GANREF特別企画 撮り方からスポットまで詳しく解説 フォトライフ快適化計画
おすすめアイテムコレクション～TSUKUMO編～
- 現在表示しているページ
- ホーム > フォトライフ快適化計画 > ツクモ編
デジタルカメラでの写真撮影を趣味とし、快適なフォトライフを送る上で、切っても切り離せないのがPCの存在だ。ストレスなく画像を取り扱えるPCを使えば、より細かい調整を行えるようになるし、多くの作品を作り上げることもできる。それが結果として、技術の向上にもつながるだろう。ここでは、筆者が写真愛好家のためにプロデュースしたハイパフォーマンスPCを紹介する。
TSUKUMO
eX.computer 礒村プロ監修
写真編集(RAW現像) プレミアムモデル PA7J-B64/T
ツクモ直販価格：157,464円（税込）※2016/8/3時点
「eX.computer 礒村プロ監修 写真編集(RAW現像) プレミアムモデル PA7J-B64/T」（以下、「eX.computer PA7J-B64/T」）は、画素数の多いデジタルカメラの画像もサクサク扱えることを目標として、BTOパソコンメーカーのTSUKUMO（以下、ツクモ）とタッグを組み、私がプロデュースを担当した写真愛好家向けPCだ。CPUや内蔵ドライブの速さにこだわることで、ファイルサイズの大きな画像でもストレスなく閲覧やRAW現像ができるのが特長となっている。また、GPUを搭載したグラフィックスカードも搭載されているので、Adobe PhotoshopやLightroomなどのGPU対応ソフトではより速い描画が期待できる。今回は私がプロデュースした3タイプのパソコンのなかからプレミアムモデルをチョイス。SSDとHDDのコンビネーションで画像処理の快適さとデータ格納容量の大きさを両立している。バランスの良さもこのモデルのおすすめポイントだ。
多画素デジカメの撮影データもストレスなく処理可能な
ハイパフォーマンスPC
「eX.computer PA7J-B64/T」は、CPUにインテルCore i7 プロセッサー、メモリーは次世代規格であるDDR4を16GB搭載した。さらに起動ドライブをSSDとすることで、データの読み書きにかかる時間を大幅に短縮し、高いパフォーマンスを実現している。またNVIDIAのGeForceシリーズグラフィックスカードを搭載することで、PhotoshopをはじめとしたGPU対応ソフトでの描画能力の向上を図っている。このように写真編集に特化した構成で組み立てられたパソコンであれば、これからますます一般的となっていくであろう画素数の多いデジタルカメラで撮影されたサイズの大きな画像でも、ストレスなく運用していけるはずだ。
ケースはタワー型を採用しており拡張性も高い。マザーボードには第6世代Intel Coreプロセッサー「Skylake」に対応したIntel H170 Expressを搭載するH170-PROを採用。システム用SSDとストレージ用HDDをそれぞれ搭載。いずれもSATA 6Gbpsで接続されている。
グラフィックスカードにはNVIDIA GeForce GTX 750Tiを搭載。DVIとHDMI出力ポートを備えており、マルチディスプレイに対応。GPU搭載により対応ソフトウェアの描画処理速度の向上が望める。多画素デジカメの画像編集には独立したグラフィックスカードは欠かせない。
OSをインストールした起動ディスクには256GBのSSDを、ストレージには2TBのHDDを搭載することで、システムの挙動の速さとストレージの容量を確保している。システムディスクにSSDを使用することで体感スピードが大きく向上する。
使用する際にはGPU使用設定を確認しよう
GPU（グラフィックプロセッサー）は画像の描画処理を専門に担当することで、パソコンのCPUの負荷を軽減する効果がある。それによりRAW現像時のパラメーター調整に対する反応速度が向上するなど、大量の写真を取り扱う際の効率を上げることができる。ただしGPUを生かすには対応ソフトウエアとの組み合わせが必要だ。また事前にGPUを使用するようにソフト側で設定しておく必要がある。
Lightroom CCでのGPU使用設定。［編集］‐［環境設定］‐［パフォーマンス］内「グラフィックプロセッサーを使用」にチェックを入れておく。
Photoshop CCのGPU使用設定。［編集］‐［環境設定］‐［パフォーマンス］内「グラフィックプロセッサーを使用」にチェックを入れておく。
Bridge CCのGPU使用設定。［編集］‐［Camera Raw環境設定］内「グラフィックプロセッサーを使用」にチェックを入れておく。
カメラユーザーにとって必須のカードリーダーをPC前面に搭載
対応するメモリーカードはCFカード、マイクロドライブ、SDメモリーカード、MMC、microSDメモリーカード、メモリースティック、メモリースティック マイクロ。礒村プロデュースPCで快適なフォトライフを！
| OS | Windows 10 Home （64ビット版） |
| CPU | インテル Core i7-6700 プロセッサー （4コア | HT対応 | 3.4GHz、TB時最大4.0GHz | 8MB L3キャッシュ） |
| グラフィックスカード | NVIDIA GeForce GTX 750Ti |
| ビデオメモリー | 2GB （GDDR5） |
| マザーボード | ASUS H170-PRO （ATX） |
| チップセット | インテル H170 Express |
| メインメモリー | PC4-17000 DDR4 16GB （8GBx2） ※1 最大 32GB ※2 メモリースロット×4（空き2）288-pin |
| サウンド | インテル ハイ・デフィニション・オーディオ |
| ハードディスクドライブ | システム用：256GB SSD ※3（SATAIII接続 / 6Gbps） データ用：2TB HDD ※3 （SATAIII接続 / 6Gbps） |
| 光学ドライブ | ブルーレイ ディスクド ライブ （BD書込み対応） |
| カードリーダー | SD／MMCスロット×1、microSDスロット×1 MSスロット×1、メモリースティック マイクロ×1、CF／マイクロドライブスロット×1 ※microSD と メモリースティック マイクロは同時に使用できません。 |
| ネットワーク | Ethernet 10/100/1000 LAN |
| インターフェース | 前面：USB3.0ポート×1、USB2.0/1.1ポート×2、オーディオ入出力（マイク入力×1、ヘッドフォン出力×1） グラフィック：ディスプレイ出力（DVI-I）×1 ディスプレイ出力（DVI-D）×1 ディスプレイ出力（Mini HDMI）×1 ※3 バックパネル：PS/2（マウス）ポート×1、PS/2（キーボード）ポート×1、USB3.0 Type-C ポート×1、USB3.0（2.0/1.1対応）ポート×2、USB2.0（1.1対応）ポート×2、アナログオーディオ入出力、LAN（RJ45） ポート×1 ※4 |
| 拡張スロット | PCI Express x16スロット×1（空き0） ※5 PCI Express x16スロット×1（空き1）※6 PCI Express x1スロット×3（空き2） PCIスロット×1（空き1） ※5 |
| 電源ユニット | CWT製 550W （定格 500W） 80PLUS BRONZE対応 |
| ケース | ATXタワーケース（EX1/598TA） |
| ファン | フロント×1 リア×1 （120mm/防塵フィルター付） |
| 拡張ベイ | 5インチ×4（空き3） 、3.5インチ×1（空き0）、3.5シャドー×5（空き3） |
| 付属ソフト 総合セキュリティ | カスペルスキー インターネット セキュリティ （90日版） ※7 |
| その他付属品 | eX.computer ガイドブック クイックセットアップガイド オペレーティングシステムディスク ドライバディスク 付属ソフトウェアディスク |
| キーボード、マウス、スピーカー | 別売 |
| 外形寸法 | 210（W）×510（D）×450（H）mm （本体のみ。突起物含まず） |
※1 … 最大容量増設時は出荷時に装着済のメモリーモジュールを取り外す必要がある場合があります。
※2 … 32ビットOSの場合、使用可能な領域は最大約3GBになります。また、64ビットOSをご利用でも Windows 7 Home Premium で利用可能な領域は最大16GBです。
※3 … 1GBを10億バイト、1TBを1兆バイトで計算した場合の数値です。Windowsのシステムでは、1GBを1,073,741,824バイトで計算しており、Windows起動時に認識できる容量は、若干小さい数値になります。ファイルシステムはNTFSです。
※4 … HDMIコネクターから液晶テレビに接続される場合は、HDMI規格の違いや液晶テレビの対応解像度により正常に表示されない場合がございます。
※5 … 増設するカードのサイズまたは仕様によっては他のスロットが利用できない場合があります。
※6 … PCI Express x16スロットはx8レーンとして動作します。
※7 … OS搭載モデルのみインストールして出荷となります。プリインストールのためメディアの添付はありません。
