デジカメエキスパート 虎の巻

メカニズムを知る ― デジタルカメラやレンズのメカニズム、デジタル画像の知識を深める

デジタル画像について 4/4

データ管理の方法

現在、ほとんどのデジタルカメラは、写真を画像データとして記録メディアに記録する。記録メディアは消去やフォーマットを行うことで何度でも再利用が可能だ。だが、撮った写真の画像データを保存しておくためには、パソコンに取り込んだり、CD-RやDVD-Rなどに記録する必要がある。
このため、撮影した画像をまずパソコンに取り込むのが一般的だ。パソコンへの取り込みは、カメラとパソコンをUSBケーブルで接続して転送する方法や、USBカードリーダーなどを介して転送する方法がある。どの方法でも、まずはデータが正しく転送され、パソコンのハードディスクにコピーされていることを確認する。また、ハードディスクの故障といったアクシデントに備えて、CD-Rなどのメディアに保存しておくことが望ましい。レタッチソフトを使って、明るさや彩度などを変更する場合には、失敗しても元に戻せるよう、オリジナルデータに直接手を加えるのではなく、コピーしたものを使用する。

カメラとパソコンをUSBケーブルで接続して画像データを転送 コンパクトデジタルカメラでは、カメラのインターフェイスからUSBケーブルを介してパソコンへのデータ転送が容易にできるようになっている。また、デジタルカメラを専用の台座にセットすれば、パソコン転送を自動的に行ってくれる機能をもつモデルもある

デジタル一眼レフカメラでも、USBケーブルによってパソコンと直接つなぐことのできる機種もある。しかし、撮影状況によっては、複数の記録メディアを使用するケースも多いため、デジタルカメラから取り外した記録メディアを、USBカードリーダーを使ってハードディスクに取り込む方法を覚えておこう

USBカードリーダーなどを介して画像データをパソコンに転送

Note デジタル画像で使う単位~ピクセルとdpi

デジタルカメラの画像を取り扱うとき、さまざまな単位が出てくる。たとえば「pixel(ピクセル)」という単位。これは画像のサイズを表す単位で、どれだけの点で画像が作られているかを表している。3,000×2,000ピクセルの画像とは、横3,000×縦2,000で600万個のピクセルがあるということだ。
また、「dpi(ディーピーアイ)」という単位もよく使われる。これは「dots per inch(ドットパーインチ)」の略で、1インチにいくつのドット(点)があるかという密度を表している。つまり、300dpiといえば、1インチの幅に300の点が集まっているということになる。同じ600万ピクセルの画像データでも密度を高めれば画像の大きさは小さくなる。印刷などのときにはピクセル数だけでなく、密度(dpi)にも注意が必要となるのである。