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注目製品レビュー ~ニコン Z 7&Z 6編 ~セミナー編その1~

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投稿日:2019/02/17

撮影期間 2019年02月16日 ~ 2019年02月17日
使用した機材 ニコン AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
ニコン Z 6
GANREF編集部の開会のご発生の後、いつもお世話になっているニコンイメージングジャパンの担当者の方からご挨拶があり、
1.ニコン以外の機材をメインに使用しているレビューワーもおられます。他社製品との比較もOKです。
2.Zシリーズのよい点、悪い点を遠慮なくレポートして欲しい。
3.欠点・改善点には、「こうであったらいいのに」との提案を付けてほしい。
4.企画・開発担当もこのレビュー記事を真剣に見ており、レビューワ~の意見が届きます。
とこの企画に対するニコンの姿勢を拝聴しました。

そのあと、2日間行動を共にするレビューワー・スタッフの紹介があり、いよいよ助川先生によるセミナーの開始です。

まず、先生の自己紹介のあと、Z 6、Z 7の特徴説明、「鉄道編成写真の極意」「鉄道風景写真の極意」「鉄道風景写真に役立つセッティング」と秒間12コマの高速連写のごとく、超高速での説明でした。
特に普段は鉄道を撮らない私にとって撮鉄の98%がこれを撮るという「編成写真の極意」はありがたかったです。

では、いつものようにミミズ文字の解読を記憶が薄れないうちにできるだけ書き連ねます。
不足・誤記等ありましたらレビューワーの皆さん、突っ込んでください。

●Zシリーズの特徴
・EVFがよい
 70㎜で両目で動きもの(旗など)を見れば、その遅延時間の短さが実感できる。
・ミドルレンジシャープが秀逸で、エッジは切れて面にはノイズが乗らない。
 効果強度は自由にカメラでも現像ソフトでも調整できる。
 高画素と高解像度は別物。
・回折補正が自然で、開発者から常に入れっぱなしで問題なしと聞いている。
 ガンガン絞ってもOK(低速シャッターでの流し撮り、被写界深度を深めてパンフォーカス気味に)

●Z 6の特徴
・12コマ/秒の高速連写
 AEは最初の一コマ目で固定されるが、AFは連動する。
 一コマ目でAEが固定されると白い車体の編成とかでは露出がずれるのでマニュアルがおすすめ。
 AFは追従するので使用する。オートエリアでターゲット追尾がよい。
・2450万画素の高解像度
 これだけの情報量があれば半切でも問題なし。
 
●Z 7の特徴
・D850譲りの風景向け高画素機だが秒9コマの高速性を持つ。(ブースターなしで!)
・普通に撮って、ボルト頭の六角形、車体の錆までリアルに写しとる。

●ここからは作例とその解説
言葉だけでは難しいのですが、できる限り残します。
(ほとんど自分用の備忘録みたいで申し訳ないです)

・紅葉は曇りでWBも曇天で
 赤みが残って雰囲気がでる。
・逆に新緑の季節は晴天がよい。
・流し撮りには、広角~標準域は高速拡張で数で勝負、望遠域は5コマ/秒でポストビューを見ないほうがよい。
・朝夕の赤みが残る時間帯では自然光オート(Auto1)で補正しきらず雰囲気を残す。
・ズーム流しはF13、SS1/10くらい。画面内での動きが少ないのでSSは遅めにしなくてはいけない。
・通常の流し撮りなら、70-200で1/30を目指す、普通は1/60くらい。
・流し撮りでSSを一段遅くすると失敗する確率は二乗になるとの説がある。
・編成写真はAF-Cを使う。超望遠域では置きピンは難しい。
 また、時速130㎞の車体は高速連写でも一コマ間で3m移動するのでAF-Cがよい。
・編成写真は重心を下に(画面上部に余白を置く)
・先頭、末尾とフレーム枠の余白はほぼ同じ。
・電柱は車体の後ろに隠す。(先頭車の前に電柱を置かないようにする。
・鉄道風景写真では画面1/4の中央に列車を置き、残りを空や前景で空間を大きくする。
・山などがあった場合、その重さに釣り合うフレーミングを行う。
・望遠での側面からの流し撮りは、親指AFが最適。
・AF-Cですっぽ抜けたら、一度別方向に向けて仕切りなおすとよい。この時超望遠であればドットサイトがあれば再フレーミングが容易。
・曇り空の時は空を入れない方がいい。

助川先生はもっともっと鉄道写真の奥義を伝えたかったようですが、時間が来たため撮影地への移動となりました。

最初に訪れたのは、とある駅の駐輪場。
撮り鉄さんには有名な場所だそうで、先客のビデオ撮影の方がおられました。
雨脚が強くなってくる中での撮影でしたので、駐輪場の屋根に助けられました。
ここでの課題は「編成写真を撮る」です。

まずはターゲット追尾AFの練習台に貨物列車を追ってみます。
拡大するとヘッドライトに光る雨粒まできっちり写って感動です。
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン Z 6
焦点距離:
400.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/400秒
絞り数値:
F8.0
露光補正量:
-1.3EV
ISO感度:
1600
ホワイトバランス:
Auto1


さて、本番はというとターゲット追尾AFに慣れておらず、AF枠に自分で先頭車を合わそうとしてフレーミングが崩れてしまいました。
編成写真その2

写真を拡大する

カメラ:
ニコン Z 6
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
焦点距離:
400.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Shutter speed priority AE
シャッタースピード:
1/800秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-1.3EV
ISO感度:
1400
ホワイトバランス:
Manual

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン Z 6
焦点距離:
350.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Shutter speed priority AE
シャッタースピード:
1/800秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-1.3EV
ISO感度:
2000
ホワイトバランス:
Manual

何度か挑戦したのですが、ついついカメラを振って余分な電柱などを画面内に入れてしまいます。
先生によると「鉄」の意思で動かさない。もしくは三脚に固定してAFは追尾に任せるのが一番とのことです。
なお、ターゲット追尾AFは絞り開放のほうが精度がいいそうです。
超望遠でもそういうことらしく、ちょっと意外でした。

おまけで後ろ姿も撮ったのですが、この辺りで次の課題「流し撮り」ポイントに移動です。
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン Z 6
焦点距離:
400.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Shutter speed priority AE
シャッタースピード:
1/800秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-1.3EV
ISO感度:
1000
ホワイトバランス:
Sunny

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン Z 6
焦点距離:
400.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Shutter speed priority AE
シャッタースピード:
1/800秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-1.3EV
ISO感度:
4500
ホワイトバランス:
Sunny


流し撮りについては次回の記事にまとめます。

2019/02/17 09:13 誤字を修正しました。
21:05 更に修正。
2019/02/18 13:00 更に更に誤記修正。
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「注目製品レビュー ~ニコン Z 7&Z 6 編~」企画に参加中!!
https://ganref.jp/common/monitor/nikon/z7_z6/

コメント(1,000文字以内)

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くに
■まほろば1123さん
コメントありがとうございます。
AFポイントのマークに狙い場所を合わせる癖はフィルム時代からしみついてますからねぇ。
確かに絞り開放のほうが、わずかな距離差もコントラストとして認識するので一度ロックオンすると精度が高いのでしょう。
1stシーケンスではデフォーカスが大きいと位相差も検出できないみたいで、FUJIFILMの望遠では人が目を細めるように絞っていたのが興味深かったです。

■legacy7010さん
コメントありがとうございます。
数打ってそのうえトリミングでごまかしたりしてますよ。

■sonokaさん
コメントありがとうございます。
こちらこそ楽しい時間をご一緒できてよかったです。

■助川先生
セミナーでのご指導、ありがとうございます。
おかげさまで、非常に鉄分の濃いレビューとなっております。
レビュー期間も後半戦になりましたが、従来の撮影フィールドに鉄分を追加してセミナーの内容を実践していきます。

■る機会も必ず巡ってきますので、是非積極的に使っていただければと存じます。
次回レビューも楽しみにしております!!
2019年02月19日 16:05
削除する

■hide-photoさん
コメントありがとうございます。
i-menuやカスタム設定は覚えきれてないので、hide-photoさんの記事を参考にさせていただいてます。

■NEONEOさん
コメントありがとうございます。
こちらこそ、NEONEOさんの作例を含めたレビューを参考にさせていただいてます。

2019年03月03日 23:11

まほろば1123
三脚に固定してAFは追尾に任せるのが一番とのことですが、癖はなかなか抜けませんね。

絞り開放のほうが精度がいいというのも、そのほうが機械的には、性能を発揮できるのかもしれませんね。

2019年02月21日 21:39

legacy7010
この器用さが羨ましいです~
私は闇夜の流離人さんのように撃沈でした。。。

2019年02月20日 09:03

sonoka
D850の時も思ったが、くにさんはなんでいろんなこと知っているし、先生が仰ったことに対しても理解と実行に移すのもはやい、いい勉強になりました。ありがとうございます。

2019年02月19日 22:02

助川康史
くにさん
こんにちは!
土日のZ7&Z6セミナーはお疲れ様でした!
ガチ鉄写真という普段くにさんが撮影されている写真とは違う世界でしたが楽しんでいただけて嬉しいです。
しかしながら私の早口にもかかわらず、かなり細かくメモしていらしてびっくりしました(笑)。鉄道写真撮影の考え方や設定がお伝え出来たことが分かりましたので良かったです。
作例の編成写真も初めて撮影されたとは思えない程良いと存じます。
AF-Cのターゲット追尾AFも頻繁に使うものではないかもしれませんが、この機能が生かせる機会も必ず巡ってきますので、是非積極的に使っていただければと存じます。
次回レビューも楽しみにしております!!

2019年02月19日 16:05

hide-photo
先生の言われたことを頭の中でイメージしながら、メモっていたので、取りこぼしが結構ありました。

貴重な情報、ありがとうございました♪

2019年02月18日 19:55

NEONEO
>ターゲット追尾AFに慣れておらず、AF枠に自分で先頭車を合わそうとしてフレーミングが崩れてしまいました。

何回もやってしまいますよね(^^;)

私のメモ書きより丁寧なので、大変参考になります。
ありがとうございます。

2019年02月18日 12:36

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最近体力低下を実感中。 レスポンスが遅れ気味ですがご容赦ください。

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