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梅雨時のイトトンボ遠征 2日目:2年目のアマゴイルリトンボ

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投稿日:2019/06/29

 今回の遠征初日は、先の撮影記の通り、オオセスジイトトンボの生息する某所を訪問した後、会津若松まで移動してのお泊り。この日はそのまま温泉に入ってゆっくり休み、翌日の朝、9時過ぎにチェックアウトして、いよいよ本題のアマゴイルリトンボの生息する地域に着いたのが10時くらいでした。
 天気予報通りに、この日の朝は雨が残り、気温はそれほど低くなかったものの、トンボの活動は低調。加えて、アマゴイルリトンボの最盛期にはまだ早い時期だったので、到着直後は青く色付いた♂の姿は見えず、湿地からは少し離れた茂みの辺りで、まだ成熟途上の若い♂♀個体を見かけるばかりでした。

 「これはちょっと、遠征時期を間違えたかな?」と落ち込みかけましたが、11時を過ぎた頃から少し天候が回復傾向に転んできて、時々雲間から陽が射すようになってきました。すると、それまでどこに潜んでいたのか、やっと青い♂達が姿を見せてくれました。出てきてくれさえすれば、比較的近くに寄っても逃げないトンボなので、望遠ズームからパナライカの12-60mmに切り替えて、この日はある程度近くからじっくり狙う事にしました。
アップロード画像

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
焦点距離:
60.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/320秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-1.7EV
ISO感度:
200
ホワイトバランス:
Auto


 今年はずっと、パナライカ12-60mmを主力にして撮り回っていますが、焦点距離全域で、撮影倍率0.6倍程度まで寄れるこのレンズは、たとえ小さなイトトンボ類であっても撮影をこなしてしまいます。しかも、解像力は十分シャープで、かつボケも比較的綺麗という事で、トンボの全体像を撮る限りにおいては、本当に万能選手的なレンズと言えるでしょう。最近の高級レンズは、標準ズームとは言っても侮れません。
2年目の瑠璃色

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
レンズ:
パナソニック LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
焦点距離:
60.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/160秒
絞り数値:
F8.0
ISO感度:
200
ホワイトバランス:
Auto


 アマゴイルリトンボの狙いは、何と言っても♂の瑠璃色がメインとなるのですが、♀もなかなかどうして、見逃せません。肩部の筋模様は青ではなく黄色っぽくなり、複眼の色もちょっと薄目という事で、♂のような神秘的な雰囲気は薄れます。でも、こちらはこちらで爽やかな色合いが高原の雰囲気に合っていますし、透明感のある複眼の色は、ちょうど生息地の湖沼の水面を映したような雰囲気でもあります。
アップロード画像

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
焦点距離:
60.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/160秒
絞り数値:
F8.0
ISO感度:
200
ホワイトバランス:
Auto


 さて、それではこの写真の個体は♂♀どちらでしょう?色合いだけをパッと見ると、一見♀のように見えてしまいますが、尾部先端の形状をよく見ると、♂だという事が分かります。肩の模様もまだ色付いておらず、複眼の色も白っぽいという事で、成熟前の若い個体なのでしょうね。この日の撮影では、こんな♂個体も数多く見られましたので、やっぱりこのトンボの活動時期としては、まだまだ早めだったようです。
アップロード画像

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
焦点距離:
60.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/400秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-2EV
ISO感度:
200
ホワイトバランス:
Auto


 せっかく標準ズームを付けて撮っていたので、広角寄りで周辺環境を入れ込んだ写真も。♀は水場直近よりも、少し離れた茂みに潜んでいることが多いので、湖沼の探索路脇で見かけた個体を、フル換算32mmで探索路の様子をバックに入れて撮ってみた一枚です。
アップロード画像

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
焦点距離:
16.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/160秒
絞り数値:
F5.6
ISO感度:
320
ホワイトバランス:
Auto


 一方の♂は、特に成熟してくると、あまり水場からは離れないような感じを受けます。その分、背景に変化が付けづらいのですが、ちょうど止まっていたシダ類の形が、背景の草木の葉っぱの形と対比して面白かったので、広角端のフル換算24mmで収めました。この焦点距離でも、小さなイトトンボにこれだけ寄って撮れるので、本当に撮影のバリエーションが広いレンズだと思います。
アップロード画像

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
焦点距離:
12.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/80秒
絞り数値:
F8.0
露光補正量:
-0.7EV
ISO感度:
200
ホワイトバランス:
Auto


 そうこうしている内に、13:30を過ぎる頃にはまた天気が崩れてきて、雨が降ったりやんだりという雰囲気に。一旦フィールドを離れて、少し麓の方に降り、周辺の沼や湖をチェックしつつ食事も済ませましたが、天候に大きな変動も無かったので、この日も早めに、近くに取っていた2泊目の宿にチェックインすることにしました。
 一応各々単独の姿は十分に撮影できたものの、まだ♂♀の交尾姿などは撮れていなかったので、この時点で心残りが無かった訳ではありません。翌日の天気予報もあまりパッとしてなかったのですが、この場所なら高速道路のアクセスが悪くないので、最悪また埼玉から出直すことも視野に入れて、この日はあまり無理押ししませんでした。結果としては、翌日も晴れ間が覗いてくれたので、かなりの部分は翌日に賄えましたが、その辺りは次の撮影記で。

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ふるとねトンボ

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94785
Next Point
25215
メインカメラ
LUMIX DC-G9 PRO

プロフィール

ポイントやアップロード上限を気にせず、トンボ撮影記を中心にボチボチと活動し...