Please wait... loading

注目製品レビュー イルフォード ファインアートメディア編<7>

現在表示しているページ
ホーム > Akihisa Onoさんのページ > 機材レビュー・撮影記一覧 > 2017年3月 > 注目製品レビュー イルフォード ファインアートメディア編<7>

投稿日:2017/03/23

<メディアの違いによるモノクロプリント>

イルフォード・レビューの最終回は、モノクロ画像によるメディア表現の差を見てみます。
前回、「和紙 鳥の子」ではセピア色にプリントされたことをお伝えしましたが、キャリブレーション用にサンプルペーパーを使い切ってしまったため、残念ながらこの紙でモノクロをもう一度プリントすることができませんでした。

今回は、4種類のペーパーのうち
「ギャラリー・プレステージ ゴールドモノシルク」と「ギャラリー・プレステージ ファインアートスムース200」を比較してみます。

イルフォードのホームページには下記のとおり商品説明がされていて、ゴールドモノシルクに対する自信のほどが伺えます。

【ゴールドモノシルク】
銀塩モノクロプリントを愛する皆様にも十分納得いただけるプリント作成に、もう暗室は必要ありません。イルフォード ギャラリー ゴールドモノシルクは暗室でプリントされたモノクロ写真を彷彿とさせるモノクロプリント用インクジェットメディアです。
ILFORD独自のナノポーラスコーティングテクノロジーによりシャドー部とハイライト部のコントラスト及びグラデーションが非常に滑らかに表現されます。またインクジェットメディアとして極めて高いDmax値と鮮やかな白地により、非常に深く豊かな黒と明るい白を表現することができます。
シートとロール製品をご用意しており、顔料インク、染料インクのどちらにも優れた適合性があります。
http://www.ilford.co.jp/product/galerie/product_galerie3.html

【ファインアートスムース】
ギャラリー プレステージ ファインアートスムース200は、αセルロースベースで200gsmのウォームトーンマットペーパーです。
色再現性に優れ、滑らかなマット面質は被写体を選ばず、モノクロ・カラ―いずれでも素晴らしい作品を仕上げる事ができます。
100%アシッドフリー(無酸紙)で耐久性にも優れています。
http://www.ilford.co.jp/product/galerie/product_galerie31.html


さて、プリントの結果は…

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
富士フイルム FUJIFILM X-Pro2
焦点距離:
35.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/40秒
絞り数値:
F8.0
ISO感度:
2500
ホワイトバランス:
Auto


上がファインアートスムース、下がゴールドモノシルクとなります。

カラーキャリブレーションはしていませんので、それぞれマット紙・光沢紙を選んでプリントしました。
ゴールドモノシルクは寒色系、ファインアートスムースは暖色系のモノクロになりました。

ゴールドモノシルクの表現力はさすがです。
拡大して見てみてください。手持ちで撮っているのでベストではありませんが、表面のきらめき具合も確認できると思います。
それでありながら、やや明るめのトーンに対してこの深みと階調。これが深い闇のようなダークトーンだとどのように表現されるのか、とても興味をそそられました。一度試してみたいと思います。

一方のファインアートスムース。こちらもとても気に入りました。
光を吸い込むような、と言ったら良いでしょうか。引き込まれるような繊細な表現は、とても好きです。
ゴールドモノシルクに引けを取らない、良い紙だと思いました。

フラッグシップのゴールドファイバーシルクは、カラーはもちろん、光沢系ながらも深いモノクロ表現力を持っていますが、モノクロだとさらに、この2種類プラス和紙 鳥の子で四者四様の表現が楽しめそうで、大いに悩みそうです。(もっともゴールドファイバーシルクは顔料インクのみなので、今の自宅のプリンターではプリントできませんが)

さて、今回のレビューはここで終了としたいと思います。
私は、富士フイルムのカメラをメインに使っていることもあって、インクジェットだと画彩Proという超光沢系、A3サイズ以上だとプロラボで銀塩プリントのクリスタルプリントを使用するのですが、今回のこのレビューのおかげで、インクジェットプリントでの紙の使い分けももっと試してみたいと思うようになりました。

最後になりましたが、今回の企画でお世話になりましたイルフォード様、GANREF編集部様、エプソン様、そして、レビュー記事をお読みいただいたり、展示会場に足を運んでいただいたGANREFメンバーや皆様方に御礼申し上げます。
特に、イルフォードの高栁取締役には、プリント体験会や展示会場で色々なお話を伺ったりアドバイスをいただきましたこと、この場を借りまして改めて御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。



**************************************************************************************
注目製品レビュー イルフォード ファインアートメディア編
http://ganref.jp/common/monitor/jetgraph/ilford1702/
**************************************************************************************

コメント(1,000文字以内)

3件中 1〜3件目

kazuleo
私もファインアートスムースの色調が好みです。自分の好きな紙に合わせて作品を撮るようにしないといけませんね。やはりそのためには、プリンターが。。。宝くじを買おう!

お疲れさまでした〜

2017年03月25日 00:30

円山貫
どちらの用紙も、染料プリンタでも、とてもいいですね。
ファインアートスムーズは、常備品になりそうです。
また、ゴールドモノシルクが、とてもいい感じで、常備品にするかどうか検討中です。

というわけで、レビューお疲れ様でした。
(私も、書かなきゃ、、)

2017年03月24日 20:33

れんず
レビューおつかれさまでした!
いい紙はいいですね!

2017年03月24日 19:10

3件中 1〜3件目

TOP OF GOLD

Akihisa Ono

GANREF Point
685030
メインカメラ
FUJIFILM X-Pro2

プロフィール

蛍、風景、スナップを中心に活動しています。 ☆Xシリーズ写真展 参加...

↑ページの先頭へ