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夜の蛍のマクロ撮り

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投稿日:2017/06/15

こんにちは~、またまた蛍ネタで恐縮です(笑)
広角や標準域での蛍撮影だけでは物足りなくなり、というより、彼らの息遣いをもっと肌で感じたいと思い始め、非常に難しいマクロ撮影をやってみることにしました。

もう、こういう蛍シーンは撮り飽きたし、見飽きました。。。
アップロード画像

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カメラ:
ニコン D500
焦点距離:
10.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
30秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-0.7EV
ISO感度:
1000
ホワイトバランス:
Auto



日中の、豊富な光の下での撮影とは違い、蛍は夜での撮影となります。
夜の蛍は、昼間とは違いじっとしていません。
草に止まっているように見えて、微妙に動いているんです。
そしてこの時期の夜は風もあり、撮影条件としてかなり厳しくなります。


まず蛍の習性を知ることから始まります。
ゲンジボタルやヘイケボタルは主にオスが飛びます。草陰で待機するメスを目指して舞うのです。実際に蛍の飛翔をご覧になられた方ならご存知かと思いますが、ひときわ明るい光を放っているのがオスです。発光体が1節のメスに対し、オスは2節あります。体は雌に比べて3/2くらいの大きさですが、明るさはオスのほうが上です。

待機しているメスに多数のオスが争奪するシーンです。
羽を広げ威嚇するオスの迫力に他のオスが花から落ちてゆく様子を切り取ることができました。
高感度性能と連写性能が優れたカメラがあれば、タイミングさえ合えば美しく切り取ることができます。自分の場合はNikonD500を使用しています。
アップロード画像

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カメラ:
ニコン D500
焦点距離:
90.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/400秒
絞り数値:
F5.0
露光補正量:
-2.7EV
ISO感度:
16000
ホワイトバランス:
Auto


夜はバックの明かりも素敵な演出をしてくれます。
望遠マクロで背景の光を大きくぼかして、幻想的に切り取っています。
暗い中でのピント合わせはマニュアルフォーカスでのヤマ勘に頼る場合が多いです。
アップロード画像

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カメラ:
ニコン D500
焦点距離:
180.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
0.8秒
絞り数値:
F3.8
ISO感度:
1000
ホワイトバランス:
Manual


メスがじっとしているシーンを見つけること。そうすればいずれオスがやってきます。その瞬間をただひたすら待つことが必要です(真っ暗闇の中、一人でカメラの前でじっとしている姿は誰にも見られたくないものですが、笑)
アップロード画像

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カメラ:
ニコン D500
焦点距離:
90.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/320秒
絞り数値:
F4.0
ISO感度:
20000
ホワイトバランス:
Auto


感度を上げても暗闇の中ではシャッタースピードが思うように稼げません。そんな時に役立つのLEDライトです。
今回アップした、飛翔の瞬間のシーンでは真上からLEDを照射しています。すべて右手を伸ばして照らしていますが、余裕があれば上からぶら下げる簡易的な装置を作ると便利かもしれません(来年はそうしよう。。。)
マクロは被写体との距離が近ければ近いほどピントがシビアになります。絞り込んで深度に余裕を持たせたいところですが、なにせ暗いためそうもいきません。ファインダーあるいは背面モニターでしっかりとピントを出すことが肝要かと思います。高感度によるディテールの崩れもあるため、なおさらシビアにピントを決めましょう!
アップロード画像

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カメラ:
ニコン D500
焦点距離:
100.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/250秒
絞り数値:
F2.0
露光補正量:
-2.7EV
ISO感度:
20000
ホワイトバランス:
Manual


梅雨時の水辺を美しく舞う蛍。これまではその光の流れだけにしか目を向けませんでしたが、彼らがどんな表情で、どのような行動をとっているのか、今年のマクロ撮影で存分に見ることができました。
皆さんもご自身が”見てみたい!世界を探求されると、表現の幅がぐーっと広がると思います。既成概念にとらわれない表現、これが大切ですね。

コメント(1,000文字以内)

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ほりい しげる
距離目盛りが細かく刻まれたオールドレンズが活躍する場面もありますね。

2017年06月16日 10:56

アクシオ
ホタルの撮影の前に生体の勉強から入るんですね。
行き当たりばったりでの撮影ばかりの私には、撮影ができないのは当たり前ですね。
ピントと露出、厳しいですね。

2017年06月15日 22:16

パプ
違反ですよ!!
もはやアマの域を脱してます(笑´∀`)

2017年06月15日 22:04

H.Urabe
生き物を撮っていると知らず知らずに細かな生態を観察していることになります。細かなことを知ることによって、さらにまた撮る側の気持ちも変わりますね。カワセミを撮っていて、よく感じますね。

2017年06月15日 20:33

gotomoon
いつもながら力強いお言葉、到底真似はできませんが
励まされます(*^-^*)

2017年06月15日 19:29

彩璃
要のピントがむつかしそうですね。
とても参考になりました!

2017年06月15日 18:00

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