デジタルカメラマガジン 2017年7月号選考〈組写真部門〉 組写真部門 選者:小林紀晴 先生

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窓越しの恋窓越しの恋
カメラ:キヤノン EOS 70D  レンズ:キヤノン EF70-200mm F4L IS USM  撮影地:兵庫県神戸市 神戸市立王子動物園

優秀賞

窓越しの恋
作者:sunlightkさん

【講評】動物園で撮られた写真の応募は毎回多いものですが、この作品はかなり趣が違いました。室内ということが大きいのでしょう。あたかも部屋でくつろいでいるようにも映るから不思議です。どうやらキリンは窓越しに2頭いるようす。とはいえ、相手は動物です。当然ながら撮影時にコントロールすることはできません。本当に窓越しにささやき合い、あるいは無言のうちに目を見つめ合い、人知れぬ恋が存在するかのようです。

<選者からのアドバイスは本誌誌面をご参照ください>

Tomorrow's colorTomorrow's colorTomorrow's colorTomorrow's colorTomorrow's colorTomorrow's color
カメラ:−  レンズ:−  撮影地:滋賀県近江八幡市

準優秀賞

Tomorrow's color
作者:KOSHIN+さん

【講評】ありそうでなかった作品といえるでしょう。ここは量販店の店内のようです。日常的によく目にする眺めです。考えてみれば、実に美しく整列しています。一目瞭然です。選んで手に取りやすくできています。機能美といっていいでしょう。それが組写真になることで、別のものに見えてきました。並ぶと実際のサイズが分からなくなる面白さもあります。当初、ビルの壁のように私には見えました。あるいはブラシの一種。完成度が高いので、逆に見落としがちですが技術に支えられています。それが作品の強度となっています。

指名手配犯指名手配犯指名手配犯指名手配犯
カメラ:ニコン D600  レンズ:ニコン AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED  撮影地:1・2枚目:静岡県静岡市 日本平動物園、 3枚目:静岡県賀茂郡 南伊豆 波勝崎苑、 4枚目:静岡県掛川市 掛川花鳥園

入選

指名手配犯
作者:えふ5.6さん (静岡県)

【講評】優秀賞に続き、同じく動物園で撮られた1枚です。これもまた意外で印象的な撮り方をしています。なんといってもタイトルがインパクトあり、です。タイトルに沿って拝見しているとみんな「悪」に見えてくるから、おかしくもあります。おおいにユーモアを感じます。これはとても大切なことです。

覗いてみよう 水の中覗いてみよう 水の中覗いてみよう 水の中覗いてみよう 水の中
カメラ:キヤノン PowerShot D10  レンズ:−  撮影地:北海道白老郡

入選

覗いてみよう 水の中
作者:sisitouさん (北海道・39歳)

【講評】この作品の妙なリアルさにとても引かれました。ここはどこでしょうか? プール? あるいは自宅のお風呂? とにかくとても個人的で、家庭的な感じがします。狭い場所をクルーズする子どもにとっては、大海よりも魅了的。そんなふうに感じられ、素敵です。アンダーな露出に艶があります。

Rhein IIRhein IIRhein II
カメラ:ニコン D7000  レンズ:シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM  撮影地:福岡県

佳作

Rhein II
作者:墨桜さん (福岡県・49歳)

【講評】河川敷の土手でしょうか。向こうに大きな河があるのかもしれません。巨大さゆえに、遠近感が失われて、奇妙な見え方をしています。なんとなく砂丘を連想させます。比較対象が少ないほどに、現実味が消えていくのでしょう。

ないものねだりないものねだり
カメラ:ニコン D5100  レンズ:ニコン AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR  撮影地:岡山県

佳作

ないものねだり
作者:₥.ushさん (岡山県)

【講評】独特の世界観がある作品です。どこか童話とか絵本の中の世界のようにも感じました。あるいは昨日見た夢を再現しているかのようにも映ります。タイトルも良いです。写真との間に絶妙な距離があるからです。

佳作

刹那
作者:legacy7010さん (東京都・45歳)

【講評】定点から撮られています。それもかなり大胆な構図です。高い場所からの真俯瞰に近いので、吸い込まれて行きそうな恐怖も覚えます。横断歩道とアスファルト。路上にはそれだけがあります。シンプルな強さです。

お彼岸お彼岸お彼岸お彼岸
カメラ:ライカ ライカM8.2  レンズ:−  撮影地:神奈川県小田原市

佳作

お彼岸
作者:INU+さん (神奈川県)

【講評】あたかも誰もいないかのように映る町。生きているものより亡くなった者たちの方が多く佇んでいるのではないか。そんな錯覚を覚えるような静けさがあります。それがとても心地良いのです。

Dharavi Dharavi Dharavi Dharavi Dharavi
カメラ:ライカ ライカQ  レンズ:−  撮影地:インド ムンバイ

佳作

Dharavi
作者:ponta821さん (徳島県・38歳)

【講評】インド、ムンバイのダラヴィスラムという町の路地裏とのことです。混沌としています。それでいて落ち着きもあります。正しくは一部分が混沌としているということでしょうか。外と内の境目、人と人の距離といったものが日本とは大きく違います。その「アジア感」が冷静な視線からにじみ出ています。

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