デジカメエキスパート 虎の巻

メカニズムを知る ― デジタルカメラやレンズのメカニズム、デジタル画像の知識を深める

パソコンへの転送と保存方法 2/2

そのほかの転送方法と画像管理ソフト

Windows XPに搭載される標準機能を使わなくても、デジタルカメラからの画像を転送する方法はある。もっとも汎用性が高く、どのようなパソコンでも使えるのが、画像が入った記録メディア内のフォルダとコピーしたい先のフォルダを開いて、ファイルをドラッグ&ドロップでコピーする方法だろう。この方法をマスターしておけば、Windows XPでなくても画像転送ができる。
また、ファイルを管理する方法としては、レタッチソフトなどのブラウザ機能を利用するのがよいだろう。Adobe Photoshop CS2なら「Adobe Bridge」(Adobe Photoshop CSではファイルブラウザ)を使うとよい。これらのブラウザには、画像を取捨選択しやすいようにマークをつけられる機能を搭載しているものが多い。このため、プリントしたい写真を選ぶときにも重宝する。写真をパソコンに取り込んで、写真を選ぶ。より管理しやすくなった各種ソフトで、写真の世界を楽しみたい。

パソコンが記録メディアを認識 1.パソコンが記録メディアを認識したら、フォルダを開く。パソコンのOSによってはこの画面が起動しないこともあるが、その場合は自分でフォルダを開くようにする

ドラッグ&ドロップで画像をコピー 2.あらかじめコピーしたい先のフォルダを開いておき、画像の入ったフォルダにあるファイルを選択して、ドラッグ&ドロップ。選択したファイルがコピーされる

Adobe Bridge 3.Adobe Photoshop CS2に搭載される「Adobe Bridge」を開いたところ。サムネイル画面を見ながら、ラベルで色分けしたり、☆印でチェックしておくこともできる

Adobe Photoshop CS2で開く 4.「Adobe Bridge」に表示されるサムネイル画像をダブルクリックすると、その画像がAdobe Photoshop CS2で開かれる。そのままレタッチ作業が行えるので便利だ

Note インターフェイスの種類と転送速度

デジタルカメラとパソコンをケーブルで接続したり、カードリーダーを使った画像転送で、もっとも一般的なインターフェイスはUSBだ。ひと口にUSBといっても複数の規格があり、現在もっとも多く使われているのはUSB 2.0である。これは最高480Mbpsという転送速度を実現しており、大容量化が進むデジタルカメラの画像転送に最適だ。また、少し古いデジタルカメラではUSB 1.1という規格にしか対応していないモデルもある。これは最高転送速度が12Mbpsまでの転送速度しかもたないため、画像転送に時間がかかってしまう。USB 2.0も1.1もケーブルや端子の形状は同一なのだが、転送速度には大きな違いがあるのだ。また、USB 2.0で転送するにはカメラだけでなく、パソコンもUSB 2.0に対応していることが必要となる。また、Macintoshで比較的多く使われている規格としてIEEE1394(FireWire)という規格もある。これは最高400Mbpsまたは800Mbpsの転送速度をもつ規格である。

 

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