デジタルカメラマガジン 編集こぼれ話 [更新日:2017/3/20]

  • 表現は「自由」でいい。
    撮影スタイルが分かる「写真家のStyleBook」

     私にとって、写真とは記録や思い出作りの1つとしての意味が強く、撮っている写真のほとんどが妻と旅行に出掛けた先で撮れたものや、休日の日常的なスナップだ。どうせ撮るなら、見返したときにきれいな方が良いではないか、そういう想いもあって作品として1枚1枚に力を込めてきた。今の作品スタイルとして合成やアニメのワンシーンのような作品になったのは、数年前にFacebookのコミュニティ「東京カメラ部」の写真コンテストで「自由」をテーマとした枠に試しに応募したアニメ風合成写真が入選したことがきっかけだ。ここ数年で加工という作業は当たり前のようになってきたが、その頃は加工することそのものが邪道だと思われがち。合成なんてもってのほかだと思われる気がして、応募することに躊躇していた。入選できたことで、そういった臆病な気持ちが晴れ、作品作りに専念できる今がある。写真はこうだ! という固定概念に捉われす、あくまで個性を生み出す手段として合成や加工を使い自分に合う、自分の好きなイメージを写真に込めることが私の写真のあり方だ。今月の特集「写真家のStyleBook」には、写真家たちの撮影スタイルがそれを支えるカメラやレンズの設定値とともに語られている。
    ⇒詳細は4月号 34 ページをチェック!

    by Iskaさん
  • 素晴らしい決定的瞬間を得られる
    LUMIX GH5と狙うキタキツネのあくび

     雪の上でまどろむキタキツネの横に僕も寝転び、ほんのり漂う孤臭の中で彼をどうやって撮るか案じていた。寝顔を撮ってもつまらないので、目覚めたときのあくびをLUMIX GH5自慢の「6K PHOTO」で撮ってやろうと考え始めた。動き回る被写体を撮るには、被写体の動きを予測してファインダーの中に収める能力、手中にしているカメラの連写性能に合わせて適宜シャッターを押す能力が求められるが、少なくともこの機能があれば、後者に関する腕がなくても素晴らしい決定的瞬間を得られる。キタキツネがもぞもぞし始めたらピッとシャッターを押してファインダーの中に彼の大きな口を追いかければ良いのだ。それにしても、なかなか起きてくれない。そういえば、かつて、機関銃が発明されたとき、その野蛮さを理由に導入を拒んだ軍人がいたという。自動車(蒸気や電気による自動車)が発明されたときには、乗合馬車の組合から騒音や爆発などの危険を理由に批判が起き、人よりも速く走れないようにしたり、赤旗を振って自動車が通ることを知らせることが法定されたという。「6K PHOTO」だって、その高性能さがゆえに何かと揶揄されるだろうが、さてどうだろうか。おっと、目が覚めたかな!
    ⇒詳細は4月号 20ページをチェック!

    by 井上浩輝さん