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~ 写真が細部まで見える、そしてリーズナブル ~ 上田晃司先生のスナップ撮影会 Featuring BenQ SW2700PT(前編)

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投稿日:2016/09/19

2016年9月11日、GANREF主催のイベント「上田晃司先生のスナップ撮影会 Featuring BenQ SW2700PT」に参加しました。

結論から言うと、商品説明と体験、スナップ撮影の講義、実習、品評会、そしてお弁当(笑)と何もかもが充実していたイベントでした。上田先生をはじめスタッフの皆さまには心より感謝申し上げます。

どんな会だったかを振り返る前に、私がこのイベントに申し込んだ理由を最初に紹介します。
(1) カラーマネージメントについてノウハウを持っていない
(2) 最近、Adobe Lightroomを導入したが、レタッチの加減に困っている
(3) 2009年発売のノートPC(14.1インチの液晶)でのRAW現像にストレスを感じている
(4) 神楽坂に行ったことがなかったので、ロケハンしてみたかった

理由4はさておき、「PC環境の買い替え」という言葉が頭の中をよぎるようになっていた今日この頃だったため、個人的にはタイムリーな企画でした。

次に、イベントの流れは、以下の通りでした。

座学(BenQ SW2700PTの紹介・操作体験+スナップ撮影講座)
実践(神楽坂でのスナップ実写)
品評会~記念撮影~インタビュー

書きたいことが多々あり、かなり長くなってしまいそうなので、今回はBenQ SW2700PTについて私自身の所感を交えながら紹介していきます。

■BenQ(ベンキュー)について
PCメーカーAcer(エイサー)の生産部門として独立したのが始まりの会社だそうです。日本法人名は、「ベンキュー ジャパン株式会社」。東京都港区芝が拠点です。
(詳しくは、同社ウェブサイト http://www.benq.co.jp/ へ)

■カラーマネージメントディスプレイ BenQ SW2700PTの主な特長
(1)ノングレア(非光沢)+遮光フード標準装備 → 正確に色再現された写真を閲覧可能
(2)2560x1440(アスペクト比16:9)、画素密度109ppi → 写真の細部までチェック可能
(3)Adobe RGB色域を99%カバー → sRGBよりも広く再現できる(特に青・緑)
(4)ハードウェアキャリブレーション → PC設定の影響を受けずに色再現性を確保
(5)OSDコントローラー → ボタン一つでAdobe RGB、sRGB、モノクロに切り替え可能

■実際に操作体験してみて
まず実感したのは、とにかく、大画面ゆえに写真のチェックがしやすい。初期表示から大きく見えるため、拡大するための操作の手間が少なくなります。最近、35mm f1.8の単焦点レンズを使う機会が増えていて作例をいくつか持参したのですが、絞り開放域からでもしっかり解像できていることが分かり、持っているレンズの特長を再認識できました。

次に、大画面かつ正確な色再現で写真を表示してくれるので、撮って出しの写真とRAW現像後の写真との違いを明確に比較できました。愛用するニコンD600の液晶ディスプレイや、自宅のノートPCで撮って出しの写真を見た時は、肌色が濁った印象を受けることが多かったのですが、BenQ SW2700PTで鑑賞すると「案外いいじゃないか」という印象に変わりました。逆にRAW現像した写真の方は、自宅PCでは適度にコントラストや彩度を上げたつもりでいたのに、過剰になって階調が破たんしている(下の写真)ときもある、と気付きました。



操作面についても、便利な点が多々あると感じました。まずハードウェアキャリブレーションは、別売りの測色計が必要になりますが、それでもPC側を気にせず調整できるという点では、キャリブレーション素人の私から見ても手順がシンプルだと思いました。

OSDコントローラーを使って、ワンボタンで写真をモノクロに切り替えられるのが面白い。写真の階調をモノクロで確認するのに便利ですし、「案外、この写真はモノクロの方が適しているかも」という気付きや、色を排除することで見えてくる構図や背景の善し悪しを、RAW現像ソフトの仕上がり設定を変えずにできるのは便利でした。



それと、ディスプレイを90度回転できるため、縦長の写真をアスペクト比そのままにして、より大きなサイズで確認できます。私の場合、ポートレート撮影で縦長の写真を撮る機会が多いため、これまたありがたい機能と感じました。

これだけ高機能なディスプレイですから、値段も結構するのでは、と思いがちですが、価格は7万円を切っています。競合他社のカラーマネージメントディスプレイと比べてもリーズナブルな値段とのお話もありました。

かけられる予算と自宅のスペースは、家内を説得する必要はありますが、ゼロベースで考えると、素直に欲しくなる一台でした。

後編では、スナップ撮影会について触れていきます。今しばらくお付き合いください。


▼上田晃司先生のスナップ撮影会 Featuring BenQ SW2700PT
http://ganref.jp/common/special/benq1608/review.html
※9/27(火)公開予定です。

コメント(1,000文字以内)

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東十条の王子
A.Onoさん
先日はお疲れさまでした。
27インチって、本当に大きいですよね。
目も手も本当に快適でした。

legacy7010さん
昨秋のプリンタのレビューを拝見してから、
カラーマネージメントの奥深さ、難しさを感じていたものの、
なかなか食わず嫌いでいましたが、飛び込んでいきたくなりました。

kazuleoさん
遮光フード付きでの価格ですから、なかなかお買い得と思いました。
問題は、おっしゃるとおり、スペースですね。
我が家は作業用デスクのスペースすらないので、断捨離しないと。

2016年09月22日 12:28

kazuleo
プリントや作品作りにはAdobe RGB対応ディスプレイは欠かせませんねぇ。でも、スペースとコストがハードルになってなかなか。。。それにしても、価格が安いのには驚きです、

2016年09月21日 21:49

legacy7010
カラーマネジメントは奥が深いですよねーーー そして大きなディスプレイは魅力的です。

2016年09月20日 13:05

Akihisa Ono
先日はお疲れさまでした。
カラーマネジメントにはある程度経験・知識はあったのですが、大きなディスプレイは魅力でしたね。

2016年09月19日 22:15

東十条の王子
Yosheyさん
先日は、お疲れさまでした。カラーマネージメント初心者の私にとっては大満足の内容でしたし、帰宅後RAW現像をしましたが、おっしゃる通りで、やはり大型ディスプレイが恋しくなりました(笑)

corazon-neoさん
訪問ありがとうございます。BenQ SW2700PTはOSDコントローラーの存在や遮光フードの標準装備など、お得な面が多々あります。他の方のレポートもぜひ読んでモニター検討の参考にしていただければと思います。今後ともよろしくお願いします。

2016年09月19日 21:56

corazon-neo
初めまして。
最近ノートPCのモニターの不調に悩んでいまして、PCの買い替えと同時にこのモニターも検討しているところです。
とても参考になりました。

2016年09月19日 20:07

Yoshey
先日はおつかれさまでした。
一度大きなモニターに慣れると、元には戻れなくなりますね。
AdobeRGB対応モニターが7万円切るというのは、驚きでした。
OSDコントローラはとても便利そう。モノクロ化のとき、今まではその日のファイルを全部バッチ処理していたので、セレクトが速くできそうですね。

2016年09月19日 18:20

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