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Nikon D850レビュー 第三弾(東京モーターショー【車編】)

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投稿日:2017/11/09

レビューした機材・用品 ニコン D850 ニコン D850
これは前編の東京モーターショー【コンパニオン編】の続編です。

長文ですので、D850の改善していただきたい点は▼、良い点は●を入れておきます。
お時間がない場合は、そこの段落をご覧ください。

ご参考になれば幸いです。
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せっかくモーターショーに行ったので、結構車も気になる。
コンパニオンさんの後ろ姿も魅力的であるが、車の後ろ姿もかなり魅力的である。

今回のモーターショーで、車の見せ方が上手いのは、SUBARUであった。
コンセプトカーの車体がロボットアームのような機器に取り付けられており、レーザー光線とスモークの演出を加えながら、ゆっくり回転しながら上下左右に動くのである。
すかさずシャッターを切る。
しかし、車が動いていたので被写体ブレを起こし、SSが足りずに失敗。
絞りは開放を使っているので、この場合ISO感を3倍以上にすればOKだったと思われる。

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離:
38.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/60秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Auto2



撮影時、カメラのモニター上の画像確認では、ピンがOKのように見えたが、やはりPC(17インチHD画面)でみると完全にブレていた。
上の写真を本レビューのメイン写真にしたかったので、悔やまれる結果となってしまった。
あとからもう一度、D850のモニター画面で等倍表示して見ると、やはり微妙に被写体ブレが起きているのが分かった。
D850、D800Eともに3.2型TFT液晶であるが、D850のモニターは約236万ドット(XGA)、
D800Eは約92万ドット(VGA)であり、約2.5倍のきめ細かさ。
数値上はかなり精度が高い。
ただ、モニターサイズが3.2型と小さいので、被写体ブレがその場で分からず。
3.5型程度に、もう少し大きくできないものかと思う。
バッテリーの持ちの問題もあるかもしれないが、可能な限り大きくしてもらいたいものである。


それから、この失敗写真の確認は、背面にあるセレクトボタンの中央を押すと、既定値で50%表示されるようだ。
たぶん失敗した現場では、50%表示で確認したような記憶がある。
まずは、既定値を100%表示にしてもらいたい。
それから何故か200%表示を選択できるようであるが、当然モニター上はボケボケになる。200%表示とは、どんな場面に用いるのか、未だにさっぱり分からない。
どういう場合に200%表示させるのか、Nikonさんに教えてもらいたい。
私的には、50、67、100%表示でイイように思う。
67%とはFXフォーマットで撮影した場合のDXサイズに相当するからだ。
D850は約4600万画素であるので、DXサイズにトリミングしても余裕であろう。


D850のモニターの良いところは、まさにスマホのような操作性。
とても便利である。
特に撮影後の画像確認を拡大表示させたまま、モニター画面に表示される← →をタッチすると、ピンの状態等を素早くチェックでき、次の撮影に移れる。
時間短縮に繋がり、とてもありがたい機能である。
D800Eが拡大表示ボタンを何回か押して、一枚ずつ確認を繰り返したのに比べると、雲泥の差。
これは高評価である。

次にHONDAのブースへ。
往年のバイク、スーパーカブ。
発売から来年で誕生60周年を迎える往年の名バイクである。
なんと世界生産累計台数1億台を達成したという。
田舎で亡くなった親父が自転車・バイク屋をやっていたので、とても懐かしい。
高校時代には良く乗り回していたものだ。
記念に写真を撮る。
D850での撮影、金属のテカリがとても良く出ている。

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
焦点距離:
70.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/250秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Auto0


次にBMWのブースに。
変わったカラーの車が目立つ。
なんと艶消しグレーである。
触ってみると、そんなにツルツルではない。
ツルツル状態でないので、何だか洗車で簡単に傷が付いてしまいそうだ。
大丈夫なのだろうか?
金属の質感が良く写る。

艶消しBMW

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
焦点距離:
70.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/25秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Auto0


さらにBMWのライバル、Mercedes-Benzのブースへ
コンセプトカーが完全に未来車デザインである。
EV走行で400キロ走れるという。
日本はハイブリッドが主流であるが、EVは出遅れている感がある。

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
焦点距離:
70.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/80秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Auto0


最後にHINOの最新バスを見に行った。
バスと言えど、デザインは近未来的である。
ゆったりしていそう。
乗ってみたくなるデザインである。

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D800E
焦点距離:
31.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/40秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
100


おーっと、D850のレビューなのに、いつの間にやら車のレビューになってしまっている(苦笑)。

ということで、前レビューのお約束であった、私のカメラの設定の理由をご紹介したい。

① ピクチャーコントロール(写真のコントラスト等)2種類セット(風景とポートレイト)
<理由>
私は風景が専門。
GANREFには、ほとんどアップしていないが、ポートレにも興味があり、たまに撮ることもある(プロフィールに密かに書いてある)。
今回のモーターショーでは結構撮ってアップしたが、いわゆる隠れポートレファンの一人である。
もちろん家族写真を撮ることもある。
そのため、ピクチャーコントロールは2種類をセットしている。

② 撮影ドライブモードはCH(高速連写)に
<理由>
これはアナログ、いわゆるフィルムの時代は出来なかったことである。
出来たとしても36枚まで。
アナログ時代は、露出計を使い明るさを適正にし、一発入魂の撮影スタイル。
絞り具合は変えて、何枚か撮っていたが・・・。
現在はすっかりデジタル時代であるので、いくら連写しても、思いどおりに撮れなければ消せばいい。
現像にお金がかかるわけでもない。
志賀高原でのインタビューの際にもお話したのであるが、風景写真でも連写が有効な場面がある。

いくつか例に挙げると次のとおり。
・ 朝焼け、夕焼け時には、最も焼けた空を撮りたいものである。しかし、いつがベストなのかは分からない。私の場合、良く焼けてきたという瞬間から連写をする。どこかで、最高の一枚がヒットするハズである。
・ 鳥居などのど真ん中に昇ってきた朝日を撮る。朝日を肉眼で見ても、ど真ん中はどこか分からない。このため真ん中に近づいた瞬間から連写で撮る。これもどこかでど真ん中に位置した朝日が撮れる。
・ 大きな波を撮る。いつ大波が来るかは分からない。そのためちょっと沖合いに目をやって、大きな波が来そうな瞬間から連写をする。
・ 風が強く雲の流れが速い場合。刻々と変化する空。雲の隙間から太陽が顔を覗かせる。大地にスポットライトが当る。その瞬間はいつか分からないので連写で撮る。
・ 霧の流れのいい場面。これも前述と同様。

③ アクティブD-ライティング(明暗差の軽減)は「より強く」
<理由>
私は基本、ハーフNDは使わない。
直線的に明暗差があれば、ハーフNDが有効であるが、場面は限られる。
そのためカメラ側で、アクティブDライティング(明暗差の軽減)を最も強くしておく。
それでも明暗差が大きい場合があるが、現像ソフトで、さらに明暗差を軽減している。

④ ヴィネットコントロール(周辺減光の軽減)は「より強く」
<理由>
最新のレンズは周辺減光の軽減が図られているものの、丸いレンズで四角いセンサーに画像を写すには、四隅の明るさ・解像がレンズの設計上、難しいハズである。
例えば、私の持っているレンズ(24-120F4)は、周辺減光の軽減を「より強く」に設定しているにもかかわらず、F8まで絞っても周辺減光が見られる。
現像ソフトで周辺減光軽減をかけているが、カメラ側である程度やらせておいたほうが、イイように思うからである。
レンズによっては、開放から周辺減光が目立たない優秀なものもある。
しかし、ヴィネットコントロールはレンズ毎に設定できない。

⑤ F1(ファンクションキー)を水準器に
<理由>
これは個人によって様々であろう。
私は手持ち撮影時に、シャッターを半押した状態で、薬指で水準器をファインダー内に表示させるのが便利であるためである。

なお、D850には、もう1つカスタマイズできるF2ボタンが増えた。
私の場合であるが、F2にはディレーモードを割り当てている。
三脚時には、A(絞り優先)を使う場合がほとんどであるが、山行はもちろん下界でも、リモコンは使わずディレー3秒(シャッターを押してミラーアップ後、3秒後にシャッターが切れる)を多用しているためである。
MモードでSS30秒を超える撮影の場合だけ、リモコンを使っている。
手持ち撮影に移る場合は、F2ボタンを押して、ディレー3秒を「しない」に。
素早く手持ち撮影に切り替えるのに便利だからである。

⑥ ピンの合焦音は高音で最大音量
<理由>
手持ちの場合には、私の場合、3~5発ほど高速連写をし、シャッターから指を軽く離して、また半押しでピンの連写を繰り返す。
その際、波の音や周りの騒音などで、ピンが来たかどうか分かりにくい場合がある。
このため、最も聞こえやすい高音で最大音量にセットしている。
ただし、静かな場所では切り替えている。
今回D850に新たに設置されたライブビュー撮影時のサイレントシャッターは、静かな場所での撮影に有効であろう。


※ 本レビュー、ちょこちょこ修正を加えますので、お時間があれば、後日まとめてご覧いただいたほうがいいかもしれません。

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注目製品レビュー ~ニコン D850編~
http://ganref.jp/common/monitor/nikon/d850/

コメント(1,000文字以内)

15件中 1〜10件目

まほろば1123
ちゃんと車を中心に撮影されており、参考になりました。

2017年11月14日 20:25

そらとひかり
アクティブD-ライティング、ヴィネットコントロールなどの設定、とても参考になりました。

2017年11月14日 05:19

kitokito
BMWの質感の表現がGoodだと思いました!

2017年11月12日 23:18

sora26
素晴らしいレビュー、流石ですね!

2017年11月11日 17:01

イチロー
D850のレビューですが、撮影に関するノウハウがとても役立ちます。
レビューワーはマラソンランナー!、これからが正念場ですね?
頑張って下さい。

2017年11月11日 12:42

ラビコ
克明なカメラ操作がとても参考になります。

2017年11月11日 11:14

幸龍号
ninjyaさんのお蔭で今はビネットCを強めで使う場面増えてます。今度はアクティブD-ライティングも強めで行こうかと思いました。

2017年11月11日 11:04

WINDIE
ご苦労様でした。
大変参考になりました。

2017年11月10日 07:12

ty4834
(≧∇≦)ъ ナイス!

2017年11月10日 04:06

H.Urabe
レビュー、ご苦労様です。
一点、気づいた点を。
現像ソフトCaptureNX-Dでは25%50%100%のほか、200%400%表示が出来ますが、高倍率の表示はピンボケ、ブレ、それに高感度ノイズのチェックができて、非常に便利で、無くてはならない機能ですよ。
カメラでこれが出来るというのは、大事な機能ではないでしょうか・・。

2017年11月09日 22:21

15件中 1〜10件目

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