と感じたが、撮影結果も上々で、焦点距離300mmで比較的至近距離の撮影でも、1/50秒のシャッター速度でおよそ56%程度の成功 率(テスター3人の平均値)を得ることができた。同条件の手ぶれ補正機構オフでの成功率は16%程度だから、手ぶれ補正の効果はかなり信頼できるといえそうだ。
 肝心の描写性能に関してもなかなか良好で、どの焦点距離でも解像感の高いシャープな撮影が可能であった。実は、フルサイズ一眼レフで28-300mmクラスの高倍率ズームを使うのは久しぶりなのだが、「あれ、28-300mmってこんなに画質がよかったっけ?」と思ったほど。もしかすると手ぶれ補正の光学系を入れるために鏡胴を太くしたことで、パワーのあるレンズを使うことができ、それが画質向上に貢献しているのかもしれない。
 フルサイズのデジタル一眼レフユーザー、あるいはフィルム一眼レフとデジタル一眼レフを併用するユーザーにとって、なかなか魅力的な高倍率ズームの登場である。

AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACROと同XR Di LD Aspherical [IF] MACROのサイズ比較(キヤノン用)

AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(手ぶれ補正機構付き) AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO(手ぶれ補正機構なし)
AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(手ぶれ補正機構付き) AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO(手ぶれ補正機構なし)

手ぶれ補正機構が搭載されていない28-300mmからの重量増は、約135gに抑えられている。フィルター径は、62mmから67mmへとわずかにサイズアップした(写真上、右が28-300mmVC)。イメージサークルを広くする必要がある手ぶれ補正機構を搭載したわりには、小型軽量といえるだろう

撮影:キヤノン EOS 5D/絞り優先AE(F10、1/500秒)/ISO 200/WB:オート

キヤノン EOS 5D/絞り優先AE(F10、1/500秒)/ISO 200/WB:オート
画像周辺でわずかに線がにじむ傾向があるようだが、その程度は軽微。当日は軽く霞がかかった条件だったが、それでもこれだけ解像しているのは立派だ

撮影:キヤノン EOS 5D/絞り優先AE(F3.5、1/10秒)/露出補正:-0.7EV/ISO 250/WB:オート
キヤノン EOS 5D/絞り優先AE(F3.5、1/10秒)/露出補正:-0.7EV/ISO 250/WB:オート
焦点距離33mmで撮影。かなり暗い条件だったが、このくらいの広角域なら1/10秒でも手ぶれする確率は低い。手ぶれ補正機能のおかげで、ISO感度のアップも最低限ですむ
撮影:キヤノン EOS 5D/絞り優先AE(F5.6、1/25秒)/ISO 400/WB:オート
キヤノン EOS 5D/絞り優先AE(F5.6、1/25秒)/ISO 400/WB:オート
ある程度の被写界深度がほしかったのでF5.6まで絞り込んでいるが、周辺部でも流れなどはなく良好な画質。高倍率ズームとは思えないほど線の細かいシャープな描写だ

撮影:キヤノン EOS 5D/絞り優先AE(F6.3、1/160秒)/露出補正:+0.3EV/ISO 250/WB:オート

キヤノン EOS 5D/絞り優先AE(F6.3、1/160秒)/露出補正:+0.3EV/ISO 250/WB:オート
背景のぼけ味はご覧のとおり。ぼかす対象物にもよるが、二線ぼけ傾向も少なく、高倍率ズームとしては自然なぼけ方だ。わずかに絞ったが、ピントは非常にシャープである

レンズ構成図

レンズ構成図

スペック

レンズ構成 13群18枚
最短撮影距離 0.49m
フィルター径 φ67mm
大きさ φ78.1(最大径)×99(長さ)mm
重さ 555g
標準価格 84,000円
実勢価格 69,800円前後

※長さと重さはニコン用の数値

 

手ぶれ補正機構(VC)オン/オフでの手ぶれ比較

1/100秒 1/50秒
A B C A B C
VCオフ 4/10 3/10 6/10 1/10 1/10 3/10
VCオン 7/10 8/10 9/10 4/10 6/10 7/10

3mの距離から同一被写体をVCオン/オフで10カット撮影し、手ぶれしていない画像をカウント。焦点距離は300mm。テスターは3人(A、B、C)で、シャッター速度は1/100秒と1/50秒で検証したが、手ぶれ補正の効果は非常に高い。1/50秒でも半分は成功する

デジタルカメラマガジン2008年1月号掲載

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この記事のURL:http://ganref.jp/items/lens/tamron/364#imp_321


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