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雷を撮る

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ホーム > センベイさんのページ > 機材レビュー・撮影記一覧 > 2012年5月 > 雷を撮る

投稿日:2012/05/07

撮影期間 2012年05月06日 ~ 2012年05月06日
使用した機材 ニコン AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED
ニコン D7000
パソコンで連休中の写真の画像処理をしていると窓の外で閃光が光ったような?テレビをつけていたのでそちらかな?と思っていると数秒遅れて雷鳴が聞こえました。

我が家は断熱二重窓なので防音にもなっており、外の音はあまり聞こえません。それでも聞こえるのはかなり近い、早速手元で画像処理していたニコンD7000にメモリーカードを2枚入れ、ズームレンズをつけ、玄関から梅本製作所の自由雲台をつけた三脚を持ってきて2階のベランダで撮影。

稲妻が見えました!電線がいっぱいのため、急いで着替えて外に出ます。酒を飲んでいたので歩いて、雨が降るだろう、と傘を持って、うちから少し走って1分の柿畑へ。桑畑のほうが雷が落ちなくて良いのですが(くわばらくわばら)(笑)

西のほうで光っていたので、電線がひっかからないような位置で、電子水準器を使って水平を取り、構図を決めます。

連続撮影モード、マニュアルモードでISO100、F5.6で10秒露出にしてレリーズを入れると連続撮影になります。

すぐに稲妻が落ち、およそ5分間の10枚の中に3枚写っていました!

アップロード画像

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カメラ:
ニコン D7000
焦点距離:
18.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
30秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
+2EV
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Tungsten


アップロード画像

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カメラ:
ニコン D7000
焦点距離:
18.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
30秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
+2EV
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Tungsten


アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D7000
焦点距離:
18.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
30秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
+2EV
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Tungsten


しかし露光時間がどうもおかしい、10秒露出なのに数えていてもなかなか終わらない。もう切れたのかな?とファインダーを覗いても見えない。

昼間に滝の撮影に行った時にオートブラケット3枚、±2EVにしていたのを、電源切っても保持していたのでした(^^;そのため10秒、2.5秒、30秒露出を繰り返していたのです(10秒の+2EVは40秒になりますが、マニュアルモードでは最長30秒までとなっています)。この後、ブラケットをオフにしました(^^;

上の3枚は30秒露出のときにたまたま入ったのか、あるいは露出時間が長いときのほうが入る確率が高いのでそこで入ったのか?雷にはリズムがあり、同じ場所に落ちるものは一定間隔となるため、たまたまその間隔と重なったのではないか、と思います。ストロボに充電するのに一定の時間必要になるのと同じですね。

その後雷は頭上を超え、あっというまに北に。雨も降ってきました。傘を差してカメラにも。

アップロード画像

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カメラ:
ニコン D7000
焦点距離:
18.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
10秒
絞り数値:
F5.6
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Tungsten


そして東に遠ざかっていきました。雨もあがってきました。

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D7000
焦点距離:
18.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
10秒
絞り数値:
F5.6
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Tungsten


30分程度、163コマ撮影した中で、しょぼいのも含めて20コマに稲妻が写っていました。しかし良いのは最初の5分ですね、一期一会です。

最初の3コマを比較明合成するとこんな具合です。右に口から稲妻を吐くゴジラが見えませんか?中央の暗い雲は腕、指先からも稲妻が!(笑)

Dragon's Dance

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カメラ:
ニコン D7000
レンズ:
ニコン AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED
焦点距離:
18.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
30秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
+2EV
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Manual


芸術は爆発だ!

雷撮影のコツは、

1)広角レンズを使うこと。フルサイズ24mmを標準とし、あちこちに落ちるときは超広角も有効です。後でトリミングしてやれば良いですね。ピントはマニュアルフォーカスで∞に合わせます。レンズによっては∞マークから大きくずれていることがあるので、ライブビューでさらに拡大し、遠くの街灯などで合わせましょう。上を向けるときには自重で落ちてくるのでテープで固定を。星の撮影ではそのようにします。

2)連写モードにしてレリーズを入れること。ニコンは100コマで終わってしまうので要注意。キヤノン、ペンタックスはOK。

3)露出時間は発光間隔の半分程度にします。2つの雷が入ると飽和してしまうためです。jpegだけでなくraw画像も保存しておくと、jpegで飽和して使い物にならない場合でも現像でなんとかなることもあります。raw画像は現像時に色温度を変えることが簡単にできます。これはタングステンで現像し、青く仕上げています。4000から4500Kで青から紫色に仕上げるのも良いでしょう。

4)ISO100-200、F5.6-8を標準とし、明るい雷が多ければISO100で、暗ければ200で。これは花火の撮影とほぼ同じです。

5)カメラをセットしたら安全なところに避難します。原っぱなど見晴らしの良いところでは車の中に。最初から安全なところで撮影できればベストですね。自宅の窓や職場の高層階の窓、スーパーの立体駐車場の屋根があるところなどからでも良いでしょうね。

以上、安全に、自然の芸術を記録しましょう!

最後に、雷の被害を防ぐための機器開発をしている音羽電機工業株式会社では、毎年雷写真のフォトコンテストを開催しています。グランプリは100万円!

今年の締め切りは10月12日、良い写真が撮れたら応募してみましょう!

http://www.otowadenki.co.jp/contest/

しかし、入賞すると版権を売り渡すことになるため、自分で使用することはできなくなるので要注意。

一番良いのは残して、2,3番目に良い写真で応募し、1番良いのは別のフォトコンに出すのが良いかも(笑)
参考になった114

コメント(1,000文字以内)

47件中 1〜10件目

KEI
雷の写真、とても魅力的ですね!

2014年07月21日 07:46

bluesky90124
センベイさん、はじめまして
 いろんな写真の撮り方を教えていただきありがとうございます。
僕は星景写真を撮りたいのです。本当に参考になり、助かります。

2013年08月07日 15:51

センベイ
HIROKAZUさん

雷のピークは5分間です。

昨年11月の仙台出張では、仕事が終わって宿に帰る途中に大暴れ、D600を持っていったのに宿においてきて撮影できませんでした。ニコンのサービスセンターのあるビルに行けば展望台から安全に撮影できたののに(^^;

天気予報を見て出そうだな、と思ったらカメラと三脚は持参ですね(^^;

2013年01月17日 22:09

HIROKAZU
雷撮影は、時間との勝負ですね!
読んでいるだけで、ドキドキします。
自分は初心者で、まだまだ手際が良く無いので、
チャンスを逃さぬよう、シュミレーションしておきます^^;

2013年01月17日 20:39

センベイ
飯島 裕さん

構図はしっかり決めないとダメですね。暗いレンズになると地平線が傾いているのに気が付かなかったり(^^;

雷や星景写真では電線にひっかからないこともポイントですね。

山や海岸で撮る星景写真はその点、気を使わなくても良いで星座や天の川がうまく入るように、再生して液晶で確認して微調整しています。

星は一度ではなかなかうまく構図が決まらないので、同じ場所に何回か通っています。先週の土曜に行った大平展望台も、2週間前には到着が遅れて御嶽山と天の川のコラボが撮れなかったのでまた挑戦、今回はうまく入りました(^^)

星撮り用にメインで使っているEOS5DMarkIIには電子水準器がついていないので、ホットシューにつけるLED水準器を使っています。

このカメラは電子水準器がついていて、高感度にも強く、ほぼ同じセンサーを使っているペンタックスK-5と並んでAPSの星撮り用には最高の1台です。

レンズはシグマ10㎜F2.8対角魚眼が一番、新しくなったトキナーの11-16㎜F2.8も星撮り用には良さそうなのでテスト予定です。

なんだか機材のテストばかりで、肝心の作品を作るのに100枚以上を費やしています(^^;

2012年05月14日 16:53

飯島 裕
>センベイならぬかりは無いと…

先のコメントでうっかり敬称が抜けてました!失礼しました。

やはり、流星も稲妻も作品に仕立てようと思うと、構図をしっかり決めないとだめですねぇ。
そしてますます肝心の被写体が写らないという、悪?循環です。

2012年05月14日 01:35

センベイ
飯島 裕さん

雷写真は知識があっても危険ですね、安全なところで撮るのが一番です。都会なら高層ビルなどの窓から撮るのが良いでしょうね。

学生時代、南アルプスの北岳にテントを張り、間ノ岳まで往復、と出かけたときに雷雨に逢い、もう少しで間ノ岳、というところで引き返したことがあります。身をかがめて走って帰りましたね(^^;

山の神や雷は怖いです(^^;

流星撮影は対角魚眼ならいっぱい写りますね。雷はやはり、フルサイズ24mm程度で写すのが良いようです。昨年は自宅の2階からシャワー浴びてたときに写ってた14mmの1枚をトリミングしましたが、音羽電機フォトコンでは落選でした(^^;

撥水コーティング、通常の雨では駄目かと思いますが、雷雨で風が強ければいけるかも。

でも、雷は雨が強い時には写りませんね。

やはり、全天どこでも、よりも狙って撮るべき対象かな?

2012年05月14日 01:13

飯島 裕
センベイさん、こんばんは。

センベイならぬかりは無いと思いましたが、知識無くむやみに撮影に出かけられては危険だと思いまして、差し出がましいようでしたがコメントさせていただきました。

私も雷撮影はよくしますが、流星撮影に似て、なかなかいい写真が撮れませんね。
それに、やはりレンズや窓に付着する雨滴が問題です。撥水コーティングは役立ちそうですか?

2012年05月14日 00:44

センベイ
飯島 裕さん

雷雲も小さなものから巨大なものまで、いろいろありますね。

落ちる頻度も数秒に1回から1分に1回程度と、10倍くらい違います。

基本的には高いところに落ちるので、何もない平原や雲の中になる山岳地帯では危険ですね。

この撮影では電柱を仰角60度で見上げる範囲(載せていただいたサイトでは45度以内となってますが、もう少し内側)で電柱から4m程度離れて撮影しておりました。

昨年の長良川堤防道路の撮影では、高いものが近くに無いので車のリアハッチを開けてカメラと三脚をその下に設置し、私は車の中で。開口部が大きいと危険ですが(^^;

ワゴン車なので車の窓にレンズをくっつけて撮るのが安全かな?

全周魚眼で解像度の極めて高いデジカメがあれば、車の屋根の上に乗っけて撮影し、歪曲収差の補正をして仕上げるのが最も簡単、安全でしょうね。対角魚眼の撮影など、星では周辺が流れて駄目ですが、高層ビルなどはかなりうまく補正してくれます。

雨よけに半球の透明カバーをかぶせ、雨粒がつかないように、スーパーレインXでコーティングをかけて。

実はやってみようか、とちょっと調べたこともあります(^^;

2012年05月13日 23:20

飯島 裕
【雷撮影の皆さま】

雷雲の大きさは10km以上にもなります。

次の落雷は、前の落雷位置から0〜30km離れた場所で起こるそうです。
最も頻度が高いのは3〜4km離れた場所で、10km以上離れたところでも20%もの確率があるとのこと。
雷鳴の可聴距離は最長でも10〜14kmくらいだそうで、ゴロゴロとかすかにでも雷鳴が聞こえた時には、そこはすでに落雷の危険域に入っているということですね。
出来るだけ早く建物や車の中などの安全な場所に避難しましょう。

以下のサイトが参考になります。

気象庁「雷から身を守るには」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/thunder4-3.html

「雷の知識 (落雷対策)」
http://www.aobaya.jp/chishiki.html

「雷から身を守るには」
http://www.acelion.co.jp/kaminari/mio/miomamoru.html

撮影時にはくれぐれも気をつけてくださいね。

2012年05月13日 19:12

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センベイ

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プロフィール

銀塩時代から星の撮影をしています。 デジカメで簡単に天の川が写るよう...