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注目製品レビュー~ニコンD810編~第11回D810の設定についてその1~

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投稿日:2015/05/04

レビューした機材・用品 ニコン D810 ニコン D810
D810レビューの11回目は、D810の設定に関するレポートです。

私が主に撮影している、スポーツ写真は一瞬を撮る事が多くなりますので、瞬時に反応できることが重要となってきます。この際、デフォルトの設定では使いづらい場合が出てきますので自分が使いやすいように「自分仕様」に変える必要が出てきます。またスポーツ写真以外でも自分が使いやすいものにするのはいざというときの機動性を高めるのに必要です。

今回変えた設定を中心に見ていきます。まずはメニューから。
項目毎に対応するCanon EOS7D MarkⅡでの設定を参考に提示します。D810とEOS7D MarkⅡでは製品の用途が違う面はありますが、D810とEOS7D MarkⅡとある程度競合するカメラであるD7200とはほぼメニューは変わらないように見えますので参考になるかもしれません。(ちなみにCanonから今年発売されるEOS5DsもメニューはAFも含めEOS7D MarkⅡとほぼ同じようです)

a.オートフォーカス
a1 AF-Cモード時の優先 → フォーカス(デフォルト:レリーズ)
 意図的にピントを外す以外、スポーツ写真はピントが合っていることが重要です。ですので、ピントが合っていなくてもシャッターが切られるレリーズより、合ってからシャッターが切られるフォーカスの方を選びました。ちなみにEOS7D MarkⅡでは「AIサーブAF1コマ目レリーズ」を「ピント」優先に、「サーボAF連続中のレリーズ」を「ピント優先」にして使っています。

a2 AF-Sモード時の優先 → フォーカス(デフォルト:フォーカス)(変更なし)
 これは以前のレポートでも取り上げましたが、このモードで測距点を「シングル」にすると、測距点にピントが合わないとシャッターが切れません。(その他の測距点のモードであると切れるようです)ピントにシビアな高画素機では結構ピントが合わないとシャッターが切れないのはピンボケ写真を防ぐ上では

a3 AFロックオン → 被写体にあわせて(デフォルト:3(標準))
 これは対象となる競技によって変わってきます。基本的には標準で良いと思いますが、バスケットボールのように、撮影対象となる選手以外が横切ることが多いものでは5(強く)の方が良いです。私の場合は撮影をしながらピントがうまく合わない場合は設定を変えています。

a4 半押しAFレンズ駆動 → しない(デフォルト:する)
 私は親指AF(AF-ONボタンを押したときのみピント合わせをする)を使っていますのでこの設定に変更しています。

a9 縦/横位置フォーカス変換 → する(デフォルトしない)
縦位置⇔横位置に変える場合にAFフレームを別々に選択できると非常に便利です。例えばこのような場合です。

縦位置を
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D810
焦点距離:
400.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/800秒
絞り数値:
F5.6
ISO感度:
400
ホワイトバランス:
Auto1


横位置に
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D810
焦点距離:
400.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/800秒
絞り数値:
F5.6
ISO感度:
360
ホワイトバランス:
Auto1


馬の顔にピントを合わせたいので、AF測距点は中心ではなく、画面の端の方を選んでいます。縦横でAF測距点を変えることができれば、カメラを縦横に振るだけで済みますが、変えられないと縦横に振る+測距点を変更することになり大変です。以前レビューをしたD7100ではこの機能はなかったのですが、D810(D7200も)はこの機能を盛り込んできました。こういうかゆいところに手が届く機能は目立たないのですが、スポーツ写真を撮っている身としては非常にありがたいです。

a10 内臓AF補助光の照射設定 → OFF(デフォルト:ON)(重要!!)
 スポーツ写真を撮るマナーとして一番重要なのは、プレーをしている選手に影響を与えないことです。撮らせて頂いていることを忘れてはなりません。フラッシュ撮影をしないことは当然ですが、忘れがちなのが補助光を切っておくことです。赤い光がプレーをしている選手に当たり、多大な影響を与えることになります。

Canon(EOS7D MarkⅡ)
a1→AIサーボ1コマ目レリーズ(バランス重視、レリーズ優先、ピント優先)、サーボAF連続中のレリーズ(バランス重視、撮影速度優先、ピント優先)
a2→ワンショットAF時のレリーズ(ピント優先、レリーズ優先)
a3→AIサーボAF特性(3パラメータ:被写体追随特性(3段階)、速度変化に対する追従性(3段階)、側距点乗り移り特性(3段階))(これらの組み合わせで、一般的に使用するパラメータとしてCase1~6を選択することが可能)
a9→AF補助光の投光
a10→縦位置/横位置のAFフレーム設定(同じ、別々に設定(エリア+フレーム)、別々に設定(フレーム))

オートフォーカスに関連する項目でD810になさげな機能は次の通りです。
AIサーボAF特性(速度変化に対する追従性、側距点乗り移り特性)

b.露出・測光
変更なし

c.AEロック・タイマー
変更なし

d.撮影・記録・表示
d5 電子先幕シャッター →必要に応じ有効(デフォルト:無効)
三脚を使う際には有効にします。左上にあるダイヤルを(Mup)にしてミラーアップにしないとこの機能は有効にならないので注意が必要です。

Canon(EOS7D MarkⅡ)
d5→ミラーアップ撮影(しない、する)

e.フラッシュ・BKT撮影
設定なし

前回D7100でレビューをしたときも同じようなレポートをしたのですが、そのときに比べると進歩している部分がありました。その一方でEOS7D→EOS7D MarkⅡ(EOS5Dsも)になってCanonのAFのシステムが最上位機種に迫るものになっているので、スポーツ写真と撮る観点でいうと少し引き離された感はあります。
Nikonも当然基本的なところは抑えているのですが、懐の深さ(カスタマイズの余地)が大きな違いです。一つ目は上述しているAFサーボAF特性が3パラメータあり、しかも一般的に使用するケースを選べることです。もうひとつは、Canonに搭載されているEOS iTR AFです。NikonもグループエリアAFでAFモードがAF-Sのときは顔認識をして撮影するようですが、iTR AFは色情報も加えピント合わせをしますし、ON/OFFも可能です。顔認識を優先したくない場合も対応できるのもメリットです。

1回のレポートに収まりきらなくなってきたので次回に続きます。

~続く~
~注目製品レビュー~ニコンD810編~
http://ganref.jp/common/monitor/nikon/d810/review.html

コメント(1,000文字以内)

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モノクロ。
greenさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
お褒めの言葉嬉しいです。
馬の毛並み、本当に綺麗に再現できていますね。

2015年05月06日 20:49

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