岸和田だんじり祭試験曳き-春木地区
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岸和田だんじり祭は、9月15.16日に岸和田市内で、岸和田地区と春木地区に分かれて開催されました。その前日の14日には各々試験曳きが行われました。
私は今までに、2012年の本祭り(NHK朝ドラ「カーネーション」の直後でもあり、凄い人出でした)、2016年の試験曳き(
https://ganref.jp/m/shigeruhorii/reviews_and_diaries/diary/13842)を何れも岸和田地区で経験していますが、観客が多く交通規制も厳しい本祭りを避け(今年は台風21号の影響で岸和田地区の、有料観覧席が閉鎖され、より混雑が予測されました)、テレビのの中継が行われる岸和田地区でなく春木地区を訪れました。
春木地区は、弥栄神社への宮入が有名ですが、南海電鉄南海線春木駅周辺で撮影することにしました。撮影したのは2カ所。春木駅西口北寄りのラパーク岸和田前(写真上)と春木駅西口南寄りの踏切付近(写真中)です。あとで判ったのですが、春木駅上りプラットフォームからも撮影可能です(写真下は電車の中から撮しました)。
写真上はラパーク岸和田前の13時半過ぎの様子です。試験曳きの開始が14時ですから、約30分前にも拘わらず、観客はまばらでした。道路沿いの観覧席はテープで仕切ったり、ブルーシートをおいたりして場所取りをしています。試験曳きの日は観客が少ないので、割り込ませてもらえます。道路の歩道部分は危険防止のため立ち入り禁止なので、邪魔物なしに撮影が可能です。
写真中は春木駅西口南側の踏切付近の15時前頃の様子です。車道と歩道の間は人の背よりも高い紅白の幕で仕切られ、歩道側で立ち止まらないようにしています。踏切側や右側の第一ゼミナールの横など限られた場所のみ撮影可能です。駅出口の階段付近は混雑時には立ち止まり禁止となっているようですが、試験曳きの日なら撮影も可能です。
写真下は15時前の状況です。観客は増えています。右がラパーク岸和田です。
岸和田だんじりの華はだんじりの屋根の上を飛び跳ねる大工方でしょう。
春木駅西口南側で撮したものですが、駅北側のラパーク岸和田前共に、電線が多いのが難です。
この日は、「編み込みヘア」の女の子や幼児に焦点を当てました。
「編み込みヘア」と一口に言っても、いろんなスタイルがあるのが判りました。幼児の衣装(写真右下)もなかなかの趣です。
極めつきの「編み込みヘア」を ラパーク岸和田前で捉えました。
お祭りが終わるまで洗髪出来ないので大変でしょうね。
交差点をものすごい勢いで回る「やりまわし」では、流し撮りも試みましたが、なかなかうまく行きませんでした。
世話役さんの帽子姿もなかなかの趣でした。
試験曳きは、本祭りと同じコースを回ります。観客が少ないので、撮影が楽です。
10月にも、岸和田地区/春木地区以外の5つの地区で、試験曳き(9月30日)と本祭りが行われます。これを狙うのも良いでしょう。:
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/danjiri/
機会があれば、だんじりの舵取りを行う「梃子方」を捉えてみたいと思っています。