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OM-D E-M1 Mark II 撮影会 ⑨プロ用カメラとしての熟成を期待

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投稿日:2017/03/31

レビューした機材・用品 オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
先日、千葉市動物公園にてganrefさん主催のオリンパス OM-D E-M1 Mark IIを体感する動物園スナップ撮影会が開催され、行ってきました。
プロフェッショナルメンバーでもある藤井智弘先生の指導を受けながら、座学、講評会を行いました。
前回に続き、E-M1 Mark IIを持ち出しての動物園撮影を通じ、座学編で学んだことを中心に使い心地を試してきましたので、レビューしていきたいと思います。

今回で最後のレビューとなります。
最後のレビューとして取り上げたいテーマは「ISO LOW(ISO64相当)に対応」と「複雑怪奇なUI?」です。

駆け巡る野生

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カメラ:
オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
レンズ:
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
焦点距離:
150.0 mm
フラッシュ:
On Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/10秒
絞り数値:
F18.0
露光補正量:
-1EV
ISO感度:
64
ホワイトバランス:
Auto


今回、天気は良かったものの動物園ということもありそこまでのピーカンでもなく、ベース感度のISO200でも十分だったのですが、上の写真のように流し撮りをしたい場合にはどうしてもISO200ではシャッタースピードが速くなりすぎてしまいます。

そこで活躍するのがISO LOWモードです。

E-M1(初代機)やE-M5 Mark IIではISO LOWがISO100相当だったらしいですが、さらに幅広い撮影シーンに対応すべく、ISO64相当にしたとのこと。
お蔭で、上の写真も、ISO LOWにした上で絞りもF18 という完全に絞りすぎではありますが、なんとか迫力のある流し撮りを撮ることができました。

以下の写真も、レンズはそれぞれ異なりますが、全てISO LOWで撮った写真たちです。

アップロード画像

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カメラ:
オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
焦点距離:
12.0 mm
フラッシュ:
On Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/320秒
絞り数値:
F2.8
露光補正量:
-0.3EV
ISO感度:
64
ホワイトバランス:
Auto


ちなみにあくまでISO LOWは「拡張感度」なので、画質は普通に考えればベース感度のISO200と比べて落ちるはずです。
実際、例えばキヤノンとかの場合はISO100がベース感度で、拡張感度としてISO50というのも設定はできるものの、内部的にはセンサー上ではなく、ソフトウェア的に擬似的に増感の逆、すなわち減感させているだけなのでダイナミックレンジがその分狭くなり、すぐに白飛びするようになってしまうなど、実用上はあまり使えないという落とし穴が…

という先入観があったのですが実際使ってみると、

「あれ…良いぞ!?」

と、これまたその日何回目になるかも早わからないくらいの驚きが(笑

アップロード画像

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カメラ:
オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
焦点距離:
150.0 mm
フラッシュ:
On Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/250秒
絞り数値:
F2.8
露光補正量:
-0.7EV
ISO感度:
64
ホワイトバランス:
Auto


内部処理をどのように行っているかは聞けませんでしたが、拡張感度であるはずのISO64を使っても、それほど大きく画質が破たんした感じをうけませんでした。
もしかしたらそれほどたくさんの枚数を撮っていないから…ということも考えられますが、ここで紹介している写真を見てもそんなに破綻してないことはお分かりいただけるのではないでしょうか。

アップロード画像

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カメラ:
オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
焦点距離:
25.0 mm
フラッシュ:
On Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/5000秒
絞り数値:
F1.2
露光補正量:
+0.7EV
ISO感度:
64
ホワイトバランス:
Auto


流し撮り以外でも、上の写真のように日向の太陽ばっちり当たっちゃっているような場面で、大口径レンズで絞りを開けて撮ろうとすると、ISO200ではシャッター速度1/8000秒でも全然足りないので、ISO64があったからこそ撮れた1枚と言えそうです。


最後になりますが、今回E-M1 Mark IIというカメラの常識を覆すような素晴らしいカメラを開発されたことに敬意を表するとともに、Mark IIIでは更なる進化を期待したいと思います。
私がたんに使い慣れていないだけかもしれませんが、E-M1 Mark IIはその余りにも膨大な機能のため、若干設定方法が分からない部分や、お目当ての機能がどこにあるのか探し当てるのに時間がかかったり、結局わからなかったことがいくつかありました。

背面液晶のタッチAFであったり、細かい操作性やUIについてはどうしてもキヤノンのようないわゆる伝統のカメラメーカーが非常に強い部分だと思っています。というかもはやプロ以外の方へのキヤノンの訴求ポイントがそれくらいしか思いつかないレベル(^^;

なので、尖った機能の開発ももちろん重要ですが、それと同じくらいその辺りの「痒いところに手が届く」カメラマンにとって使い心地のよい機能やハードのデザイン、及び設定の際のUI構成について、オリンパスを昔から使い続けている方にはもしかしたら迷惑な話かもしれませんが、これだけ機能が増えた今だからこそ改めて初心に帰って一度ゼロベースで見直してみるのもありかな、なんて思ったりしています。

いずれにしても、E-M1 Mark IIは、ミラーレスカメラで最初にキヤノン・ニコンに匹敵するプロ機を次に作るのはソニーさんかと思っていたら、全然オリンパスさんでした、というほどの衝撃を受けた機種でした。
ソニーさんはまだコンティニュアスAFの精度というかアルゴリズムが洗練されていないイメージです。。と言ってもニコンさんもキヤノンに追いついたのはやっと最近ではあったりしますが。

ぜひマイクロフォーサーズという規格の更なる発展と、プロ用ミラーレスカメラという1つのジャンルの礎を築いていただければ…という大いなる期待と共にレビューも締めさせていただきたいと思います。

改めてオリンパスさん、そして本企画を主催してくれたganrefさん、ありがとうございました!!

そして本日も長文お読みいただき、ありがとうございました♪

======================

OM-D E-M1 Mark II 撮影会
http://ganref.jp/common/special/olympus1702/review.html


■OM-D E-M1 Mark II 撮影会まとめ
(1)OM-D E-M1 Mark II 撮影会 ①組み写真を作ってみました
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/14680

(2)OM-D E-M1 Mark II 撮影会 ②座学(1)
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/14681

(3)OM-D E-M1 Mark II 撮影会 ②座学(2)
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/14682

(4)OM-D E-M1 Mark II 撮影会 ②座学(3)
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/14705

(5)OM-D E-M1 Mark II 撮影会 ③おみやげ
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/14714

(6)OM-D E-M1 Mark II 撮影会 ④組み写真を作ってみました(2)
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/14762

(7)今年のカメラグランプリはこの機種に間違いなし!?
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/10910

(8)オリンパスが育て上げたマイクロフォーサーズという奇跡
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/10911

(9)OM-D E-M1 Mark II 撮影会 ⑦驚異的な5軸シンクロ手ぶれ補正
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/10912

(10)OM-D E-M1 Mark II 撮影会 ⑧一瞬の表情も逃さないぞ!
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/10913

(11)OM-D E-M1 Mark II 撮影会 ⑨プロ用カメラとしての熟成を期待
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/10917

コメント(1,000文字以内)

8件中 1〜8件目

ゆう
>藤井先生
作例までいただき、ありがとうございます!
こう見るとはっきりとダイナミックレンジの違いが分かりますね!

2017年04月09日 11:48

藤井智弘
ISO200とISO64の違いをアップしたので、ご覧になってみてください。
http://ganref.jp/m/fujiitomohiro/reviews_and_diaries/review/10928

変わらないようで、よく見るとやはりISO200の方が階調が豊かですよね。
これは他のメーカーでも同じはずです。
そうでないと、拡張にする意味がありませんよね。

2017年04月09日 00:15

ゆう
>marujamさん
本当に良いカメラです…本当に(汗

>river☆woodさん
個人的なこだわりで、お目汚し失礼しましたm(_ _)m

>藤井先生
ISO64だとやはりダイナミックレンジが多少狭くなるんですね。恐らくそうだと思って撮っていたんですが、キヤノンさんのそれほど実感できなかったのでどうなってるんだろう…?と思っていた次第ですが、この辺の味付けも含めてオリンパスさんの技術力でしょうか。

2017年04月08日 17:04

藤井智弘
大口径レンズの絞り開放や、明るい場所でのスローシャッターにISO64は便利ですよね。
ISO200と比べると、ダイナミックレンジはやや狭くなりますが、それでも実用になる写りだと思います。

これからも、楽しく写真を撮ってください!

2017年04月08日 13:33

river☆wood
なんでメーカーに”さん”付けするのか分からない。


2017年03月31日 23:03

marujam
いいカメラですね。

2017年03月31日 19:30

ゆう
>ほりい しげるさん
確かにカスタムモード!
一眼レフでもなかなか使いこなせていないモードだったりしますが、とっさの判断で大幅に設定を変えたいことはままあるので、そういう時こそ使うべきですよね(^^

2017年03月31日 16:00

ほりい しげる
色んなボタンが出来て便利になりましたが、うっかり設定を変えたまま撮影してしまうことを避けるには、カスタムモードが良いようですね。スーパーコンパネも欠かせない武器ですね。

2017年03月31日 10:43

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