デジカメエキスパート 虎の巻

テクニックを知る ― 写真撮影の基本的な考え方やよりよい写真を撮るためのテクニック

基本の操作 3/4

三脚を使う

暗い場所での撮影などシャッタースピードが遅いとき、つまり手持ち撮影ではぶれる可能性があるときは、必ず三脚を使って撮影したい。
各部のネジをしっかり締め、レリーズやリモコンも同時に使用しよう。指で直接シャッターボタンを押すと、それがぶれにつながることがあるからだ。

リモコンを使う

ファインダーののぞき方 三脚を使って撮影するとき、写真のように横から体を曲げてファインダーをのぞくと、水平がわからなくなり正しいフレーミングがしづらい。三脚の脚は撮影時にじゃまにならないように立てて、ファインダーをのぞくときも体はまっすぐにしよう

三脚のエレベータの使い方 カメラを押さえつける、三脚を握る、指でシャッターボタンを押す、といったこともぶれの原因になるので避けたいもの。この写真のように三脚の中央のエレベーターを上へ伸ばすのも、できるだけ少なくしたい。ここを長くすることでぶれる場合もあるのだ

Note 三脚と一脚を併用する

三脚と一脚を併用重くて大きなレンズをカメラに装着すると、カメラと三脚のバランスが崩れてぶれやすくなる。
そんなときは、レンズ側にも支えの脚をつける方法がある。レンズにつける脚は写真のように一脚を使うこともあれば、三脚を使うこともある。

立てる場所ごとにも注意

ぶれていない写真を撮るために使う三脚は、立てる場所ごとに配慮が必要だ。
土の上では、地面に脚をねじ込むようにして立てる。コンクリートの上では、硬度の高い素材の三脚よりアルミのようなやわらかい材質の三脚のほうが、クッション効果でぶれを防げる。
また、渓流のなかに三脚を立てる場合は、できるだけ流れの緩やかな場所を選ぼう。その際は、立てた三脚の脚に指を触れてみて、微振動が伝わってくる状態ではカメラぶれを起こすので注意したい。微振動を感じない場所を探して三脚を立てよう。
雪上では、雪を踏み固めたところに三脚を立てるようにするとぶれが防げる。
そして、どんなときであれ、フレーミングを終え、完全に固定した三脚には撮影時に触れないことが大切なポイントだ。

リモコン 三脚使用時には極力リモコンやケーブルレリーズを使いたい。カメラの機種に合わせて専用のアクセサリーが販売されているのでチェックしよう。リモコンには電池が必要なものが多いので、撮影前に電池残量の点検もしておきたい。これらのアクセサリーがないときには、セルフタイマーを使ってシャッターを切る方法もある

水準器 カメラの水平や垂直を調整したり確認したりするために使う「水準器」。アクセサリーシューに付けて使うタイプが一般的だ

POINT

  1. すべてのネジをしっかり締める
  2. ファインダーをのぞくとき、体を曲げない
  3. 常にシャッタースピードを確認する
  4. シャッターボタンを指で直接押さない
  5. レリーズはコードに緩みをもたせて使う
  6. フレーミングしたあとは三脚に触らない