デジカメエキスパート 虎の巻

メカニズムを知る ― デジタルカメラやレンズのメカニズム、デジタル画像の知識を深める

デジタルカメラ周辺機器

デジタルカメラは、本体を購入すればすぐに撮影できるモデルもあるが、多くの写真を撮影するには大容量の記録メディアを用意したい。ほかにも、コンバージョンレンズやフォトストレージビューアなどの周辺機器があると、さらに快適な撮影が楽しめる。

記録メディア

デジタルカメラではフィルムの代わりに記録メディアに写真を記録する。記録メディアにはコンパクトフラッシュ(CF)カードやSDメモリーカードなど、複数の種類が存在する。どの記録メディアを使用するかはカメラの機種により違い、基本的には種類の違う記録メディアを使用することはできない。
また、記録メディアには記録できる容量が設定されており、その容量が大きいほど多くの写真を記録することができる。

512MB SDカード

1GB SDカード

1GBコンパクトフラッシュ

フォトストレージビューア

フォトストレージビューア記録メディア用のスロットを搭載し、デジタルカメラで撮った画像データを内蔵のハードディスクにバックアップできる機能を持つ。バックアップした画像をそのまま液晶モニターで表示できるため、画像の確認ツールとしても利用可能。電源に充電式のバッテリーを採用するため、屋外でもバックアップ作業が行えるのが特徴。液晶モニターを搭載しない、バックアップ専用ストレージも発売されている。

コンバージョンレンズ

デジタル一眼レフカメラはレンズを交換できるが、コンパクトデジタルカメラはレンズを交換できない。しかし、レンズの前にコンバージョンレンズ(コンバーター)を装着することで、本体に搭載されるズームよりも広角や望遠の撮影が可能となる。より広角撮影ができるものを「ワイドコンバージョンレンズ」、より望遠撮影ができるものを「テレコンバージョンレンズ」という。また、180度の範囲が撮影できる「フィッシュアイコンバージョンレンズ」もある。

ワイドコンバーター ワイドコンバーター

テレコンバーター テレコンバーター

フィッシュアイコンバーター フィッシュアイコンバーター

水中ハウジング

水中ハウジング

防水機構を搭載しないデジタルカメラでも水中撮影が可能になる防水ケースを「水中ハウジング」という。多くのコンパクトデジタルカメラには専用のものが用意されており、ほとんどのハウジングは、最高で水深40m程度の水中撮影が可能となる。
ハウジングはすべてカメラの機種ごとに専用設計され、すべてのボタンやレバーが操作できるようになっている。このため、水中でもズーム操作はもちろん、メニューやシーンモードなどの設定変更を行うことが可能だ。なお、撮影は液晶モニターを見ながら行う形となる。また、デジタル一眼レフカメラ用の水中ハウジングも一部の機種では用意されている。こちらはカメラメーカーの純正品は少なく、水中写真用品専門のアクセサリー製造メーカーが作っている場合が多い。
水中ハウジングがかなりの水深まで対応していても、地上からの光が届かない深さでの水中撮影では、大光量のストロボも必要となる。コンパクトデジタルカメラでも使えるものとして、内蔵ストロボの光に対応する水中スレーブストロボなどがある。

レタッチソフト

デジタル画像の色合いや明るさ、コントラストなどを調整するためのパソコンソフトがレタッチソフトだ。Adobe Photoshop CS2やエントリー版のAdobe Photoshop Elementsが有名だが、ほかにも各ソフトメーカーからさまざまなレタッチソフトが発売されている。デジタル写真を楽しむなら、ぜひ1本は持っておきたい。
価格帯や機能別にもさまざまな種類が用意されているレタッチソフトだが、アマチュアが楽しむために選ぶのであれば、それほど高価なものは必要ないだろう。ただし、カラースペースのページでふれたICCプロファイルに対応するには、プロ仕様のソフトが必要となる。
デジタルカメラ周辺機器としてのソフトは、パソコンのディスプレイのモニターキャリブレーションを行うソフトや、パソコンとプリンターとのカラーマッチングをするための専用ソフトもある。これらはほとんどがプロ向けのため、かなり高価なものとなる。

Adobe Photoshop CS2

Adobe Photoshop Elements

 

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