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梅雨時のイトトンボ遠征 +α:おまけは複眼どアップ

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投稿日:2019/07/01

 今回の2泊3日遠征、それぞれの日の撮影記は既にアップしましたが、その中で載せていなかったのが複眼のドアップ写真。アマゴイルリトンボは、特に♂の複眼が深い瑠璃色で、太陽の光が入ると本当に小さな宝石のような輝きを見せてくれます。
 一応昨年も、その写真を撮ってはいるのですが、それでもやっぱり毎年、チャンスが有れば撮っておきたい姿であることは間違いありません。今回の撮影記では、3日分とは別のおまけとして、そんな複眼に目一杯寄ってみた写真を集めてみました。もし良かったら等倍画像でご覧いただけると、肉眼では分からない個々の複眼の様子に興味を持っていただけるかもしれません。

 既に書いている通り、2日目の撮影では陽の射している時間が長くなく、フィールド全体を回りつつ望遠ズームと標準ズームで撮っていたので、純粋に複眼に寄った写真は撮っていませんでした。そんな中、一応パナライカ12-60mmで、寄れるだけ寄ってみたのがこちらの一枚。モアレが出ているので、細かい構造が有るのは分かりますが、複眼の一粒一粒を分解するまでには至りません。いくら寄れる標準ズームとはいっても、さすがにそこまで求めるのは無理ですよね。
アップロード画像

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
焦点距離:
60.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/1000秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-1.3EV
ISO感度:
200
ホワイトバランス:
Auto


 最終3日目の撮影は、すでに交尾姿を載せていますが、実は元々、複眼アップの写真を狙ってマクロレンズを付けてました。とは言え、最初の内はあまり寄らせてくれる個体が見つからず、まずは多少距離を開けつつ、複眼の粒が分離する程度のアップを狙いました。このくらいの撮影倍率だと、手持ちでも比較的楽に撮影できます。
アップロード画像

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
焦点距離:
60.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/160秒
絞り数値:
F5.6
ISO感度:
200
ホワイトバランス:
Auto


 そうは言うものの、小さい複眼まで解像させるとなると、色々注意すべき点が出てきます。屋外撮影だと風で被写体が動いしまうので、仮に三脚を立ててもきっちりブレを防いでピンを出せるとは限りません。むしろ、早めのシャッターを切って連写する方が、バッチリの写真を撮り易いので、マニュアル露出でSSを1/250~500secくらいに決め打ちして、ISO AUTOで撮るのが楽です。
アップロード画像

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
焦点距離:
60.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/400秒
絞り数値:
F5.6
ISO感度:
500
ホワイトバランス:
Auto


 ♀の複眼も上半分は綺麗な水色をしていて、これはこれで透明感が有って美しい姿です。ただ、この日はあまり日向に♀個体が出てきてくれなかったので、透明感は今一つだったかな…? それと、前の写真もそうなんですが、このくらいの寄り方になってくると、イトトンボの複眼はかなり左右に張り出しているので、両目にピンを出すには、真正面か真上の方向から撮る必要が有ります。
アップロード画像

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
焦点距離:
60.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/125秒
絞り数値:
F5.6
ISO感度:
320
ホワイトバランス:
Auto


 そんな訳で、最後は落ち着いている♂個体を探し出して、顔の真ん前方向から撮ったものを2枚。一枚目がやや上方からの撮影で、二枚目はもう少し下の方向から撮ったものです。これよりも下から撮ると、撮影が大変なだけではなく、口元の方が目立ってモノサシトンボ類の顔の特徴が薄れてくるので、これくらいのアングルが良いかと思ってます。
アップロード画像

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
焦点距離:
60.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/400秒
絞り数値:
F8.0
露光補正量:
-0.7EV
ISO感度:
400
ホワイトバランス:
Auto
瑠璃色の複眼

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カメラ:
パナソニック LUMIX DC-G9 PRO
レンズ:
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
焦点距離:
60.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/400秒
絞り数値:
F8.0
露光補正量:
-0.7EV
ISO感度:
400
ホワイトバランス:
Auto


 ちなみに、このレベルの寄り方だと、ピントの歩留まりが極端に落ちるので、フォーカスブラケットを使って撮っています。ブラケット条件はフォーカスステップを「2」に設定し、枚数を「7枚」とするのが、私のこの手の撮影時のデフォルト条件。多分、枚数は5枚でも大丈夫なんですが、風によるブレや自分の体の前後動も考慮して、ちょっと多めに撮ってます。あとは、手ブレ補正がいくら効いても、風による被写体ブレは防げないので、シャッター速度を少なくとも1/250sec程度以上を目安に上げるてます。あとは、気休め程度かもしれませんが、シャッターを電子シャッターに切り替えてます。
 このフォーカスブラケットなんですが、オリンパス機とパナ機でどちらがやり易いかというと、実際の所は一長一短で難しい所です。設定のし易さはパナ機の方が上なのですが、G9で残念なのは、電子シャッターにしてもオリ機よりかなり連写速度が遅いことで、これはメカシャッター/電子シャッターのどちらでも変わりません。一方のオリのE-M1のフォーカスブラケットの方が、間違いなく連写間隔は早くて良かったのですが、ただ電子シャッター固定で強制的に無音モードになり、撮った手ごたえが掴みにくかったのが難点でした。
 また、それにも関係が有ることかもしれませんし、ハッキリ確認している訳でも無いのですが、フォーカスのずらし方がG9とE-M1では異なるような…。G9の方は、最初がAF設定位置(0)で、その後+,-,++,--,+++,---という順番(±は逆かも)で動いている気がするんですが、E-M1ではいきなり---方向下限まで動いてから始まって、そこから--,-,-,+とちょっとだけ反対側に行って終わりだった気がします。だとすると、確かにE-M1の方が動作は速くなりそうですが、フォーカスをずらしてベストを選ぶという意味ではG9の方が、感覚的にはしっくり来ますね。ただ、そうは言っても動作の遅さも気になる所ですが…。
 ひょっとしたらE-M1 MarkIIはまた違うのかもしれませんが、とにかくどっちも決定打にかけるというのが本音です。

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