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「イルフォード・ファインアートメディア」 第2回 セミナー受講感想

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投稿日:2017/02/27



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25.7 mm
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1/80秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
640
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第2回レビューは、(1)CP+2017で受講したセミナーの内容と(2)わかったこと、感じたことについてお伝えします。



1.セミナーの内容

◯進行内容

イルフォードさんブースの隣のエプソンさんのブースの一角でパソコンとプリンターを使用して行いました。

限られた時間ではありましたが、イルフォードさんの担当の方が、要点をプレゼンテーションソフトでまとめていただいたおかげで、よくわかりました。


◯レクチャーしてもらったこと

プリント紙の大きな分類(光沢系とマット系)と各々の特徴についてポイントを教えていただきました。


用紙選びのポイントでは、まず

「その作品で何を伝えたいのか」「作品を展示している場面を想像すること」

を考えることを言われました。


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焦点距離:
25.7 mm
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Program AE
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1/200秒
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F4.0
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125
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紙の選択のキーワードとして

1.光沢感(ツヤがあり反射するか、マット系でツヤがないものか)

2.紙の白地の色(生地の色について青みがかっていたり、生成りっぽい色であったりすることで作品の印象が変わる)

3.表面の面質(表面になめらかな加工がされているか、また素材の特長を生かした凹凸があるか)

の3つのポイントを実例を見ながらレクチャーしていただきました。


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カメラ:
キヤノン PowerShot G9 X Mark II
焦点距離:
20.7 mm
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撮影モード:
Program AE
シャッタースピード:
1/200秒
絞り数値:
F4.5
ISO感度:
125
ホワイトバランス:
Auto




◯試した製品

今回は、光沢系は

・ゴールドファイバーシルク
http://www.ilford.co.jp/product/galerie/product_galerie2.html

・ゴールドモノシルク
http://www.ilford.co.jp/product/galerie/product_galerie3.html

マット系は

・スムースコットンラグ
http://www.ilford.co.jp/product/galerie/product_galerie28.html

・コットンアーティストテクスチャード
http://www.ilford.co.jp/product/galerie/product_galerie30.html

の4種類をご用意いただきました。



まず、A4で光沢系「ゴールドファイバーシルク」、マット系「スムースコットンラグ」の2枚を出力し、自分の作品がどちらに向いているかを判断します。

私は下の作品データを持参しました。


おだやかな時間

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カメラ:
キヤノン PowerShot G7 X
焦点距離:
36.8 mm
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シャッタースピード:
1/2000秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
125
ホワイトバランス:
Auto




表現の方向性として、

「夕日の差す中で、散歩をしたりしている人がリラックスして優雅な時間を過ごしている雰囲気」を伝えたいと思いました。

プリントした際の、夕日の光感が用紙選択のポイントだと考えました。

おそらく、自宅でA4で出力していたならば、光感を強調したく光沢系のペーパーを選んでいたと思います。

今回、セミナーでマット系の「スムースコットンラグ」にプリントした結果を見ると、逆光の光がほどよく抑えられて雰囲気が柔らかに表現されていることに気づきました。


さらに、展示用のプリントではサイズがA3ノビであること、額装されることを考慮し、表面のテクスチャーがある「コットンアーティストテクスチャード」を選択しました。

紙の素材感を生かすことにより、少し絵画的な風合いを期待しての結果です。


こちらは、エプサイトでも展示されますので、ご機会ありましたら現物をぜひ見ていただきたいと思います

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焦点距離:
8.8 mm
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撮影モード:
Program AE
シャッタースピード:
1/40秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
125
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◯出力したプリンター

エプソンの「SC-PX5VII」(顔料インク)です。

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焦点距離:
8.8 mm
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シャッタースピード:
1/30秒
絞り数値:
F1.8
ISO感度:
200
ホワイトバランス:
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2 . わかったこと、感じたこと

今回、わかったことは以下の2点です。

・紙の風合いで作品の雰囲気が、随分違って見えることがわかった。
 
 マット系のアート紙にプリントしたときの落ちついた雰囲気、テクスチャーを生かした生地による高級感は自分の作品をプリントしてみて実感がわきました。



・実体験は大切。自分でプリントしてはじめて紙の持つ特長がわかってくる。
 
 プリントについては、やはり「耳学問」ではわからず、こうした機会を経験できてよかったと思います。



また、今後の課題と感じたことは次の通りです。

・今後も自分で基準紙と思っている半光沢紙でのプリントに加え、複数種類のアートペーパーでもプリント出力し、自分の作品にあった紙選び、プリント表現を考察していきたい。

・いろいろな種類の用紙の特徴やほかとの違いなどを体験的に理解していきたい。各用紙の使いこなし、プリント時のチェックポイントなどについてノウハウを蓄積していきたい。

・自分の作品にあわせて選んだ用紙で最適な結果が得られるような画像処理の方向性、手法について考察していきたい。

以上、どれも時間はかかりそうですが、課題意識を持って気長に取り組んでみたいと思います。



3.エプサイトでのイベントについて

「ILFORD Masters Photo Exhibition vol.2」が新宿エプサイトで開催されます。
2017年3月10日(金)~3月23日(月)10:30~18:00 (日曜休館/最終日は15:00まで)

http://www.ilford.co.jp/news/news_exhibition201703.html

今回セミナーに参加した5人のメンバーの作品も展示されます。ぜひ、お近くにお越しの際は足を伸ばしてみてください。

なお、3月18日(土)には「ILFORD社製 インクジェットペーパー体験イベント」が開催され、紙代の実費のみでプリントを体験できます。

http://www.epson.jp/ec/event/ilford/index.htm?fwlink=jptop_ec_ilford

予約制で3月5日までの申し込みになっています。


3月18日(土)の午後には、私もエプサイトにいる予定です。よろしくお願いします。

-------------------- 「注目製品レビュー ~イルフォード・ファインアートメディア編~」企画にレビューワーとして 参加中!! http://ganref.jp/common/monitor/jetgraph/ilford1702/

コメント(1,000文字以内)

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れんず
製剤屋さん ありがとうございます。
私も本日、展示を確認してきました。上からのライトのせいもあり、テクスチャー感がいきていてよかったです。

2017年03月11日 20:20

製剤屋
拝見させていただきました。

スムース系とは違う表面テクスチャが、アンバー系の色味と合わさり、作品の雰囲気をより高めていると感じました。

2017年03月11日 19:54

れんず
・legacy7010さん ありがとうございます。
額装した結果は、自分でもたいへん楽しみです。

2017年03月02日 07:42

legacy7010
当日はマット系でプリントしたのですね。
額装はテクスチャがあるマット系ということで、どんなふうに光とテクスチャが融合しているのか拝見しに行きたいと思います。

2017年03月01日 23:49

れんず
・kazuleoさん 先日はありがとうございました。
やはり、紙は実際、出力してみないとわからないですね!

・なすナスさん ありがとうございます。
先日はおつかれさまでした。18日もよろしくお願いします!

・katsucameraさん ありがとうございます。
おー、そうですか。来ていただいていたのですね。
作業に夢中で全く気が付きませんでした。
もし、お時間許せば、エプサイトもよろしくお願いします。
作業はなく、お話できれば幸いです。

・Akihisa Onoさん ありがとうございます。
額装されて壁に飾るとまた味わいがでるかもしれませんね。

・円山さん ありがとうございます。
貴重な体験になってますね!

・tさん ありがとうございます。
額装展示が楽しみですね!

2017年02月28日 20:28

t
お疲れさまでした。
プリントした作品、間近でみましたが質感がでていて正解でしたね^^

2017年02月28日 15:12

円山貫
やはり、自作をプリントしてみて、触って、比較してみないと、わかりませんね。
今回のイベント、貴重な機会になっています。

2017年02月27日 23:31

Akihisa Ono
お疲れ様でした!
マット系の表現がどんな風なのか、とても気になりますね。
額装が楽しみです。

2017年02月27日 23:11

katsucamera
私もCP+に行きまして、実は作業中のれんずさんの後ろから覗き込んでいたんですよ(笑)怪しまれてもいけないのでお声がけしないのはもちろんの事、すぐ立ち去りましたけど。しかし後ろから覗こんで、あ、いい作品だなぁ、って思ってました。展示、楽しみですね!

2017年02月27日 21:47

なすナス
いつもながら、探求心あふれるレビューさすがです!

2017年02月27日 21:26

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