Please wait... loading

絞りと玉ボケの具合について

現在表示しているページ
ホーム > Scottさんのページ > 機材レビュー・撮影記一覧 > 2016年8月 > 絞りと玉ボケの具合について

投稿日:2016/08/06

撮影期間 2016年07月31日 ~ 2016年07月31日
使用した機材 ニコン D5
ニコン AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR
人懐こいチョウトンボが長時間、非常に近くに止まってくれるのでその子を撮っているのですが、1.7Xテレコンをかました680mmの至近距離だと風に揺れるだけでファインダーから外れてしまうしちょっとしたトンボの向きで全体のピントがイマイチになるということももあり、最初はF5.6,F8、F16で撮ってF16に決めて撮っておりました。
帰ってからこの3つを比較するとバックの玉ボケ具合が全然違っていて、雰囲気も随分変わっていることに気づきました。
そこで、次の機会にTCを外して絞りをF2.8からF22まで変えて玉ボケや全体の雰囲気がどう変わるのかを確認してみました。使用するレンズや距離などによって随分違うと思うのですが、参考までにアップさせていただきます。

撮影条件は以下のとおりです。
 ・ISOAuto、Manual設定でSSを1/4000sに固定し、絞りをF2.8→F22まで変更
 ・AF-C ダイナミック153点で10枚程度を連写し、その中から選択
 ・チョウトンボまでの距離は約3.5m
 ・FXモードで撮った写真をDXサイズにトリミング後、1920x1280にリサイズ 
  (600mm相当の画角)
  ※天気が曇で条件がころころ変わる中、ISOAutoで撮っているので、感度は比例関係にありません。

1.1枚目(F2.8 ISO160)
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D5
焦点距離:
400.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/4000秒
絞り数値:
F2.8
露光補正量:
-0.7EV
ISO感度:
160
ホワイトバランス:
4850K
 ・玉ボケが非常に大きな円になり、全体的にやわらかな背景になります。主役が浮き上がるような描写になるのですが、被写界深度が浅く非常に撮りづらいです。この設定で撮りたい場合、連写で数を撮ってその中から良いのをピックアップするというやり方になると思います。個人的には最短距離近くまで寄っているので、ちょっとバックがボケすぎかなーという気もします。

2.2枚目(F4 ISO280)
キラメキをバックに、、、-その3(F4)

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D5
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR
焦点距離:
400.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/4000秒
絞り数値:
F4.0
露光補正量:
-0.7EV
ISO感度:
280
ホワイトバランス:
4850K
 ・F2.8に比べると玉ボケのサイズも少し小さくなり、バックの雰囲気も少しはわかるぐらいの感じになってきました。主役が浮き上がるような描写かつ全体的にやわらかさはいい感じだなーと思います。ただ。F2.8同様に被写界深度が浅く撮りづらいです。F2.8とあまり変わらない感じです。この設定で撮りたい場合、連写で数を撮ってその中から良いのをピックアップするというやり方になると思います。

3.3枚目(F5.6 ISO640)
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D5
焦点距離:
400.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/4000秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
-0.7EV
ISO感度:
640
ホワイトバランス:
4850K
 ・F2.8に比べると玉ボケのサイズもダイブ小さくなり、バックの雰囲気も少しわかるようになってきました。これぐらいから玉ボケが絞りの形状になるのがはっきりわかりますがまだ、エッジはやわらかな感じなので、それほど気になりません。撮りやすさもF4よりは改善されていると思いますので、ボケ具合と撮りやすさの両立という意味ではおすすめの設定の用に思います。

4.4枚目(F8 ISO1250)
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D5
焦点距離:
400.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/4000秒
絞り数値:
F8.0
露光補正量:
-0.7EV
ISO感度:
1250
ホワイトバランス:
4850K
 ] ・F5.6よりもさらにバックの雰囲気がよく分かるようになります。玉ボケの絞りの形状もこれぐらいならOKかなーと思います。ボケ具合と撮りやすさの両立という意味ではおすすめの設定の用に思います。


5.5枚目(F11 ISO2500)
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D5
焦点距離:
400.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/4000秒
絞り数値:
F11.0
露光補正量:
-0.7EV
ISO感度:
2500
ホワイトバランス:
4850K
 ・F8よりもさらにバックの雰囲気がよく分かるようになります。バックの雰囲気を積極的に見せたい場合は、ありだと思いますが、個人的には玉ボケの雰囲気はこれぐらいが限界かなーという気がします。ただ、被写界深度が稼げているので、風に揺れる止まったトンボをとってもピントOK率はいいと思います。

6.6枚目(F16 ISO5000、F22 ISO11200) ・F11よりも更にバックの雰囲気がよくわかります。F16はとにかくピントくっきりの写真でバックも含めた雰囲気を出したい場合はありだと思います。F22はちょっとないな~と思いました。

個人的には最短距離近くまで寄っている今回のケースでは、F4からF8ぐらいが全体の感じとしてはいいかなーと思いました。バックの雰囲気を出したい場合F16まではありと思いますが、ちょっと玉ボケの形は気になります。
今まで開放付近、絞っても1段といった使い方でしたのでちょっと驚きの発見になりました。いろいろ試してみる物だなーと思いました。

コメント(1,000文字以内)

27件中 1〜10件目

よど
凄く参考になりました 普通1段絞りぐらいで撮ってますが今までいろいろ試したことがありません ありがとうございました

2017年10月29日 16:38

Scott
mielさん

どうもありがとうございます。
何事も試して確認することが必要だなーと実感した次第です。これからもいろいろ試してみたいと思います。

2016年08月09日 08:16

Scott
鮎太郎さん

どうもありがとうございます。
私も光条を撮るといったとき以外、絞り込んで撮ることはないので、いい経験になりました。

2016年08月09日 08:15

miel
こうして拝見すると、とっても参考になります☆

わたしは玉ボケや背景のボケ具合は撮影距離で調整しているのですが
400mmの超望遠の世界での調整を知ることができてなるほど~と思いました(*^。^*)




2016年08月09日 00:01

鮎太郎
自分の撮影パターンで確立の高そうなケースをいくつか撮ってデータとして事前にボケ具合を確認しておくことは重要だと認識しました。 マクロ撮影の場合は、被写体との距離が短くなると、これよりもF値をダイナミックに変更させる必要があると思います。

2016年08月08日 05:19

Scott
としりんさん

どうもありがとうございます。
いろいろ試してみる価値はありますね、、、

2016年08月07日 20:35

Scott
ムックンさん

どうもありがとうございます。
私は飛びもののの時は1段程度絞っています。それ以外は開放か1段までも暗さで使い分けるぐらいでした。

2016年08月07日 20:35

Scott
ayameさん

どうもありがとうございます。
ここまで変わるとは思って見なかったので、びっくりです。
これからもいろいろ試してみたいと思います。

2016年08月07日 20:34

としりん
今年、カワトンボを撮っていて、この絞りの件は私も試してみました。確かにおっしゃるとおり、私も開いたほうがいいと思っていたのですが、少し絞るとよい感じになりますよね。

2016年08月07日 19:27

ムックン
大変参考になりました、もっとも私の場合サンヨンですが、玉ボケがほしい場合ほとんど開放、場合によっては絞り込んでみるのも面白いですね。

2016年08月07日 17:36

27件中 1〜10件目

TOP OF GOLD

Scott

目利きAWARD SINGLE目利きAWARD SINGLE
GANREF Point
8907150
メインカメラ
D5

プロフィール

家内と一緒にドライブがてら出かけた先の風景や花の写真を楽しんでいます。最近...

↑ページの先頭へ