D5100:ニコン(nikon)

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夕暮れ水仙

カメラ: D5100

レンズ: AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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ニコン D5100 実写レポート

「D5000」の後継機であり、エントリー機の「D3100」と中級機の「D7000」の間に位置するエントリークラスの上位モデル「D5100」は、画質面では「D7000」と同じイメージセンサーが搭載されたことで、バリアングル液晶モニターを搭載した多機能・高画質機としての役割も兼ねているともいえる。

公開日: 2011年05月24日

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ニコン D5100 実写レポート

公開日: 2011年05月24日

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 ニコンからバリアングル液晶モニター搭載のデジタル一眼レフカメラ「D5100」が発売された。位置づけ的には「D5000」の後継機であり、エントリー機の「D3100」と中級機の「D7000」の間に位置するエントリークラスの上位モデルとなるが、画質面では「D7000」と同じイメージセンサーが搭載されたことで、バリアングル液晶モニターを搭載した多機能・高画質機としての役割も兼ねているともいえる。今回はニコン「D5100」をレポートしよう。

「D5100」実写画像

画像をクリックすると等倍サイズの画像(5.7~8.8MB)を開きます。

「D5100」実写画像:1/10

カメラ:D5100/レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(55mmで使用)/露出モード:絞り優先オート/絞り:F8/シャッタースピード:1/250秒/ISO感度:100/WB:晴天/ピクチャーコントロール:スタンダード/JPEG(L/画質 FINE)
白のボタン。キットレンズのAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRでもこれくらいまでは寄れる。雌しべの部分にピントを合わせているが、さすがにノイズ感は皆無で滑らかな描写が得られている。アウトフォーカスした手前の花びらの部分には日が当たっているが白飛びが起きず、ダイナミックレンジも広い。

「D5100」実写画像:2/10

カメラ:D5100/レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(48mmで使用)/露出モード:絞り優先オート/絞り:F8/シャッタースピード:1/320秒/露出補正:-0.3EV/ISO感度:200/WB:晴天/ピクチャーコントロール:スタンダード/JPEG(L/画質 FINE)
街で見かけた和装用の生地。高い解像感と彩度の高い朱色と金糸の色が鮮やかに再現されており、伝統的な絹織物の質感がよく伝わってくる。

「D5100」実写画像:3/10

カメラ:D5100/レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(55mmで使用)/露出モード:絞り優先オート/絞り:F11/シャッタースピード:1/4,000秒/ISO感度:400/WB:晴天/ピクチャーコントロール:スタンダード/JPEG(L/画質 FINE)
タンポポの綿帽子。地面にカメラが接するほどのローアングルは光学ファインダーで撮影するのは困難だが、バリアングル液晶モニターを利用すれば楽に撮影できる。バリアングル液晶モニターが横開き式になり縦位置でも画面が見やすくなった。

「D5100」実写画像:4/10

カメラ:D5100/レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(26mmで使用)/露出モード:絞り優先オート/絞り:F8/シャッタースピード:1/250秒/ISO感度:400/WB:晴天/ピクチャーコントロール:スタンダード/JPEG(L/画質 FINE)
満開のシャクナゲと竹やぶ。輝度差の大きな被写体だがまずまずの描写だ。ホワイトバランスは「晴天」を使用したが朝の光線の色温度が低めで竹の色がややくすんで見える。4,800Kくらいに設定したいところだが「D5100」ではWBの色温度設定ができないのが残念だ。

「D5100」実写画像:5/10

カメラ:D5100/レンズ:AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR (170mmで使用)/露出モード:絞り優先オート/絞り:F8/シャッタースピード:1/1,000秒/ISO感度:800/WB:晴天/ピクチャーコントロール:スタンダード/JPEG(L/画質 FINE)
ローアングルで狙ったアネモネの花。メリハリ感のある鮮やかな描写が得られている。背景部分など若干のノイズ感が出てくるが、実用的にはまったく問題ないレベルであり、十分常用可能な感度域といえる。

「D5100」実写画像:6/10

カメラ:D5100/レンズ:AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR (240mmで使用)/露出モード:絞り優先オート/絞り:F8/シャッタースピード:1/1,600秒/露出補正:-0.7EV/ISO感度:1600/WB:晴天/ピクチャーコントロール:スタンダード/JPEG(L/画質 FINE)
今にも落ちそうな若竹の皮。被写体の輝度変化が少なく、高感度ノイズが目立ちやすくなる条件だが、適度にノイズ感が抑えられ、解像感の低下もあまり感じられない。この感度域としては優秀な描写といえる。

「D5100」実写画像:7/10

カメラ:D5100/レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(42mmで使用)/露出モード:絞り優先オート/絞り:F8/シャッタースピード:1/160秒/露出補正:-1.3EV/ISO感度:3200/WB:晴天/ピクチャーコントロール:スタンダード/JPEG(L/画質 FINE)
メリハリ感のある調子再現で、被写体の存在感がよく伝わってくる。ISO 3200での撮影であるが、ディテール部分の解像感も十分維持されている。ノイズリダクションも、さりげなく上手にきいており、ノイズ感はあまり気にならない。

「D5100」実写画像:8/10

カメラ:D5100/レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(42mmで使用)/露出モード:絞り優先オート/絞り:F8/シャッタースピード:1/2,500秒/露出補正:-0.7EV/ISO感度:3200/WB:晴天/ピクチャーコントロール:スタンダード/JPEG(L/画質 FINE)
ISO 3200の超高感度域でも明るい条件では高感度域とは思えない優れた描写を示す。手前のハナミズキにピントを合わせているが、多少のにじみは見られるものの十分シャープな解像感が得られている。背景のシャドー部もノイズが効率良く除去されていて目立つことはない。

「D5100」実写画像:9/10

カメラ:D5100/レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(32mmで使用)/露出モード:絞り優先オート/絞り:F8/シャッタースピード:1/50秒/露出補正:-0.7EV/ISO感度:6400/WB:晴天/ピクチャーコントロール:スタンダード/JPEG(L/画質 FINE)
金色に輝く真新しい装飾が美しい。多少のノイズ感は感じられるがISO 6400でも、金色の発色は十分維持されている。解像感は低感度同様とはいかないが、この感度域としては十分だろう。この感度域までは実用可能といえそうだ。

「D5100」実写画像:10/10

カメラ:D5100/レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(48mmで使用)/露出モード:絞り優先オート/絞り:F8/シャッタースピード:1/250秒/露出補正:-1EV/ISO感度:Hi1(12800相当)/WB:晴天/ピクチャーコントロール:スタンダード/JPEG(L/画質 FINE)
フラットな撮影条件ということもあるが、ノイズリダクションが強めに働き、やや絵画調ともいうべき描写になっている。この感度域でも色再現性が維持できているのはさすが。ノイズ感を生かして粗粒子表現を求める場合などはかえって有効だろう。

高画質化を図るとともに操作性も向上

 ひと目見てわかる前モデルの「D5000」との大きな違いは、バリアングル液晶モニターが下開きから横開き式に変更されている点だ。「D5000」では液晶画面の中心をレンズの光軸に合わせるため下開き式を採用したとしていたが、三脚装着時にバリアングルを十分活用できないなどの制限があった。しかし「D5100」では、光軸の維持より使い勝手を優先したためか一転して一般的な横開き式のスタイルを採用してきた。また画面サイズを2.7型から3型に大型化するとともに、約92万ドットの高精細なものとしており、表示可能な色域もsRGBの色域をほぼカバーするなど非常に高品位なものを採用している。

バリアングル液晶モニター

バリアングル液晶モニター 「D5100」ではバリアングル液晶モニターが一般的な横開き式となったので、三脚使用時の制限はなくなり、縦位置のローアングルでも手が邪魔になることなく使いやすくなった。液晶画面も3型・約92万ドットの大型で高精細なものが採用されている。

ボディ正面

ボディ正面 バリアングル液晶モニターのヒンジ位置が変更された関係で高さは「D5000」よりも約7mm低くなっているが、横方向の寸法の増加は約1mmと最小限に抑えられた。

 バリアングル液晶モニター以外の基本機能については、視野率約95%、約0.78倍のペンタミラー式ファインダー、11点測距の位相差AFシステム、約4コマ/秒のコマ速など、ほぼ「D5000」を踏襲している。ボディサイズは、横開き式を採用したため高さが約7mm小さくなり、幅はわずか約1mmの増加に抑えらている。奥行も約1mm小さくなっており、全体としてはややコンパクトになった印象を受ける。重量は約510gと、50gほど軽くなっている。

 さて、今回のモデルチェンジで目玉となるのは、やはり上位機の「D7000」と同じ約1,620万画素のイメージセンサーを採用してきたことだろう。「D5100」のカメラとしての機能はどちらかといえばエントリー機の「D3100」に近いのだが、画質面は上位機と同じにすることで、小型軽量、バリアングルの利便性、上位機と変わらぬ画質の3つの要素を兼ね備えた“おいしい”カメラを実現するのが大きな狙いのようだ。画質的には「D7000」同様に、APS-Cサイズのイメージセンサーを採用するデジタル一眼レフカメラでも最高レベルにあり、感度設定も常用感度でISO 100~6400が上下に1段ずつ広がり、拡張感度でHi 1(ISO 12800相当)、Hi 2(ISO 25600相当)が可能になるなど、多画素化と高感度化を両立させている。

イメージセンサー

イメージセンサー 「D7000」のものと同じ、約1,620万画素のCMOSイメージセンサーが採用され、画質面では「D7000」と並びクラストップレベルの性能が与えられている。

背面ボタンレイアウト

背面ボタンレイアウト 横開き式のバリアングル液晶モニターを採用したことでほとんどの操作ボタンがボディ右側と上面右側に移動している。ほとんどの操作が右手だけでできるため、慣れると便利に感じられた。

 操作性については、バリアングル液晶モニターが横開き式となったことで従来はモニターの左側にレイアウトされていたボタン類の配置が大きく変更されている。これによる使い勝手の変化が気になるが、従来は両手が必要だった操作が右手だけでできるようになっており、これはこれで使いやすいと感じられた。
 また、背面にあったライブビューボタンが廃止され、上面モードダイヤルの周囲にライブビュースイッチが新設されたが、これは操作がわかりやすく誤操作もないため歓迎される。動画撮影ボタンも「D5000」ではOKボタンを使用していたが、上面シャッターボタン横に動画撮影ボタンが新設され、ライブビュー状態から専用ボタンで動画撮影に移行できるのでわかりやすくなった。このほかにも、細かな点ではリモコンの受光部が前面に加えて背面左上にも設けられ、三脚装着時のリモート撮影がしやすくなっているなど、ボディデザインや操作体系の変更はあるものの使いやすさを大きく向上させているといえる。

ライブビュースイッチと録画ボタン

ライブビュースイッチと録画ボタン 背面にあったライブビューボタンは廃止され、モードダイヤルの部分にライブビュースイッチが新設された。レバーを手前に回すとライブビューモードに移行する。また動画撮影ボタンが新設され、動画の開始方法がわかりやすくなった。

朝焼けの空(1)

背面リモコン受光部 リモコン受光部は従来どおり前面にあるもののほか、「D5100」では背面左上部分にもリモコン受光部が新設され、三脚使用時に手ぶれを防ぐためのリモコンでの撮影などが行いやすくなった。

 一方、機能面では、まずニコンのデジタル一眼レフカメラでは初のHDRの機能が導入されたことが挙げられる。ニコンのHDR機能は、露出の異なる2枚の画像を撮影して合成するタイプで、パラメーター設定で露出差(オート、1EV、2EV、3EV)とスムージング(強め、標準、弱め)が選択可能だ。
 もうひとつ目立つ機能は、モードダイヤルに追加されたスペシャルエフェクトモードであろう。これはこれまで撮影後に画像編集メニューで行っていたような特殊効果を、動画を含めた撮影時に適用する機能だ。ISO 102400相当のモノクロ画像が撮影できる「ナイトビジョン」、指定した任意の色を抽出できる「セレクトカラー」のほか、「ミニチュア効果」「カラースケッチ」などの効果が適用できる。
 ライブビュー機能については、コントラストAFで被写体を自動追従し続けるターゲット追尾が可能になったほか、動画撮影時に便利な動く被写体を追い続ける「常時AFサーボ(AF-F)」が新設された。また動画撮影時の画質が向上。フルHD画質(1,920×1,080:30p/25p/24p)に対応し、圧縮方式も一般的なH.264/MPEG-4 AVCを採用したほか、外部マイクによるステレオ録音にも対応したのが目新しい。

まとめ

 「D5100」では、前モデルの「D5000」で採用されていた下開き式のバリアングル液晶モニターや、HD画質/24fpsの「Dムービー」など、最新機能におけるニコンのこだわりとも感じられた部分に容赦なくメスが入れられ、ごく一般的な方式に改められている。これは、たとえこだわりのある機能であっても、ユーザーに少しでも疑問を抱かせるような要素があれば、積極的に改善していこうとするニコンの姿勢の表れであろう。そのかいあって「D5100」ではニコンのどのモデルから移行しても使いやすいし、他社機に慣れたユーザーでもすぐになじむことができるわかりやすい操作体系が実現されている。
 筆者的には、位相差AFに多少のもたつきを感じたところと、WB機能で色温度指定ができないところが気になったが、完成度が高いからこそ細かな部分が気になるのだと思う。
 デジタル一眼レフカメラに何を求めるかにもよって評価は異なるが、少なくとも「D5100」は初級者向けのカメラとしてはもはや十分すぎるほどの機能を装備しているし、バリアングル液晶モニターの自由度と、本格的なフルHD動画機能など、多機能機としても十分な機能を備えている。もちろん、仕上がる写真も申し分なく、誰が購入するとしても安心しておすすめできるハイコストパフォーマンス機と結論づけておこう。

撮影/レポート:杉本利彦

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D5100の性能テスト比較(旧機種、ライバル機種)

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ニコン D5100 ニコン D5000 キヤノン EOS Kiss X5
解像力

解像力

  • 解像度:3,042本
  • 画素数(短辺):3,264画素
  • 解像効率:0.932

解像力

  • 解像度:2,720本
  • 画素数(短辺):2,848画素
  • 解像効率:0.955

解像力

  • 解像度:2,899本
  • 画素数(短辺):3,456画素
  • 解像効率:0.839
ダイナミックレンジ

標準

標準

  • ハイライト側階調:3.4段
  • シャドウ側階調:5.3段
  • ダイナミックレンジ(合計):8.7段
  • 実効ISO感度:114

標準

標準

  • ハイライト側階調:3.5段
  • シャドウ側階調:5.3段
  • ダイナミックレンジ(合計):8.8段
  • 実効ISO感度:272

標準

標準

  • ハイライト側階調:3.3段
  • シャドウ側階調:6.0段
  • ダイナミックレンジ(合計):9.3段
  • 実効ISO感度:116
ISO感度

高感度NR:しない

100

高感度NR:しない

1600

高感度NR:しない

高感度NR:しない

100

高感度NR:しない

1600

高感度NR:しない

高感度NR:しない

100

高感度NR:しない

1600

高感度NR:しない

D5100の主要スペック比較(旧機種、ライバル機種)

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ニコン D5100 ニコン D5000 キヤノン EOS Kiss X5
画素数 1620万画素 1230万画素 1800万画素
撮像素子 CMOS CMOS CMOS
記録メディア SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード SDメモリーカード、SDHCメモリーカード SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード
液晶モニター 3.0型 約92万ドット 2.7型 約23万ドット 3.0型 104万ドット
大きさ 128×97×79mm 約127×104×80mm 133.1×99.5×79.7mm
重さ 約510g 約560g 約515g

D5100のマガジン記事

ニコン、デジタル一眼レフカメラ「D5100」などを発表

公開日: 2011年04月05日

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「D5100」(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)

「D5100」(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)

「D5100」(正面・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)

「D5100」(正面・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)

「D5100」(バリアングル液晶モニターイメージ)

「D5100」(バリアングル液晶モニターイメージ)

 株式会社ニコンの子会社、株式会社ニコンイメージングジャパンは、4月5日、バリアングル液晶モニターを搭載した「D5100」を発表した。

バリアングル液晶モニター&「D7000」と同等の撮像素子を搭載

 「D5100」は、従来機「D5000」では縦開きだった液晶モニターを横開きのバリアングルに変更することで、三脚使用時の撮影でも使いやすくなるなど利便性の向上を図るとともに、ボディの小型化、液晶画面の大型化を実現している。大きさは約128×97×79mm(W×H×D、「D5000」は約127×104×80mm)、重さは本体のみで約510g(「D5000」は約560g)。液晶モニターには3型92万ドットVGA液晶パネルを採用し、「D5000」と比べて色域が大幅に広がっている。

 撮像素子は有効画素数1,620万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)、画像処理エンジンはEXPEED 2を採用。これらは2010年10月に発売された上位機種「D7000」と同等のスペックで、常用ISO感度が100~6400、ISO 25600相当までの増感設定が可能な点も「D7000」と同様だ。連写速度は最高約4コマ/秒、フォーカスポイントは11点(うちクロスタイプセンサー1点)となっている。

 撮影機能としては新たに「スペシャルエフェクトモード」が搭載された。これは特殊な効果を加えた写真や動画を撮る機能で、背面液晶モニターでその効果を確認しながら撮影を行うことができる。効果としては、ユーザーが任意に選択した特定の色だけを残す「セレクトカラー」、スケッチ風の演出効果を得られる「カラースケッチ」、ジオラマ風に仕上がる「ミニチュア効果」、超高感度(最高ISO 102400相当)での撮影を可能とする「ナイトビジョン」(静止画はモノクロのJPEGのみ)などが搭載されている。
 そのほか、輝度差の大きいシーンで白飛び、黒つぶれを抑える効果がある「アクティブD-ライティング」が搭載されているのはもちろんのこと、露出の異なる2コマの画像からよりダイナミックレンジの広い画像を生成する「HDR」機能も新たに加わった。

 ライブビュー撮影時や動画撮影時に使用するコントラストAFのAFサーボモードのひとつとして、動く被写体へのAF追従を行う「AF-F」を搭載。また、AFエリアモードのひとつに、撮影者が指定した被写体をフォーカスポイントが自動追従する「ターゲット追尾AF」が搭載された。

 ボタンレイアウトについても「D5000」から変更されており、動画撮影ボタンがシャッターボタンの脇に、ライブビュー切り替えスイッチがレバータイプとなりモードダイヤルの部分に配置され、ともに右手人差し指で操作ができるように設計されている。

 ラインアップはボディ単体のほか、「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」が付属する「18-55VR レンズキット」、「AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR」が付属する「18-105VR レンズキット」、「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」が付属する「ダブルズームキット」が用意される。

 同日、Dムービーに最適な純正外付けマイクロフォン「ME-1」を発表。また「D3100」の新しいレンズキットとして、「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED」が付属する「200mmダブルズームキット」が発表された。

今回発表された各製品の発売予定日と価格は下の表のとおりとなっている。

レポート:GANREF編集部

製品名 希望小売価格
(予想実勢価格)
発売予定日
D5100 ボディ オープン価格
(80,000円前後)
2011年4月21日
D5100 18-55VR レンズキット オープン価格
(90,000円前後)
2011年4月21日
D5100 18-105VR レンズキット オープン価格
(120,000円前後)
2011年4月21日
D5100 ダブルズームキット オープン価格
(125,000円前後)
2011年4月21日
D3100 200mmダブルズームキット オープン価格
(80,000円前後)
2011年4月21日
ME-1 12,600円(税込) 2011年4月21日
「D5100」(正面)

「D5100」(正面)

「D5100」(背面)

「D5100」(背面)

「D5100」(背面)

「D5100」(背面)

「D5100」(上面・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)

「D5100」(上面・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)

「D5100」(端子カバー側・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)

「D5100」(端子カバー側・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)

「D5100」(グリップ側・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)

「D5100」(グリップ側・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)

「D5100」(内蔵フラッシュポップアップ時)

「D5100」(内蔵フラッシュポップアップ時)

「D5100」(背面液晶モニター展開時)

「D5100」(背面液晶モニター展開時)

「D5100」のモードダイヤル(スペシャルエフェクトモード)

「D5100」のモードダイヤル(スペシャルエフェクトモード)

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