デジタルカメラで撮影した画像は、記録メディアからパソコンにコピーして、保存しておくようにしたい。パソコンへの転送にはいくつもの方法があるので、自分のパソコン環境やソフトに合った方法を覚えておくようにしよう。
デジタルカメラで撮影した画像をパソコンに取り込む方法はいくつかあるが、もっとも簡単な方法はWindows XPの標準機能を使うことだ。デジタルカメラとパソコンをUSBケーブルで接続すると、Windows XPがカメラを自動認識する。[コンピュータにあるフォルダに画像をコピーする]を選択したら、あとはウィザードに従っていくだけで画像の転送ができる。途中[スキャナとカメラウィザード]と表示されたウインドウが立ち上がると、転送したい画像が選択可能になる。このとき、保存する画像のグループ名をつけることができるが、このグループ名でフォルダが作成され、さらにファイル名も同じ名前が使用される。この時点でカメラがつけたファイル名が自動的に変更されてしまうので、注意が必要だ。ファイルの保存場所は、ウィザードの基本設定となっている[マイピクチャ]フォルダにしておけば、フォルダを開いたときに表示形式が[写真]となり、ファイルの閲覧も行いやすくなる。