D600との比較
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ニコンD600から、二代目登場で廉価になった初代6Dへ機種変更しました。
カタログスペックでは気付かなかった実使用面での違いについてレビューします。
*当方、JPEG撮影メインでの観点となります。
■良い点
・JPEGのファイルサイズが小さく扱い易い。
6Dは1枚あたり5MB前後、D600は10MB前後。
ちなみにD7200は14MB前後、X-T10は9MB前後。
画素数の違いを踏まえても、圧縮率が高い。
・JPEG撮って出しの発色(特に肌色)がよく、解像感が高い。
D600のJPEGは、デフォルトでシャープネスが低めの設定。
・シャッターショックが小さい。
・高感度耐性が1段程高い。6DはISO12800が常用できる。
■悪い点
・ISOオート低速限界が1段毎にしか設定出来ない。(例:1/125→1/250)
D600では1/3段毎に設定できる。(例:1/125→1/160→1/200)
・カメラ内でのレンズ歪曲自動補正が出来ない。(色収差・周辺光量の自動補正は可)
・液晶モニターの自動調光機能がなく、明るい屋外や暗い屋内では調整が不便。
D600は自動調光あり。
ハードウェアとしての機能・完成度はD600が優れており、RAW撮影派にはお勧めです。
一方、6DはJPEG写真の出来がよく、手軽さを感じます。
設計思想の違いですね。
2017年08月24日 20:14