デジタルカメラマガジン 2011年3月号選考 デジタルフォト部門 選者:中井精也 先生

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合戦じゃーッ!”
カメラ:キヤノン EOS 7D  レンズ:キヤノン EF70-200mm F2.8L IS II USM  レタッチ:Photoshop Elements 8.0 にて コントラスト、彩度調整  撮影地:大分県大分市 高崎山

優秀賞

合戦じゃーッ!”
作者:bobさん

【講評】この場面を、プログラムオートで撮ったらと、ちょっと想像してみてください。きっとそこに写っているのは、ただのサルの群れ。でもシャッター速度を変更しただけで、ここまでワンダーな世界が広がるのです。肉眼や動画では見えないものを表現できる写真のすばらしさをあらためて気づかせてくれた作品です。

【アドバイス】画面中央上のサルの表情が最高。でも左下のコンクリートが目立つので、とっさに画面を右に傾けて撮影するとよかったかもしれません。

虹の祝福
カメラ:ニコン D700  レンズ:ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II  レタッチ:Capture NX 2にて彩度、コントラスト、明るさ調整   撮影地:長野県飯山市

準優秀賞

虹の祝福
作者:KaZuYaさん (長野県)

【講評】最初にみたときはイラストかと思うほど、みごとな虹の風景です。まさに太陽と水蒸気が生み出す芸術ですね。いつ消えるかわからない虹の撮影は焦ってしまいがちですが、あえて虹全体を入れず、虹の始点の部分だけを切り撮る冷静な判断力とフレーミングに感動しました。それにしても、この木の下を掘ったら、大判・小判がザクザク出てきそうだなぁ。

【アドバイス】虹を目立たせるレタッチは気持ち控えめに。あえて欲をいえば縦構図の写真も見てみたいですね。

水彩
カメラ:キヤノン EOS 5D Mark II  レンズ:キヤノン EF70-200mm F4L IS USM  レタッチ:Digital Photo ProfessionalにてRAW現像、WB、トーンカーブ、露出補正、トリミング  撮影地:栃木県日光市 千手が浜

入選

水彩
作者:atsuyukiさん (千葉県・37歳)

【講評】過去の作品を見返し、トリミングして仕上げたという作品。撮影はするけれど、自分の写真を真剣に見る人は意外に少ないもの。またこうしてトリミングすると、次回の教訓にもなりますね。リアルな花をカットしたことで、こだわって待って撮影した水面が目立つようになり、作品が引き締まりました。

【アドバイス】全体のトーンはこれでいいのですが、花の赤が濁っているのが気になります。もう少し明るく調整した絵も見てみたいですね。

成人式のカメラマンは私よ♪
カメラ:キヤノン EOS 5D Mark II  レンズ:キヤノン EF70-200mm F2.8L USM  撮影地:和歌山県和歌山市

入選

成人式のカメラマンは私よ♪
作者:HIROくんさん (和歌山県)

【講評】成人式の撮影中のうれしいハプニングをみごとにとらえました。人に慣れない野鳥がこんなことをするなんて驚き! ライオンやペンギンが撮影するEOSの広告をリアルに見た気がします。パッと見るとほんわか写真ですが、ほんの数秒のチャンスをみごとに活かす高度なテクニックと、状況を入れ込む冷静なフレーミングが要求されるハードな名作です。

【アドバイス】ジョウビタキちゃんの表情は最高ですが、モデルさんの表情が……って仕方ないか。

駅猫姉弟(きょうだい)
カメラ:ソニー α55  レンズ:タムロン SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF]  撮影地:千葉県市原市 小湊鐵道養老渓谷駅

入選

駅猫姉弟(きょうだい)
作者:wakaxさん (神奈川県・36歳)

【講評】鉄道写真は、専門なのでつい辛口に見てしまいなかなか入選しませんが、いつも撮影している駅だけに、この作品には「やられた~」と思いました。こんなときはネコだけを見てしまい背景がおろそかになりがちですが、列車がシンメトリーになっているところもいいですね。

【アドバイス】よく見ると列車にピントが合ってしまっていますので、こまめな確認が必要ですね。まぁ、ゆる鉄系の作品ではピントは二の次ですが。

ロボット
カメラ:ニコン D700  レンズ:シグマ 24-70mm F2.8 EX DG MACRO  レタッチ:Capture NX 2にてピクチャーコントロール、コントラストを調整。  撮影地:奈良県奈良市 東大寺

佳作

ロボット
作者:kenkenさん (福岡県・48歳)

【講評】なにを見せたいのかが明確で気持ちのいい作品。しっかりとローキーにして明暗差をハッキリと表現し、顔まで切る大胆なフレーミングで、力強い作品になりました。

【アドバイス】タイトルの「ロボット」は賛否別れるところ。あまり見る人に方向性をつけちゃうのも危険かなと感じました。

”けあらし”立つ朝
カメラ:キヤノン EOS 5D Mark II  レンズ:キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM  撮影地:北海道阿寒郡鶴居村

佳作

”けあらし”立つ朝
作者:boira-manさん (北海道・50歳)

【講評】実際にここに立っていたら、ほんとに絶叫しちゃうくらい感動的なけあらし。焦点距離が足りず、中央下の枝を切れなかったのが残念。

【アドバイス】タンチョウ撮影はいかに長いレンズをもっているかが勝負。フルサイズにこだわらず、APS-Cを選択するのもありだと思います。

紅に月
カメラ:ニコン D700  レンズ:ニコン Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED  レタッチ:SILKYPIX Developer Studio ProにてRAW現像   撮影地:静岡県御殿場市

佳作

紅に月
作者:begennさん (神奈川県・43歳)

【講評】タイトルも写真も、非常に完成度の高い正統派作品です。簡単そうに見えるフレーミングも、微妙なバランスを保っていて完ぺき。執念が生んだ傑作ですね。

【アドバイス】完ぺきな風景ですが、富士山の力強さは作品から感じられない気がします。切り方の問題なのかな。

ひと・人・ひと
カメラ:ニコン D70s  レンズ:トキナー AT-X 535 PRO DX  レタッチ:PictureProjectにてシャープネス、明るさを調整   撮影地:中国 山東省青島市 八大関

佳作

ひと・人・ひと
作者:Nikonさん (海外・60歳)

【講評】最近の潮干狩りはスゴいことになってるなぁと思ったら、中国で撮影した作品でした。それにしても迫力ある風景ですね。

【アドバイス】作品のキーになる手前の人たちのしぐさがイマイチなのが残念。優秀賞も夢ではないこんなおもしろい光景に出合ったら、いいチャンスがくるまで粘る執念も大切です。

HI・MO・NO
カメラ:ソニー α100  レンズ:タムロン AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD ASPHERICAL [IF] MACRO  レタッチ:Image Data ConverterにてRAW現像、WB、シャープネス、トーンカーブ調整   撮影地:島根県松江市美保関町

佳作

HI・MO・NO
作者:tsumamiさん (東京都・34歳)

【講評】スナップふうに見せながらも、考え抜かれた構図で、画面に隙がありません。黒バックにするレタッチも的確で、ここではかなり効果的です。

【アドバイス】写真から手慣れたうまさを感じます。レタッチに依存しない、さらなる表現を目指す時期かもしれません。

天眼
カメラ:キヤノン EOS 7D  レンズ:キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM  レタッチ:Photoshop CS3にてトリミング、彩度、コントラスト調整   撮影地:愛知県名古屋市 東山動植物園

佳作

天眼
作者:BlackBirdさん (愛知県・45歳)

【講評】ヒョウの鋭い眼光が迫力満点。一般的に動物園での撮影では金網をできるだけ目立たせないように撮りますが、あえてそれを演出に使う柔軟さがいいですね。

【アドバイス】いちばん見せたい目が、結果的に画面の中央にきているのが残念。どちらかに振ったほうがいいかもしれません。

脚光
カメラ:キヤノン IXY DIGITAL 800 IS  レンズ:N/A  レタッチ:SILKYPIX Developer Studio 3.0 にて色調整   撮影地:東京都中央区日本橋

佳作

脚光
作者:PopLifeさん (千葉県・47歳)

【講評】冷たい視線を受けながら横断歩道上で撮影したとのこと。過酷だったと思いますが、その苦労が身を結んでいます。ねらいが明確で見やすい作品です。

【アドバイス】絵柄からひねり出すのではなく、自分のねらいを活かしたタイトルのほうがステキになると思います。

床にイモリ
カメラ:ペンタックス K-7  レンズ:ペンタックス DA16-45mmF4 ED AL  レタッチ:Photoshop Elements 9にてRAW現像、アンシャープマスク   撮影地:愛知県名古屋市 ルーセントアベニュー

佳作

床にイモリ
作者:chatnoir23さん (愛知県・1歳)

【講評】おもしろいシーンを見つけて、それを的確に写真に活かしています。またいいところに、いい被写体がきたなぁ。その瞬間を逃さないテクもスゴいです。

【アドバイス】色カブリさえも作品に活かすところがスゴい。イモリがもう少し左でもいいかもしれないですが、それは好みの問題です。

色付く秋
カメラ:キヤノン EOS 7D  レンズ:キヤノン EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM  レタッチ:Photoshop CS4にてトーンカーブ、色相、彩度、特定色の調整   撮影地:山口県周南市鹿野

佳作

色付く秋
作者:スーさん (山口県・65歳)

【講評】誰が見ても美しいと感じる日本の秋の色。どこにでもありそうで、なかなかないみごとなシーンを、深みのある作品に仕上げてくれました。

【アドバイス】コイが手前の紅葉と重なってしまったのが惜しい。可能ならもっと粘って、完ぺきな写真を目指しましょう。

薄暮の刻
カメラ:ペンタックス K-5  レンズ:ペンタックス DA★16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM  レタッチ:Photoshop Elements 6にてWB、彩度、コントラストを調整   撮影地:滋賀県長浜市 琵琶湖

佳作

薄暮の刻
作者:fire753さん (滋賀県・52歳)

【講評】夕景の琵琶湖をとらえた正統派作品。滑らかな湖面とアクセントの木をうまく入れたフレーミング、そしてやりすぎず的確なレタッチが美しい、上品な作品です。

【アドバイス】画面下がちょっと暗く落ちすぎで重くなっているので、画面全体を上方向に振るとバランスがよくなると思います。

お散歩
カメラ:ペンタックス K20D  レンズ:タムロン SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO  レタッチ:SILKYPIX Developer StudioにてRAW現像、Photoshop Elementsにてカラー、コントラスト、シャープネス調整   撮影地:岐阜県海津市 津屋川堤防

佳作

お散歩
作者:yufukiさん (三重県・47歳)

【講評】完ぺきな風景のなか、カメラを構えていたら偶然通る完ぺきな被写体。こんなこともあるんですね。それをみごとな構図でとらえた、すばらしい作品です。

【アドバイス】過度なレタッチにより、すばらしい瞬間が非現実的な色になってしまったのが悔やまれます。

X-day
カメラ:ニコン D300  レンズ:シグマ 10-20mm F4-5.6 EX DC /HSM  レタッチ:Photoshop CS5にてカラーバランスレベル補正、レイヤー処理   撮影地:東京都江東区 有明スポーツセンター

佳作

X-day
作者:tokyocameraさん (千葉県・31歳)

【講評】水たまりの映りこみに見つけた不思議な光景を写して逆さまに見せる手法ですが、ここまで雰囲気があるのはめずらしい。たしかに不穏な世界がそこにあります。

【アドバイス】イメージに合わせてあえてローキーにしていますが、もう0.5EVくらい明るくてもいいかなと思いました。

風渡る
カメラ:ニコン D90  レンズ:シグマ 18-200mm F3.5-6.3 DC  レタッチ:SILKYPIX Developer Studio 3.0にてRAW現像  撮影地:静岡県掛川市

佳作

風渡る
作者:GON photoさん (静岡県・53歳)

【講評】井上陽水の「少年時代」のような、さわさわという音が聞こえるような、夏らしいさわやかな作品。的確なシャッター速度の設定で、効果的なぶれになっています。

【アドバイス】コンテストに出すときは、センサーのゴミ取りをするのはマナーです。とくに絞り込んだときは注意が必要ですよ。

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