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レビューその4 フォーカスシフト撮影し、得られた画像を深度合成をしてみました。

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投稿日:2017/11/01

レビューした機材・用品 ニコン D850 ニコン D850
D850には、フォーカスシフト撮影という機能があります。
カメラがピントが合う位置を段階的に変えながらシャッターを切っていく機能です。

得られた複数の画像をフォトレタッチソフトで深度合成すると、
手前から奥まで、どの部分にもピントが合った作品を得ることができます。

f16とかf32などの絞り値に頼らなくても被写界深度の大きな作品づくりができる機能なのです。
大きな絞り値は回折ボケを引き起こします。
(そのため、自分はD800での夜景撮影で、解像度重視のf8をよく使ってきました。)

*******

今回の撮影地は雨晴海岸です。


県内外のカメラマンで、薄明中から賑わっていました。

次の画像が深度合成の完成品です。



(フォーカスシフト撮影で得られた9枚をPhotoshop CC 2018 で深度合成)



フォーカスを変えながらの撮影に、全体で7秒かかっているので、
合成された波は不自然な感じになっています。
7秒間に波がかなり形を変えてしまうからです。

でも、手前から奥までピントが合っていて、
見てなかなか気持ちがいいです。

しかしながら、山の稜線など、遠景には若干シャープさがないように思います。
考えられる理由については後ほど述べさせていただきます。



*****

今回の撮影手順は・・・

まずメニュー画面からフォーカスシフトの設定をしました。

今回の設定値は、

撮影回数:100
フォーカスステップ幅:1
待機時間:0
露出平滑化:ON
サイレント撮影:ON

にしました。


絞り値は、f8よりも深度合成の効果がわかりやすいかな?と思い、f5.6を選びました。


次に手前の石にピントを合わせてから、フォーカスシフトスタートのボタンを選びました。

するとフォーカスシフト撮影が始まりました。

1枚目は、最初に手動でピントを合わせた通りに撮影されました。
なので、手前の石にピントが合って写りました。(奥側の岩や山はぼけています。)

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離:
24.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/500秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-0.3EV
ISO感度:
64
ホワイトバランス:
Auto


その後、カメラはピントが合う位置を奥側に移しながら、連射していきます。
「フォーカスリングが回ってはシャッターが切れる、回っては切れる」・・・・
この動作が自動で繰り返されるのが、面白かったです。


フォーカスシフトの設定で、初期値の「100回撮影」を使いましたが、
100枚撮影される訳ではありません。

フォーカスリングが回り切ったところ(無限遠マークからちょっとずれる)で
最後のシャッターが落ち、フォーカスシフト撮影が終了となりました。
今回は合計10枚撮影されました。

さて、この最後の10枚目の画像が曲者です。
レンズの無限遠マークから少しずれてフォーカスされている訳で、
近景から遠景までどこにもピントが合わない無用な一枚ができあがります。

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離:
24.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/500秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-0.3EV
ISO感度:
64
ホワイトバランス:
Auto


そのため、この最後の一枚(10枚目の画像)を除き、
1枚目から9枚目までの9枚をPhotoshop CC 2018で深度合成し、先の画像を得ることができました。

それでは、9枚目に撮影された画像がぴったり遠景に合焦している写真か?といったらちょっと自信がありません。

9枚目の写真、遠景である山の稜線が少しぼけている気がします。

今回のフォーカスシフト撮影、無限遠の一枚を撮ることができませんでした。

1枚目から10枚目まで遠景がシャープな写真を一枚も撮れなかった・・・・
これが、深度合成した完成作品で、遠景に若干シャープさが見られない理由ではないかと考えています。

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離:
24.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/500秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-0.3EV
ISO感度:
64
ホワイトバランス:
Auto


今の仕様とは逆に、遠景(無限遠)から近景に向かいフォーカスシフト撮影できるようにファームウェアがアップデートされるといいなと思いました。ニコンさん、ご検討をよろしくお願いいたします。

フォトレタッチソフトでの深度合成の方法は、hide-photoさんの記事の通りに行いました。
http://ganref.jp/m/hide-skyphoto/reviews_and_diaries/review/11176

hide-photoさんありがとうございます。

*****************

注目製品レビュー ~ニコン D850編~
http://ganref.jp/common/monitor/nikon/d850/

コメント(1,000文字以内)

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ninjya
深度合成は難しいですね〜。
当初、使えるかと思ってましたが、全てがFIXされたところでないと無理ですね。
でも、露出補正等、オートブラッケティングと同様にF値を変えて撮ってくれるなら、それは使えます‼︎

2017年11月07日 19:54

ゆう
やはり動体が入ってると難しいのは予想通りですが、
無限遠にピントが合わないのは想定外ですね!(◎_◎;)
ファームアップでどうにでもなりそうではありますが…
私も試してみたいと思います!

2017年11月03日 11:39

kitokito
hide-photoさん、こんにちは。
そうかー、フォーカスシフト機能使わなくても、マニュアルで段階的に撮って、深度合成するのもありなんですね。
頭固くて、そこ、気づいていませんでした。
ならば、無限遠にピントが合った作品、つくれますね。

2017年11月02日 23:39

kitokito
☆Hiroさん、コメントありがとうございます。

動くものを深度合成したら、何か不思議な感じになる例になりましたね。
今回は動体ではうまくいかないこと承知でやってみたのですが、動かないものもやってみますね。

紹介していただいたリンク先のサイト、詳しそうですね。
読ませていただきます!

2017年11月02日 23:37

hide-photo
風景でチャレンジされたんですね(´゚д゚`)
フォーカス位置は近くから遠くなので、遠景のピントがずれてしまうのか〜(^^;
そう考えると、確かにフォーカスは遠くから近くの方がわかりやすくて良いかもですね。

それにしてもこの機能は、使いこなすのが難しいですね。。。

風景の場合は焦点距離とF値でどの程度の被写界深度になるのか頭にいれておいて、マニュアルで撮影した方が良さそうな気がしてきてます(笑)

最後になりましたが、記事を紹介頂きましてありがとうございました(^o^)

2017年11月02日 13:44

☆Hiro
この機能、気になっております。
先日、私も試しましたが、動くものがあると難しいのでは?と思っています。
HDR合成の場合もブレをソフト的に抑えるような機能が必要ですね。
この記事が参考になりますね。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/1086068.html
時間が出来たら、「Helicon Focus」を試してみます。

2017年11月02日 01:23

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