E-P1とCONTAX Gマウントレンズを組み合わせる
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投稿日:2009/08/05
写真 上 E-P1とPlanar T* 45mm F2(G)の組み合わせ この似合い方、いかがですか?
写真 中 完成したマウントアダプターのピント合わせ用ギア
写真 下 Sonnar T* 90mm F2.8(G)で撮影した写真
E-P1が発表された時に製品写真を見て真っ先に思ったのが、「CONTAX Gシリーズのデジタル版だ!」でした。パンケーキレンズと外付けファインダーを装着した姿もそうですが、コンパクトと一眼レフの中間に位置する製品のポジションに両者に通じるものが感じられました。発売日に入手してからずっと考えていたのは、E-P1の金属ボディにCONTAX Gマウントの金属鏡筒のレンズを組み合わせたらめちゃくちゃ似合うだろうなぁ、ということでした。金属加工などしたことのない工作ドシロウトの私が無謀にもマウントアダプターの改造に挑戦してしまいました。
第一段階:
レンズのマウント部の周りを黒紙で覆って遮光し、レンズを親指と人差し指で支えながら距離を調節して撮影してみました。見た目はかっこ悪いし、光軸もへったくれもないから超片ボケな写真でしたが、ピントがあっている部分の描写にCONTAXらしさの片鱗が見られました。
この段階で、レンズの構造上、後玉とそれを保護するパーツが後ろ側に飛び出しているBiogon 28mmと21mmは、使用できないことがわかりましたが、Planar 35mm/45mmとSonnar 90mmだけでも使えればと思い、次の段階に進みました。
第二段階:
ジャンク品のCONTAX G1ボディと市販のマイクロフォーサーズ/Mマウントアダプター(フォクトレンダー製)を購入して、G1ボディを分解してマウント金具を採り、マウントアダプターの金具と交換しました。フランジバックもマウント径もGマウントに近いMマウントアダプターの中からフォクトレンダー製を選択したのは、止めねじの位置が合いそうだったからです。幸運にも思惑は半分当たり、対角線の二本のねじでそのまま固定することができました。
この段階でレンズを装着してみたら、外せなくなってしまいました。というのも、Gマウントでは、レンズの位置を固定するためのピンが必要だったことを知らなかったためです。一週間かかってレンズを取り外し、ピンを装着して、ようやくレンズ交換ができるマウントアダプターになりました。
さて、ここで大きな問題です。CONTAX Gマウントレンズは、AF専用設計でピントリングというものが存在しません。AFモーターと連動するための回転ネジがあるだけです。そこで、回転ネジをカバーしているパーツを外して連動ギアをむき出しにして、それを回すことにしました。
スムーズなピント合わせは望めませんが、何とか使える状態になりました。
第三段階:
ピントをスムーズに合わせたいという思いから、マウントアダプターの一部を削り、ピント合わせ用のギアを取り付けました。これで完成です。
最後に:
金属レンズの似合うE-P1だからこそ、こんな遊びを思いつきました。CONTAX Gマウントレンズが使えるようになったことで、自分にとってのE-P1のポジションがぐっと上がりました。開放F2.0で得られるボケや、ちょっと絞って撮ったときのすっきり整った線の描写は、CONTAXならではのものではないかと思います。E-P1の使い易いマニュアルフォーカス表示、ボディ内手ぶれ補正、正確なオートWBなどに支えられながらこれらのレンズがようやくデジタルで使用できるようになった喜びは格別です。今回は、幸運にもマウントアダプターを完成することができましたが、もう一回挑戦したら失敗するかもしれません。どこかのメーカーでこういうものを製品化してくれたらなぁ、と思います。
2009/8/8追記
思い切ってBiogon 28mmの後玉カバーをぶった切り、この自作マウントアダプターに装着できるようにしちゃいました。最強の標準レンズになりそうです。
2009年08月06日 22:58