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ニコンD850レビュー (19)湘南キャンドルではチルト液晶が大活躍

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投稿日:2017/11/29

撮影期間 2017年11月05日 ~ 2017年11月05日
使用した機材 ニコン AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
ニコン D850
D850の、個人的にはこれだけのために購入を検討しても良いと思える機能の1つだと考えているのは「チルト液晶」です。
ハイエンドのフルサイズ一眼で画面が動かせるのはソニーだけで、ニコンもキヤノンも頑なに「耐久性が-操作性が-」といって採用を断念してきました。

それが、ついに!

ついに!!


ニコンがやってくれました!!

光のキャンディー

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カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
焦点距離:
85.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/8秒
絞り数値:
F2.0
露光補正量:
-1.3EV
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Auto


キヤノン5D Mark IVも、液晶がチルトだったらもう10年は現役張ってもらえる最強の機種だったのですが、ここだけが残念。。
6D Mark IIではやっと液晶が動く!と思ったらまさかの「バリアングル」…後述しますが、個人的にバリアングルはまったく好きになれません。

さて、D850のチルト液晶は、上に約120度、下に約80度開く、タッチパネル搭載の液晶を採用しています。

チルト液晶の最大の利点は、
これを活用すれば、「寝そべらなくても済む」ことです(笑)
また、混雑している状況とかでも、
腕を思いっきり上に伸ばしながらでも
きちんと構図を確認しながら撮ることもできます。

アップロード画像

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カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
焦点距離:
85.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/50秒
絞り数値:
F1.4
露光補正量:
-0.3EV
ISO感度:
400
ホワイトバランス:
Auto


ちなみに既に上でちらっと書きましたが、
「チルト液晶」と対になるのは「バリアングル液晶」です。
「チルト液晶」が上下方向にしか動かせないのに比べ、
「バリアングル液晶」は液晶を一旦開かないといけないという面倒さはあるものの
上下左右に動かせる可動域の広さが大きなメリットです。

チルト液晶の場合は上下方向のみの動作ですが、
横位置であればハイアングルでもローアングルでも迅速に撮影が行え、

「面倒だな」と感じることはほとんどありません。
一方で、「ローアングルの縦位置」についてはチルト液晶では対応できず、
すごい変な感じで撮ることになってしまいます。。

じゃあやっぱりバリアングル液晶の方が良いじゃん!
と思ってしまいますが、意外とそう単純な話ではないのが面白いところ。

アップロード画像

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カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
焦点距離:
85.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/80秒
絞り数値:
F1.4
露光補正量:
-0.3EV
ISO感度:
1600
ホワイトバランス:
Auto


1つ目は最初に書いたように、撮影する際は「開いて回転させる」
という2つの動作が必要になってしまう点。
そしてさらに辛いのが、撮影が終わって液晶を元に戻すときも改めて
「回転させて戻す」という2つの動作をしないといけません。

撮影する度に2回動作をするのはかなりテンポが悪くなりますね…


さらに欠点があって、液晶を横に開くと、ストラップに当たりますよね(^^;
暗い場所だったりでシャッター速度が辛いとき、
私はよく首にかけてグイ―って伸ばして撮影するんですが、
そういうことがバリアングル液晶だとやりづらいですね。。

まぁ、液晶開かなければよいって話もありますが。


そして最後の欠点は少しマニアックですが、光軸と液晶がずれること。
風景とか遠くのものを撮っているときには気にならないんですが、
近くの物を撮ろうとすると、液晶画面と手の動きが微妙に連動しないので
シビアなピント合わせが必要なときは結構なストレスになります。

アップロード画像

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カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離:
38.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/10秒
絞り数値:
F2.8
露光補正量:
+0.7EV
ISO感度:
1250
ホワイトバランス:
Auto


特に上の写真なんかは地面すれすれから撮っていますが、
チルト液晶がなければ人混みで大混雑の中寝そべるという
罰ゲームにも程があるかなりの羞恥プレイになってしまうこと間違いありません。。

それがチルト液晶のお蔭で、構図を確認しながらキチンとピントも合わせた上でスマートにシャッターを切ることが可能です。

アップロード画像

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カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離:
24.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/6秒
絞り数値:
F2.8
露光補正量:
-1EV
ISO感度:
160
ホワイトバランス:
Auto


というわけで「縦位置のローアングル撮影」さえ若干の不便を我慢すれば
実はチルト液晶の方がシンプルな分、総合的なストレスは低めかも、と個人的には感じています。
といいつつ、富士フィルムのX-T2なんかは縦にも横にも開けるチルト液晶を搭載していますので、それが最強だとは思いますが。。

ぜひ次期モデルには縦横両対応のチルト液晶搭載の検討を是非!

アップロード画像

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カメラ:
ニコン D850
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
焦点距離:
70.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/20秒
絞り数値:
F2.8
露光補正量:
-2.7EV
ISO感度:
140
ホワイトバランス:
Auto


ただ、縦構図の写真を多く撮られる方にとっては
もちろんバリアングル液晶の方が良いですし、
縦にも横にも対応できるという意味では、
バリアングルの方が不満が出ずらいということもあるかもしれません。

この辺りは縦横両対応のチルトにするというウルトラCを除いて、
「これ」という解がまだないのが現状でしょうが、
これから技術の進化でどう変わっていくのか…
その辺りもカメラ好きとしては楽しみですね。


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!


(余談)
11月3~4日で長野撮影ツアーに行ったことは周知のとおりですが、
次の日5日には既に撮影機としてアップした通り、銀座でポートレートを撮影。
その足で江の島のイルミネーションを撮りに行くという、
まさかの3日間撮影漬けの毎日を送っていました。
やっぱり撮影してるときが一番楽しいですね♪



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注目製品レビュー ~ニコン D850編~
http://ganref.jp/common/monitor/nikon/d850/

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■D850レビューの一覧
(1)開封の儀
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11173
(2)D850が使いやすくなるお勧めの設定【保存版】
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11184
(3)キヤノンEOS 5D Mark IVとの操作性の違い5選
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11185
(4)D850のフォーカスエイドの良い点悪い点
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11189
(5)SnapBridgeはロケポートレートで必須の最強ツール
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11194
(6)写真セレクトから現像までのフローを徹底的に効率化してみた
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11198
(7)紅葉撮影ツアー①座学とD850のファーストインプレッション(前編)
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11202
(8)紅葉撮影ツアー①座学とD850のファーストインプレッション(後編)
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11210
(9)横手山「のぞき」からの美しいマジックアワー
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/15768
(10)石の湯ロッジで頂く至福の夜ご飯
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/15781
(11)インナーフォーカスレンズでもばっちり使える「フォーカスシフト撮影」
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11228
(12)霧が幻想的な一沼の朝
http://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/15795
(13)D850でようやく実装された待望のレーティング機能!
https://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11230
(14)PFレンズはやはり逆光といかに付き合うか、がポイント
https://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11232
(15)石の湯ロッジで頂く心のこもった朝ごはん
https://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/15822
(16)雨の中で撮る志賀高原の紅葉
https://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/15837
(17)他社製ストロボとの相性アレコレ
https://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/review/11247
(18)ポートレート撮影で便利な顔認識AF
https://ganref.jp/m/arajin2000/reviews_and_diaries/diary/15845

コメント(1,000文字以内)

4件中 1〜4件目

ゆう
>hide-photoさん
E-M1 Mark Iはチルトだったのに、Mark IIでバリアングルになってしまったのがすごく残念だと感じました。チルトだったらサブ機に買っていたかも…と思う程です。

「知らない方が幸せ」というのは世の中多いですよね(笑)

2017年12月01日 10:28

hide-photo
オリンパス機はバリアングル液晶ですが、あまり違和感を感じたことはなかったんですが。。。

D850を使ってみてチルト液晶の方が使いやすいと感じました。
レビューワーをすると知らない方が幸せだったことに気付かされますね(^^;

2017年11月30日 22:00

ゆう
>くにさん
富士フィルムX-T2の3方向チルトについては記事でも言及させていただきましたが、
PENTAX K-1のフレキシブルチルトモニターについては存じ上げておりませんで、早速調べてみました…

が、すごいですね!
「光軸から離れない」かつ「上下左右、どの方向にも向けられる」
という、まだ実機で触ったことがないので分かりませんが、見た目だけだと理想系の1つの方向性かもしれませんね。
メーカー的には機構が複雑すぎることによるコストアップと故障率の上昇という問題もありそうですが、、

ぜひこういうことにさらに挑戦してほしいですね!

2017年11月29日 14:23

くに
縦位置でのローアングル対応には、バリアングル型〔横開き式〕だけでなく、PENTAX K-1のフレキシブルチルトモニターや富士フィルムX-T2の3方向チルト式なんてのもあります。
天体望遠鏡に取り付けたりすると、ピント合わせに無理な姿勢でする必要がないモニターの自由度の高さは、いくらでも高めてほしい所です。
このクラスにチルトが着いたことは拍手喝采ですが、さらなる撮影の自由度向上に機構屋さんは頑張ってくださいと願ってます。

「撮影している時が一番楽しい」には大きく頷きます。
撮影してばかりで、文章を起こす時間が取れないのが辛いです。

2017年11月29日 13:50

4件中 1〜4件目

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プロフィール

ただ撮ればいいって訳じゃない。写真って、その瞬間の想いを伝えるもの。 結婚...

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