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ニコンのローパスフィルター清掃講座に行ってみた

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投稿日:2013/01/12

一眼デジカメはEOS20Dに始まり、キスDN(女房用)、5Dまではローパスフィルターの超音波ダストクリーナーはついておらず、センサーのゴミに悩まされました。サービスセンターの無い岐阜ではカメラ屋にクリーニングに出して一週間以上、帰ってきたらまだいっぱいついているので、自分でクリーニングすることを決意。

ニコンのローパスセンサークリーニングキットを参考に無水エタノール、ハンドラップを揃えたもののきれいに拭けず、白い筋が残ってしまうので、結局メガネクリーナーで拭いていたりしました(^^;

その後、Delkinのセンサースコープとペンタックスのぺったん棒を使うことで、写るようなゴミは存在を確認しながら取ることで除去することができるようになりました。

しかしGANREFのモニターでD600をお借りするとかなりひどいゴミ。新しいカメラでも最初は粘着性のゴミが付着することを知りました。

昨年末、ニコンの名古屋サービスセンターにD800の清掃に行くとカメラ講座の他にローパスフィルター清掃講座もあることを知り、次はいつあるのですか?と聞くと最近要望が無いのでやってませんが、それならやりましょうか、と。ホームページを見るとさっそくスケジュールされていたので申し込み、年休を取って行ってきました。

名古屋のサービスセンターは小さいので定員5名、私を含めて4名の参加者でした。右が講師、向いが講習生。講習生の右側の2人はセンサークリーニングなどやったことが無い初心者、左の1人は私と同じくらい詳しい人でした。

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D800
焦点距離:
16.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/30秒
絞り数値:
F5.0
露光補正量:
+1EV
ISO感度:
800
ホワイトバランス:
As Shot


センサーの掃除に使うのは竹の箸を削った道具。左のセンサーはフルサイズ用です。

アップロード画像

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カメラ:
ニコン D7000
焦点距離:
70.0 mm
フラッシュ:
On Return detected
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/60秒
絞り数値:
F4.5
ISO感度:
400
ホワイトバランス:
As Shot


これにシルボン紙をまきつけて使います。方法はこちらのビデオの通り。ニコンのクリーニングキットを買うとこのDVDがついてきます。

http://www.youtube.com/watch?v=tP6e8wZ9X1I

シルボン紙には裏表があることに注意。すべすべしているほうが表、こちらを外側にして巻いていきます。

アップロード画像

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カメラ:
ニコン D7000
焦点距離:
70.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/125秒
絞り数値:
F5.6
ISO感度:
400
ホワイトバランス:
As Shot


きれいに巻けるようになるまで何回か練習します。

無水エタノールを入れたハンドラップを使い、洗浄液を1cm程度吸い込むように染み込ませます。

レンズ保護フィルターで練習。ゆっくりと、洗浄液が尾を引いて1秒程度で蒸発するように練習します。液が多すぎると駄目、その場合は蒸発して減るのを待つか、別のシルボン紙で吸い込ませます。

最期は左下でクリーナーの幅が狭いほうに回して切り上げます。ゴミは履き寄せられるので、上で終わると落ちてくる可能性があるため、下で終わるようにする、と講師のお話。さすがですね~

壁に向けてマニュアルフォーカスでピントを∞、できるだけ絞って撮影してゴミを調べます。D800は昨年末にクリーニングしてもらったばかりなので目立つゴミはありません。D7000は結構いっぱいついています。見やすいように画像処理をかけています。ざらざらしているのは壁の模様、絞ったので被写界深度が深くなってピントが合っています。丸い小さなボケがゴミ。

アップロード画像

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カメラ:
ニコン D7000
焦点距離:
70.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
0.4秒
絞り数値:
F29.0
ISO感度:
400
ホワイトバランス:
As Shot


自分でクリーニングした結果です。きれいになりました!左下の筋は壁の模様です。

アップロード画像

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カメラ:
ニコン D7000
焦点距離:
18.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
0.4秒
絞り数値:
F22.0
露光補正量:
+1EV
ISO感度:
400
ホワイトバランス:
As Shot


いや~、これなら簡単、自分でもできますね。

だがしかし、大きな落とし穴がありました!

向いの左側の詳しい人からの質問、室温が低いとアルコールの蒸発が遅いので部屋を暖めて、という話でしたが、それだけで良いのですか?と。

講師、実は今回の洗浄液は無水エタノールだけではなく、とある液を加えているのです、と!!!

オリンパスが機械の洗浄に使っているもの、とのこと、業務用は5リットルなどと多いけれど、キタムラで小瓶に入ったのを売っている、と。

無水エタノールだけでも良いけれど、サービスセンターの仕事で使うには時間がかかるので、と言っていましたが、それなら講習会では無水エタノールだけでやって欲しいものです。家でやったらなかなか蒸発しない、と悩むところでした。

講習会ではネットの接続が悪く、講師が検索してもなかなか出てきませんでしたが、帰って検索するとオリンパスのEE-6310という製品とわかりました。

これを半々に混ぜているそうです。100mlの小瓶などがネットで買えるようです。商品紹介にセンサー類のクリーニング、と書かれていますね。

http://netcafephoto.shop26.makeshop.jp/shopdetail/003000000003/price/

ハンドラップ、シルボン紙とのセットもありました。

http://goods.itempost.jp/detail/1/NetCafePhoto/19

シルボン紙はビックカメラで2セット1050円で売ってます。無水エタノールは薬局で。

講習は1時間半ほど、これでプロの技を身に着けました。近所のカメラ屋でバイトできないかな(笑)

コメント(1,000文字以内)

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渡辺和行
ご参考です。
SONYの「サービスステーション秋葉原」では、オリンパスのハイパークリーンを使用ていました。半ば強引に聞き出しました(苦笑)。
私は、手ごろサイズの3310を愛用しています。

http://ganref.jp/m/srnabe/reviews_and_diaries/diary/8355

2015年01月11日 05:34

KENZO
僕もセンサーのメンテナンスは自分でやれるように頑張っています。
最近やっと汚れが目立たなくなるようになって来ました♪
EE-6310の情報とシルボン紙に裏表があるのはとても参考になりました。
スプレー式エアーダスターはたまに冷気が出るので怖くて使えません・・・
ノズルも気にしてなかったけど怖いですね

皆さんのコメントも大変参考になりました。
ありがとうございます^^

2014年12月18日 02:15

センベイ
TamTamさん

ブロアーは仕上げに使うと、センサースコープで見るとかえってゴミが増えているのであまり使わないようにしています(^^;

スプレー式のエアーダスターを使ってノズルが飛んでセンサーにつきささる、という話し話は銀座の講座の話で書かれていますが、名古屋でも言っていたので、よくあることのようですね、使ったことがあります(^^;

2013年01月16日 18:39

センベイ
dd5000さん

シルボン紙に裏表がある、というのは講習会で初めて知りました。スティックも何種類か用意して使い分けているのか、と思ったら1種類だけとは。

拭き方もスピードや終わり方など、ビデオでもありますが教えてもらうと簡単でわかりやすいですね。

2013年01月16日 18:36

Tam One
広島に住んでいますが、ニコンのサービスセンターが近くに無い事、そしてD300を買った当時「いずれはD3(※センサークリーニング機能無)が欲しい」と思っていたので、ゴミが目立ち始めたら自分でセンサーを掃除しています。
僕の場合は、無水アルコールだけでやってますが、拭く時に「キュッ」と言う音がすると白い筋がつくと認識しています。
この音がしない様に力を加減して拭いている感じです。

粉が出るブロアと粉が出ないブロアの見分け方はブロアを指でつぶして腹同士をこすりあわせた時に音が出るか出ないかの違い(キュッキュと音がするものは粉の原因となる潤滑剤が使われていない)ですけれども、売場でケースに入っている商品をこの方法で確かめるのは困難ですよね(^^;。

とても参考になるレビューを読ませて頂き、ありがとうございます。

2013年01月16日 14:43

センベイ
寄生細菌さん

私もハンドラップはHOZANのものを買ったり、ニコンのキットを見ながら揃えました(笑)

一番高いのはDelkinのセンサースコープですが、複数台のカメラのメンテをするので、1台あたりにすると2千円くらい、と思って(^^;

D600はやはり粘着性のゴミが多いですか。D7000、D800はすぐに取れるゴミで、粘着質のものは無いようです。

広角レンズではF8以上に絞ると口径数ミリ、という世界になり解像度が落ちてきます。それ以上に絞る必要がある場合はNDフィルターをつけるほうが良いですね。C-PLフィルターを付ければ、滝の撮影でもF11くらいまでしか使いません。

無水エタノールは量が多いと跡が残るので難しいですね。夏は良いけれど冬は暖房しないといけないと言っていました。EE-6310を混ぜると蒸発が早くなります。

竹箸も、プロは何種類も用意して使い分けるのですか、と聞いたところ、これ一本ですよ、とのこと。

ニコワンなど小さいのもこれでいけるのかな?

2013年01月16日 00:40

Masashi Itoh
私はキットを買うとものすごく高いので同等品を個別で買い集めて対応していますが、センサーの画素ピッチとの関係で、F16で目立たなければ良しとして、最近は無水エタノール清掃は頻度が減りました。
超音波セルフクリーニングとペンタックスのぺったん棒(私は「ペンタックスのぺったんくす」と呼んでますが^^)や堀内カラーの同等品で概ねOKです。
D600も5千ショットを超えたあたりでやっと油分のあるゴミが出なくなりましたが、こびりついた汚れはF20くらいまで絞ると見えてきます。実害はないのでよしとしていますが。

一番難しいのはシルボン紙に含ませる無水エタノールの量ですね。多すぎると蒸発時の気化熱で室内の水分を凝固させてしまいますし白残りもするし。
そろそろ竹箸を新調してもいいかなと思います。

2013年01月15日 20:40

センベイ
akiFotoさん

無水エタノールで問題なく使えるのであればそれで良いと思いますよ。

ニコンのサービスの人は仕事がいっぱいあるので、無水エタノールでは時間がかかって進まないので添加してる、と言ってましたから。

でも早くクリーニングできるのはアマチュアでも良いですね(笑)

2013年01月15日 20:06

akiFoto
>センベイさん
自分の場合、薬局で買って来て他は添加せずに使ってました。
http://www.kenei-pharm.com/general/119/
はじめは白い筋が出て困惑しましたが、それでも5回程度同様の作業をすれば綺麗になりましたので、混ぜ物は考えていませんでした。
次回オリンパスのEE-6310を試してみたいと思います。

2013年01月15日 19:50

センベイ
akiFotoさん

うちの場合は名古屋のサービスセンターまで車で1時間半と近いほうですが、高山の人などは4時間くらいかかるでしょうね。

無水エタノールだけでは量の調整が難しく、多すぎると白い筋がついてしまいますが、講習会でEE-6310を半々に混ぜたものではフィルターで数回練習すると拭き跡が残らないようになりました。キタムラで小瓶が600円程度で売ってる、ということでしたが、こちらの製品かな?無水エタノールと書かれていますが、EE-6310も混ぜてある?

http://shop.kitamura.jp/GoodsPg/25179

あるいはレンズクリーナーのEE-3310のほうか?これもEE-6310と同様、人体に害が少なくて良いようですね。

http://shop.kitamura.jp/GoodsPg/25180

2013年01月15日 18:28

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センベイ

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銀塩時代から星の撮影をしています。 デジカメで簡単に天の川が写るよう...