こんにちは、ゲストさん
2017年最後にアップする一枚です。 カキ筏の夜の目印?の灯りが点在する海、雲の上には縦方向に薄っすら冬の天の川、その中でひと際明るく輝く恒星おおいぬ座のシリウス、タイトルの『カノープス』は?って言うと、ちょっと右側の島の上にぽつんと光ってる赤い星の事です。(ほんとは白だけど、高度が低くて大気の影響で赤く見えてます。)
実はこのカノープス地球から見える恒星(自分で輝いている星)の中で、夜空では2番目に明るい星です。一番目は、ここに写っているシリウス。太陽も恒星ですが、昼間に輝いていますし太陽系の明るい天体(月、惑星<金星、木星、火星、土星等>)も自分では光ってはいないので恒星の分類からは除いた中で夜空の№2です。
写っているのには、現場で気が付きましたが、これ本当にカノープス?と帰ってから色々確認して見ると、確かにこの時間帯この位置辺りに見えているはず。ちょっとだけ高度が高いんじゃ?とも思いましたが、地平線近くの星の光は大気によって屈折されるため浮き上がって見え、カノープスが見える位置は実際よりも高くなるとの解説文を見つけたのと、4枚ぐらいこのアングルで撮ってますが、最初の2枚に赤い点、雲越しでも写ってる明るさを考えると、間違いないかと思います。
タイトルについて、なんだか勧誘商法の言葉のようですが、古代中国では、カノープスは南の地平線すれすれに現れる奇妙な赤い星として知られており、見えるときもあれば見えないときもあることや、縁起の良い赤い色であることなどから、中国ではカノープスを「南極老人星」や「寿星」と呼んでいたそうです。南極老人とは、日本の七福神の寿老人あるいは福禄寿の元になった神様で、長寿をつかさどるとされてきており、『この星を見ることは縁起が良い』とされ、とくに、『一目見ると寿命がのびる』という話が有名だそうです。(←アストロアーツ参照)
長々と書いちゃいましたが、今年一年お世話になった方々に、カノープスを見て頂き『健康でいて欲しい』と願ったからです。今年も拙い作品見て頂き本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。<(_ _)>
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カメラメーカー | ペンタックス |
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カメラ | PENTAX K-5 II |
レンズメーカー | シグマ |
レンズ | 17-50mm F2.8 EX DC HSM |
焦点距離 | 19.0 mm |
撮影日時 | 2017/11/25 02:40:44 |
フラッシュ | Off Did not fire |
撮影モード | Manual |
シャッタースピード | 60秒 |
絞り数値 | F3.5 |
露光補正量 | ― |
ISO感度 | 1600 |
ホワイトバランス | Auto |
色空間情報 | sRGB IEC61966-2.1 |
イメージサイズ | 3,264×4,928 |
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