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【撮影記】プリントすると写真がうまくなるって本当!!? 第51回 キヤノンフォトコンテスト受賞にまつわる話

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投稿日:2017/11/21

撮影期間 2017年05月01日 ~ 2017年11月20日
使用した機材 キヤノン EOS 5D Mark III
受賞コメントには文字数に限りがあるため日頃お世話になっているGANREFのレビュー・撮影記の場をお借りして作品「盛夏の日暮れ」の撮影のこと、お世話になった先生方から学んだことやアドバイスがどのように生かされたかを書いてみる。
(ダラダラとした駄文のたれ流し...)
最後に受賞記念として私の初めての作品集を期間限定で無料セールをしますのでその告知を。(無料セールは数回やります!)

■下準備と発送
2017年5月
A3用紙をKinko'sにてワイド四つ切サイズに断裁。
自宅のストックからの持ち込み。各種用紙を重ね合わせて20~30枚?程度、お店のお姉さんに渡して、大量の短冊を作成。
ちょうどピクトリコプロ・スムーズフォトペーパーの写真が残ってましたが、Canon純正の用紙も別作品に使用しています。
断裁していただく際には失敗しても補償はないのでその覚悟と念押しでサイズ間違いのないようにお願いして下さい。
自宅で1枚1枚カッターで切るよりきれいで楽でした。
アップロード画像

写真を拡大する

焦点距離:
4.9 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
シャッタースピード:
1/100秒
絞り数値:
F2.0
ISO感度:
200
ホワイトバランス:
Auto


2017年7月
応募用紙を入手。新宿のサービスセンターです。閉鎖との報道があり、不便になりますね...


2017年8月
締め切りギリギリの週末、印出を終えて梱包。
組写真3点と単写真1枚。ワイド四つ切サイズで組み写真、縦横混在構成にすると郵便では送ることが出来ないサイズになってしまいました。
宅急便での発送です。(ちょっと落選作が見えてますね。)
アップロード画像

写真を拡大する

焦点距離:
4.9 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
シャッタースピード:
1/100秒
絞り数値:
F2.0
ISO感度:
320
ホワイトバランス:
Auto


■受賞作品「盛夏の日暮れ」
盛夏の日暮れ

写真を拡大する

カメラ:
キヤノン EOS 5D Mark III
レンズ:
キヤノン EF50mm F1.8 STM
焦点距離:
100.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/320秒
絞り数値:
F4.0
露光補正量:
+0.7EV
ISO感度:
1250
ホワイトバランス:
Manual

http://cweb.canon.jp/photocontest/contest51/portrait.html

きっかけは部屋の窓辺、目に飛び込んできた夕日を反射する壁と影だ。
オレンジともアンバーとも言い難い夕日の色に染まる壁にレースカーテンの襞の影。
ひらめいたのは横須賀功光さんの「檻」という作品群だ。どうやって撮ったのか想像もつかない。
今年の初めに広尾でオリジナルプリントを見たときの印象だった。

部屋備え付けのテーブル、いすを少し移動して座らせて撮る。どうにも思うようなカットが撮れない。
子供ですからそんなものです。

あとは日が落ちて夕食の時間になるまでの間に二人でお茶だったかコーヒーだかを作って飲んでいた。
その姿をポツン、ポツンと撮り続けた。

すべてが時系列に進んだわけではなく別の日のカットもあるが、夕日の色と影はそう大きく違いはなかった。

■お世話になった先生方
なった、と見出しは過去形だが現在進行形である。
首都圏在住、懐と時間に余裕があるのだろう、と問われればかすっているかもしれないが特に懐に余裕は無い。本当に。
だが地の利を生かして多くの写真家の先生と貴重な時間を共有させていただいたことが写真技術の向上につながっていることは間違いない。
しかし、その一方でどこにお住まいであろうが、ありきたりな東京の風景ばかりでなく、その土地ならではの風景、行事、人々が被写体となりうるはず。その点はうらやましく思えてならない。

まず一番に挙げるのはGANREFワークショップ 重本隆先生。
ポートレートの撮影技術、構図、ライティング、モデル・被写体とのコミュニケーション、気遣いなど..きりがない。
そして重本先生のワークショップのアシストに来てくださっていた杉山宜嗣先生、磯村浩一先生、薮田織也先生。
何気ない撮影時の注意点をはじめ、たくさんのことを教えていただいた。
最近GANREFでのポートレートワークショップ(WS)、ポートレート+ライティングWSがないのが残念でならない。
ポートレート+ライティングWSはハードルが高いと思われがちだが、そんなことはない。重本先生は参加者のレベルに合わせて丁寧に指導してくださいます。
(色々とご事情があるようですが、ここはC社かライティング機材メーカーあたりがガッツと協賛を...と無責任な発言)
稀にポートレートの横縛り有り。これが良いんです。縦位置で人を撮るのは撮りやすい。そこをあえての横位置。鍛えられます。

二番目はレタッチ「CreCo」横木安良夫先生。
選者なので、なんだ、教え子かと思われるかもしれませんが横木先生はバッサリ来ます。ダメな写真はダメと。
話をCreCoに戻すとシンプルで一度理解すると手早くレタッチができる。
他紙の過去連載ほかエッセンスは横木先生のwebサイトでも簡単な手順は公開されていますがAmazonの電子書籍 Kindleで最新版が販売されています。
私のレタッチのバイブル。
https://www.amazon.co.jp/CRP-JAPAN-明室クリコ2017-写真作品レタッチの基礎-PhotoshopCC-ver-002-ebook/dp/B071XZF4JF
大和田良先生の「みんなの Photoshop RAW 現像教室」も少々。GANREF的にはこちらですね。

プリントを多くする(刷る)ようになったきっかけは昨年(2016年)9月の「プリントすると写真がうまくなるって本当? with Canon PIXUS PRO-100Sセミナー・体験会」
鶴巻育子先生、福島編集長からのアドバイスから始まった。
女性ならではの観点と繊細さ、色彩に対する敏感さがいかに大切かを学びました。
ちなみに私の所有プリンターはCanon PRO-100です。
撮影記のタイトルにしたようにこのイベントに参加させていただいたことが大きながきっかけとなりました。
そして始めたのが日本カメラ 2017年 月例コンテスト プリントの部:選者 大和田良先生、プリントと全く同じ作品+αを投稿していた Webの部 選者:横木安良夫先生の講評から多くの学びがありました。
(デジタルカメラマガジンに投稿しないのか、という話だが...)

写真の組み方、セレクトの考え方、"良い写真とは何か?" は「CRP」のワークショップで横木安良夫先生、五味彬先生。
(CROSS ROAD PROJECT 横木先生がプロデュースする Amazon Kindleの写真集です)
書籍や写真雑誌でたまに写真の組み方が特集されることがありますが、そのような一般的な教えではありません。
一緒に考えながら組むプロセス、試行錯誤を自分の目で見て、撮影者自体が気づかない事柄によって順番を決めてゆくのです。
五味先生独特の審美眼。鋭さがあり的確、かつ丁寧です。1枚1枚をご覧いただいたらどうおっしゃるだろうか...想像するとちょっと恐ろしくもなりますが念頭に置いてセレクト、トリミングをしました。
ただこの受賞作品はアマチュアらしく?だんだんと日が暮れてゆく様を5点選んだのでした。

変わったところでは立木義浩先生と地元写真連盟の理事長さん。
今年4月に横木安良夫先生から「あの日の彼、あの日の彼女。 1967-1975」写真展記念パーティにお招きいただいた(押しかけた?)際に勢いで立木先生、横木先生、HARUKI先生のスリーショットを撮らせていただきました。
立木先生に背面液晶を見ていただくと「上が空きすぎ、やり直し!」の一言。「ハイ!!」と返事をして再撮影。(40超えたおっさんが一喝されて学生のように返事をするのです。)
この一言も今回の作品に生かされています。頭の上の空間はどうでしょうか。意識してトリミングしたものもあります。
撮りなおしたスリーショット写真ですが、酔いが覚めてから見てみると...ブレブレでしたが立木先生の莞爾たる笑顔、横木先生のうれしそうな豪快な笑顔、HARUKI先生の「お前誰?」という驚きの表情の1枚を撮らせていただきました。

話は飛びますが夏に娘が参加した地元自治体が協賛する写真連盟開催のこども写真教室でのこと。
連盟の理事長さんが参加する子供のためにサンプル作品を講評をする際に「ここの空間はなにもないから意味がない、だからもっと下げて撮るといいですね」
(横位置の人物写真だったか?頭上の空間をさして)立木先生と全く同じことを教えていたことに驚きというか着眼点は同じなのだなと学びました。

最後に挙げるのは鷲尾倫夫先生。写真展でのトークショーで「写真は被写体に感謝することが大切だ」と説いていらっしゃいました。
CRP「西部の町」これを見たときにその理由がわかった気がしたのです。人を撮るということはこういうことなのかと。

■告知
今年(2017年)の3月にAmazon Kindleで「CRP JAPAN TOKYO MINAMI-SENJU 2003,2013-2017」(CRP南千住)を上梓した。
この度の受賞を記念して11/22(水)~26(日)の間、無料セールをいたしますのでご興味のある方、是非DLしてご覧ください。

https://goo.gl/R0GXEF

無料セールを買い逃してしまった方、Amazon Kindleのルール上、無料セールは90日間を空けないと設定できないため期間到来後、都度無料セールする予定です。
また再告知はこの記事のコメントに書き込みするようにします。
CRP南千住のその後...ともいえる?写真集 CRP 三ノ輪・南千住(横木安良夫+五味彬+21名の写真家) も絶賛発売中です!併せて是非ご覧ください。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

コメント(1,000文字以内)

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hrm
受賞記念の Amazon kindle CRP南千住 無料セールは終了しました。沢山のDLありがとうございました!
受賞作品展の時期あたり?に再度実施しようかと考えております。90日過ぎてるよな...

2017年11月27日 20:52

hrm
legacy7010さん、コメント、CRP南千住のDLありがとうございます!
江東区の方も新旧街並みが変わっているのでしょうか、撮り甲斐がありそうですね。
ポートレートは製剤屋さんにも沢山教えて頂きました。

以前、名乗りもしておりませんでしたので失礼しました。(かがやき展でお目にかかったと思います...)
お伺い出来ずに失礼ですが 時~うつろい~展開催おめでとうございます!

2017年11月26日 09:45

legacy7010
初めまして。

受賞おめでとうございます。
ポートレートを始めたいと思っており、参考になればと拝見いたしました。
(本文中に 受賞作品とあるとスマホで見ているのでより見つけやすいと思いました。余談です。)

早速電車内でアマゾンからDLさせていただきました。
本日、ガンレフで知り合ったメンバーでのグループ展に在廊するので、kindleで回覧させて頂きます。

当方は江東区在住なので、南千住も似たような香りがして落ち着きます(笑)

2017年11月25日 09:19

hrm
nakaTさん、こちらこそご覧いただきましてありがとうございます!!
nakaTさんにも、誰にでも一度は撮れる(であろう)光景がたまたま南千住の三ノ輪橋だったのです。
ステートメントに書いた言葉は本当にそうなってしまい、幼き日から慣れ親しんだ光景は失われつつあり、作成して本当に良かったと思っています。

2017年11月23日 22:06

nakaT
写真集を拝見させてもらいました。
東京には修学旅行で行ったきり、新婚旅行で羽田に寄ったばかりです。
南千住の思い出、こんな写真の残し方もあるんだなと勉強になりました。ありがとうございます。

2017年11月23日 18:49

hrm
製剤屋さん、ありがとうございます!!
初めての重本先生のWSでポートレートのポの字も判らない私にいろいろ教えて頂いたこと、本当に感謝しております。
今のところは彼女らは「写真を撮るのはまあいいか」程度で済んでおりますがいつの日かそうもいかない日が来るかもしれませんね...

2017年11月21日 18:48

hrm
sisitouさん、さっそくCRP南千住ご覧いただきましてありがとうございます!!
彼女たちのルーツでもあり、少なくとも私の四半生くらいをカバーする渾身の作品ですので本当にうれしい一言です。

2017年11月21日 18:46

製剤屋
おめでとうございます!

選者の言葉ではないですが、いつまでも撮らせてもらえる関係が続くと良いですね。YPCには、こちらの先達もいらっしゃるから、続いてくれるのを祈ってます。

2017年11月21日 18:33

sisitou
おめでとうございます(๑˃̵ᴗ˂̵)素晴らしいですね
無料セールに先駆けてkindle Unlimitedで南千住の作品も拝見しました。こちらも素晴らしいスナップ群でした!勉強になります(*´꒳`*)

2017年11月21日 17:09

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hrm

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家族写真と花、スナップが中心ですが親しい仲間との居酒屋ポートレートも楽しい...

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