
ノースウエスト準州の州都イエローナイフは金鉱の発見で発展し、現在はダイヤモンド採掘ブームの真っ最中。そして、この都市をもっとも有名にしているのが「オーロラ」。世界一の観賞率を誇るオーロラの名所であり、多くの日本人観光客が訪れている。
写真:高坂雄一、吉田繁、オーロラビレッジ

街のあちこちで見られるのがこのイヌクシュク。極北地方でコンパス(方位磁石)として用いられてきたもので、石で人間の姿に似せて作られている。バンクーバーオリンピックのシンボルマークでもある
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| イヌぞりのイヌはこんな風にだっこもできる | クルマが走れるアイスロード。当然寝てもだいじょうぶ |
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| (C)冬は美しい樹氷が道を飾る (D)州立法議事堂の職杖。議会がはじまる前に取り出されて使われる。先端には名物のダイヤがあしらわれている (E)北米のダイヤモンド・キャピタルと呼ばれるほど有名なイエローナイフ。ジュエリーショップも多い | |
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| 州立法議事堂にはなんとクマが! | (G)イヌぞりスタンバイ!(H)イヌぞりのワンちゃん |

冬は湖が道になる毎年1月中旬から4月下旬のころまで湖が凍り、道ができる。多くの湖が点在するイエローナイフならではの冬の道路で、周辺の町や集落などへ物資を運ぶ道路として活用されている。ときどき、アニメにでてきそうな、クルマも走っているので見ているだけでも楽しい
イエローナイフが一望できるイエローナイフの街を眺めるには絶好のポイント。ここからなら、グレートスレーブ湖畔に広がるイエローナイフの街を360度楽しめる。夏は緑に囲まれた美しい水辺や鮮やかな紅葉に縁どられた丘、冬は真っ白な街並みが一望できる
極北ならではの冬は凍った湖や森を走り抜けるイヌぞりや、先住民のカンジキを履いて歩く森の散策、カリブーウォッチングなど。夏はキャメロン滝ハイキングやバッファロー街道ドライブ、マツタケ狩りや小型水上飛行機での遊覧飛行など、極北の大地をたっぷりと体感できる

FUEGO フエゴ極北ならではのメニューを楽しみたい方におすすめ。バッファローやマスコックス(ジャコウウシ)といった極北地方ならではのワイルドミートやアークティック・チャー(北極イワナ)などが美味しく調理されて出てくる。夜には生バンドの演奏もあるおしゃれなレストラン
営業時間:ランチ 11:30~14:30(月~金)、ディナー 17:00~22:00(月~土)
定休日:日曜日
TEL:(867)873-3750
http://www.fuegointernational.ca/

イエローナイフでいちばん日本人好みの味のレストランといっていい。野菜たっぷりのベトナム料理はバリエーションも豊富で、和食が恋しくなったという人にも最適の味。どのメニューも安心してオーダーできるし、お店の人もとてもフランクで居心地もとてもいい
営業時間:11:00~21:00(月~土)
定休日:日曜日
TEL:(867)873-9777

ノースウエスト準州のナンバープレートはシロクマの形。かわいくてほしくなったらダウンタウンのお土産やさんへ。レプリカのナンバープレートが壁掛け用として売られている
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−30°Cになることもあるイエローナイフではクルマをときどき暖気しないとエンジンオイルが凍ってしまう。そんなわけでクルマには暖気用の電気コード、駐車場にはコンセントがある
北極海に面したノースウエスト準州は約117万km2。日本の3倍以上という広大な面積にもかかわらず人口はおよそ4万人。グレート・ベア湖(世界で8番目に大きな湖)とグレート・スレーブ湖(世界で10番目に大きな湖)、マッケンジー川(カナダ最長の川)などがあり、壮大で変化に富んだ自然の景観と多くの野生生物に恵まれた地である。また、全人口の約4%が先住民というカナダのなかでも、デネ族やイヌビアルイト族、メティス(先住民とヨーロッパ人の祖先とする人々)が州の人口のほぼ半分を占めるノースウエスト準州は先住民の伝統的な文化やアートが息づいている地域だ。
そんなノースウエスト準州の州都にして最大の街イエローナイフも当然、先住民文化が大切に継承され、圧巻ともいえる大自然と野生生物に恵まれている。ダウンタウンから少し足を伸ばしただけで、みごとな景観の滝やツンドラ地帯に続く原野が広がり、カヌーや釣り、イヌぞり、バッファローとカリブーウォッチングなど、極北ならではアウトドア・アクティビティを楽しめるのもこの街の大きな魅力のひとつといえる。
真冬ばかりだけと思われがちなオーロラも、じつは秋もベストシーズンのひとつ。夏至のころの白夜や雲の多い日を除いて、年間240日以上は見られる。イエローナイフでオーロラ観賞ツアーに3夜連続で参加した人の観賞確率は95%以上という統計結果もあるほどだ。
この世界一ともいえるオーロラ観賞率に加えて、われわれ日本人にとってありがたいのは、オーロラ観賞のために快適に整えられた観賞施設のスタッフがほとんど日本人であること。誰もが安心してオーロラ観賞ができる点だ。ここでは真冬の観賞のための防寒具一式がレンタルできるので、身軽に旅立てるのもありがたい。
また、イエローナイフは極北地方の交通、経済、物流の中心地でもあり、街で安心して散策やショッピングもできる。便利で快適な多くのホテルや、極北ならではのメニューが楽しめる多くのレストラン、先住民文化を知ることができるヘリテージセンター、先住民やイヌイットのアートや工芸品が並ぶギフトショップも揃っている。名産であるダイヤモンドのお土産を探してダウンタウンを歩くだけでも多いに楽しむことができるだろう。
今年の9月に、高坂さんがガイドをつとめる(「オーロラスペシャリスト高坂雄一氏と行く オーロラツアー」)が催行されます。高坂さんが、ふつうではほとんど行くことのできない湖など、オーロラ撮影にぴったりの風景が広がっている数々の秘密の場所に連れていってくれます。また、イエローナイフ在住歴7年の高坂さんだからこそ知っている地元のお土産屋さんや、隠れ家的グルメスポットにも案内してくれます。もちろん、オーロラスペシャリストである高坂さんから、ツアーの前からメールで必要な機材や撮影法も教えてもらえます。くわしくはツアーを催行しているismのホームページ(http://www.shogai-kando.com/)をご覧ください。電話の場合は、ismの東京本社(TEL:03-5214-0066)または大阪支店(TEL:06-6357-6250)へ。くわしい資料を送ってもらうことができます。なお、ismでの高坂さんのツアーは年に2回ほど開催されています。
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