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岡本洋子先生の三脚撮影術セミナー

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投稿日:2010/01/19

撮影期間 2010年01月16日 ~ 2010年01月16日
使用した機材 キヤノン IXY DIGITAL 900 IS
キヤノン EOS 5D Mark II
水仙
カメラ:
キヤノン EOS 5D Mark II
レンズ:
キヤノン EF70-200mm F4L IS USM
焦点距離:
200.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
シャッタースピード:
1/1000秒
絞り数値:
F4.0
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Manual




『デジタルカメラマガジン』主催の三脚撮影術セミナーに参加してきました。

講師は岡本洋子先生。
三脚の基本的な使い方から、
被写体ごとの三脚の機能を活かした撮影術までを伝授。

デジタルカメラマガジンとSLIKの共同開発
超軽量・コンパクトなカーボン三脚
m.AIR Pro(モバイルエアープロ)も体験できる。
http://ganref.jp/common/special/tripod1001/

私のメインの被写体はきのこ。
森の中では必然的にスローシャッター、三脚は必需品!
今回の講座は、いろいろとためになりそう!
速攻で応募。

講座の前日、突然、ケイタイに連絡が。
参加者の欠員で補欠当選。
やったぁ~!

***** 神代植物公園 **********

私の住む流山からだと、
開催場所の神代植物公園はけっこう遠い。
3回電車を乗り換えて、京王線の調布駅からはバスだ。

集まった参加者は10名。
そのうち女性は2名。遠くからは静岡県の方も。

みんなはどんな三脚を使っているのだろう?興味津々。
一番ごっつい三脚は、女性である岡本先生。
流石です!

一番しょぼいのは、ハッセル&デジタルバックの方。
角アルミのその三脚は私も使ったことある。
数年でがたがたになってしまったやつだ。
普段はハッセルを手持ち、三脚はストロボ用とのこと。

ちなみに私は、GITZOの4段エクスプローラー。
5年ほど前、予約して発売開始と同時に購入。
ローアングル用としては、すばらしい能力を発揮する。

***** 岡本先生のレクチャー開始 *****

三脚のメリットはいろいろある。
手ぶれを防いでシャープな写真。
手ぶれ限界のシャッター速度は1/レンズの焦点距離。
例えば、50mmレンズなら1/50秒。

特にマクロ撮影はぶれやすい。
望遠レンズ、絞り込んでパンフォーカス、夜景や花火、
天体などの暗い場所での撮影、などに威力を発揮する。

積極的にスローシャッターを使い、
滝の流れや、水面に浮く花びらで水の流れなど、
肉眼では見えない世界を表現。

私は、きのこ撮影で三脚を使うけど、
表現の可能性を求めて三脚を使用したことはない。
三脚だからこそ表現できる写真を、撮ってみたいと思った!

***** 自分にあった三脚 **********

機材にあったものを!
軽すぎたり、低すぎたりしてはだめ。
カメラを取り付けて、目の高さまでくるのが基本。
体力と相談しながら、がっちりしたものを選ぼう!

軽いとだめというのは経験がある。
きのこは落ち葉の上で三脚をたてるのだが、
落ち葉がふかふかだと、カメラをさわるたびに、
アングルがかわってしまい、イライラ。

三脚の素材はカーボン、鉄、アルミなど。
価格は高いがカーボンは、軽くてお勧め。
寒いときも、金属製より冷たいおもいをしない。
雨で使ったあと、脚がはりついて伸びなくなることがあるらしい。
濡らしてしまったら、脚をのばして乾かしておこう。

自由雲台は、軽量コンパクト。
気軽にアングルをあわせられるが、
実は微調整するのは苦手。
油断すると、カメラが倒れるので注意。
ポートレート、スポーツ向き。

2way雲台や3way雲台は、大きくて重い。
特に3way雲台は、カメラの水平、垂直、傾きを
別々に微調整できる優れもの。
風景や望遠撮影向き。

***** 三脚を正しく使う **********

脚は広げてから伸ばすより、
伸ばしてから広げたほうが楽ちん。
太い方を優先的に使う。
脚の位置は前方に1本、後方に2本。
逆にすると、手前の脚が邪魔になる。
特に男性は危険なことも???

脚がしっかり開いていることを確認したら、
手で下方向に押して、三脚が沈み込まないか確認。
エレベーターは伸ばさないのが基本。
微調整に使うだけ。

カメラを雲台にとりつけるときは、
いったん、雲台を縦にしてからだと、
ネジがよく見えて簡単。

クイックシューは、ネジがゆるんで、
セッティングが台無しになることがあるので注意。

とにかく、全てのネジをしっかりしめること!

花火とか、カメラを上に向けたいときは裏技が!
雲台のパン棒を後ろではなく前に向けてカメラをセット。
こうすると、カメラを高い位置に向けることができるのだ。

三脚は素早くセットすることも重要。
シャッターチャンスに強くなる。

先生が助手をしていた時代には、
時間を計って、練習したとのこと。

撮影は必ずレリーズを使う。
ない場合は、セルフタイマーで!
セルフタイマーは2秒設定がお勧め。

止むを得ず、
カメラを三脚につけたまま移動するときは、
脚を伸ばしたままは、絶対にやめよう。
人や物にぶつかって危ない。

面倒でも脚をたたんでから。
カメラは真上にして三脚をもつ。
斜めにするとカメラが倒れ込んだりすることが。

興味深いお話を聞いていたが、
さすがにじっとしていると体が冷えてきた。

***** 実践開始 **********

ちょうど蝋梅が見ごろ。
気のはやい梅も、少しだけ咲いてた。
足元にはスイセンが。
歩道の向こうには椿の花が。

さっそく岡本先生がパン棒の裏技をご披露。
青空バックのロウバイをねらう。
光に透けた黄色い花びらが素敵だ。

***** 最終試作品 **********

m.AIR Proの順番がまわってきた。
1号機と最終試作品の2台あり、
最終試作品は全高が10cmアップなどの改良が。

縮長が40cmなのでリュックに入ってしまう。
神代植物公園までは電車とバスを使ったが、
三脚は邪魔だなぁとつくづく思った。
リュックに入ればありがたい。

重さは1115g、私の三脚より700gほど軽い。
カメラ1台分の軽量化だ。

m.AIR Proを実際にさわってみると、しっかりした作り。
全ての脚のねじをゆるめて、脚を一気にのばしてみる。
軽くねじをまわしただけで、しっかり固定される。

いつまでねじをまわしても、閉まってるんだか、
開いてるんだかわからいなんてことがあるけど、
この三脚は、気持ちいいほどよくしまる。
力の弱い女性や子供にも使いやすいだろう。

今度は、脚を全てしまって、おもいっきり開脚。
ローボジションにしてみる。

センターポールの下半分を取り外す必要がある。
手袋のせいか、すべってしまいまわしづらかった。

センターポールの下側は、
地面の泥がつきやすいので注意が必要。
ねじ山に泥がつまってしまう。
一番重要なのは、取り外したセンターポールを忘れないこと。

最低地上高はなんと15cm。驚異的!
通常の三脚よりローアングルに強いのが魅力。
植物の撮影などには最適だ。

きのこの撮影は地面ぎりぎりから30cm程度までなので、
カバーしきれない領域もある。
脚を水平まで開いて使えると利用価値もアップしそう。

三脚の写真を撮っていると制限時間の15分に。
三脚で写真を撮れないままタイムアウト。

***** 1号機で撮影 **********

1号機は使ってもよいということで。
さっそくカメラをセット。

動画対応2ハンドル3ウエイ雲台「SH-736HD」は、
カメラを左右に動かす部分と、上下に動かす部分に、
オイルフリュード機構を搭載。

オイルフリュード機構の使い方を、
岡本先生に個人指導してもらった。
フリクションコントロールすることによって、
機材の重量に対応し、厳密な構図決定が簡単に。
これは便利!
大きなサイズの雲台にも搭載してほしい機構だ!

m.AIR Proは小っちゃくて、とりまわしが楽だ。
剛性感もあって、使っていてじつに気持ちがいい。

***** プレビューボタン **********

「お花の写真って、開放で撮っちゃう人多いけど、
 開放はソフトになって、それはそれでいいんだけれど・・・」

プレビューボタンの使い方を教わった。
もちろん、プレビューボタンの押し方くらい知っている。
でも、使ったことはなかった。

スイセンの花が2つ。
微妙に距離がちがうので、手前の花にしかピントがあわない。
プレビューボタンを押しながら、
両方の花にピントのあう絞りを決定していく。

絞り込んでいくと、シャッター速度はおそくなり、
三脚のありがたみも実感。

***** 玉ボケを作る裏技 **********

歩道の向こうにてかてかと光っている椿の葉っぱ。
これが、実にいい玉ボケになるという。

梅の花をのぞきながら、
背景に椿の葉っぱを入れてみる。
すごい! 玉ボケがたくさんできてきれい。

「それは入れすぎ!」

玉ボケは量や配置に気を配りながら撮影しないとだめ。
先生のファインダーをのぞかせてもらうと、
すばらしい世界がひろがっていた。

***** EF100mm F2.8L マクロで手持ち撮影 *****

ハイブリットISなら楽勝とおもいながら、
手持ちでマクロ撮影。

あれ?

梅の花が前後にゆれてなかなかピントがあわない。
自分自身が前後に動いてしまっているのだ。
三脚と手持ちではこれほど見え方がちがうとは驚き。

オートフォーカスを使って、
連続的にピントをあわせるのも手なのだが、
ちょうどいい所に、測距点がなかったりする。

手持ちは、アングルが自由になるようだけど、
実は構図を微調整するのは至難の業!
ブレを防止するだけが三脚じゃないんだ。
構図にこだわることもできるんだ。

***** m.AIR Proがあったら **********

お出かけするとき、気軽にリュックに入れて。
お散歩のとき、三脚ならではの写真を撮れないかなどと、
考えながら歩くのも楽しい。
宴会のあと、酔い覚ましに夜景撮影を楽しむというのもいい。

全高は126cmとちょっと低めだが、
携帯性を重視しているのでしかたがない。
センターポールを伸ばせばそこそこに。
アングルファインダーを使って、
低めのボジションでポートレート。
ハッセル的な撮影が楽しめる。

m.AIR Proをもって、青春18キップの旅をしてみたいな。
始発電車や夜の情景をバルブ撮影。
列車は、手持ち撮影をしつつ、同時に
三脚で動画撮影というのもおもしろい。

***** 深大寺蕎麦初体験 **********

お腹がへったころ、楽しかった三脚講座もおしまい。
植物公園の深大寺門を出て、目の前の「玉乃屋」へ。
十割蕎麦の大盛りを注文。
硬めの蕎麦は、細麺と太麺がある。
太麺は、とっても噛みごたえがあるので覚悟が必要。

食事のあと、植物園に再入場。
残った3人で、温室の植物をのんびりと撮影。

実は、たくさんの人と一緒に撮影なんて始めての経験。
実に楽しい一日だった。
今度はレンゲ畑でオフ会しようとお約束。
そのときまで、しっかりと三脚の修行をしておきます!


http://www.impressjapan.jp/readers/2010/01/10-3.html
http://www.impressjapan.jp/readers/2010/01/116.html
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コメント(1,000文字以内)

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naonao2
今年の頭のお話ですね。
ハッセルにアルミ三脚なその人です。

その節は大変お世話になりました。

先日、モニターした三脚「m Air Pro」飼いました。
買うのが遅すぎ!かもしれませんが・・・

実はあのセミナーの後、GITZOの三脚を手に入れました。
アルミ三脚は剛健なのですが・・・やはり持ち運ぶのは辛い。

なので、今後は軽いこの三脚を使っていこう〜と
思っている所です。
こちらでもよろしくお願い致します。

2010年10月31日 02:26

KINOKOWEB
GITZOのエクスプローラーは個性的な三脚です。
きのこ撮影にはこれを超えるものは、みつかってません。

私は、優秀な自由雲台を物色中だったのですが、
m.AIR Pro を先行させるか悩み中です。

2010年01月20日 22:15

円山貫
KINOKOWEBさん愛用は、やはりローアングルスペシャル三脚!

詳細なレポートで、カバンにも入る軽量三脚、欲しくなるレポートでした。

2010年01月20日 21:20

KINOKOWEB
あまり大きな三脚だと、持ち歩くのに面倒になっちゃう。
使用頻度がどんどんおちていくのが目にみえますね。
コンパクトな三脚から始めるのが正解かもしれません。

三脚をもって出かけると、気軽にバルブ撮影楽しめるし、
世界がかわるかもしれません。

2010年01月20日 21:17

tsukasa615
三脚セミナーのレビューもとても参考になりました。
雨の日のメンテナンスのことなど,なかなか気づかないことですよね。

新しいSLIKの三脚は良さそうですね。
どうしても,手持ちの気楽さを優先してしまい三脚を持たずに撮影に出かけることが多いので,軽くて嵩張らずしっかりした三脚が欲しくなりました。

あと,レビュー掲載写真の見せ方に目から鱗が落ちました!
いっぱい見せたい写真があるときは,タイル状に並べるのもとても効果的だと思いました。
流石です(^^)/

2010年01月20日 06:23

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