自然風景&飯山市フォトコンテスト

結果発表

選考風景クリエイター向けパソコン「DAIV」を展開するマウスコンピューター協賛のフォトコンテストの入賞作品が決定いたしました。選考は、3人の選者それぞれが選考を行った後、最終選考をマウスコンピューター東京本社内で実施しました。写真は右から萩原史郎氏、小松永門氏、富樫真樹。
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グランプリ
賞品:マウスコンピューター DAIV RAW現像向けモデル「DAIV-DGZ511M2-SH5-RAW

作品

カメラ:キヤノン EOS 6D レンズ:シグマ 35mm F1.4 DG HSM | Art 撮影地:長野県飯山市神戸

黄色くなって

作者:evoⅧMR

講評(萩原 史郎)
落葉を狙った的確なタイミングと、その黄色い絨毯をストレートに表現する構図が目を引きます。加えて、この作品からは、イチョウを長きにわたって守ってきたこの地の人たちの優しい眼差しや心、そしてそれに応えるようにして風雪に耐え生き抜いてきたイチョウの逞しさが伝わってきます。単なる美しいだけの表現を超えた世界観を感じる作品です。
講評(富樫 真樹)
黄色一色の世界に圧倒されます。長野県の天然記念物でもある飯山市神戸の大イチョウとのこと。全容は見えませんが太い幹と画面いっぱいに広がる枝ぶりからもこの木の存在感が伝わってきます。葉の色づき、落葉ともに最高のタイミングで撮られた作品だと思います。
講評(小松 永門)
見事に“秋”を表現されている作品だと思います。全体的に明るく、華やかに仕上げられていて、紅葉・黄葉の写真の中でも際立って見えました。

準グランプリ
賞品:マウスコンピューター 10.1型 Windows 10 搭載タブレットPC「MT-WN1003

作品

カメラ:ニコン D800 レンズ:ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED 撮影地:山梨県 山中湖

♡二人だけの黄昏♡

作者:夜の旅人

講評(萩原 史郎)
夕暮れ時の静謐な時間が流れる中、2羽の白鳥の求愛ポーズに胸を打たれます。空も湖面も鮮やかなオレンジ色に染まり、富士山の秀麗な姿が浮かび上がるその瞬間に描かれたハートの形は、特別な美しさを持っているように感じられます。富士山と白鳥が同一線上に重なっている点も、構図の妙として評価できます。
講評(富樫 真樹)
2羽の白鳥によるハートポーズを見逃すことなく一枚に収めました。黄昏時、オレンジ色に染まる空と湖面、背景には美しいシルエットの富士山と、誰もが出会ってみたいと思うようなシーンです。撮り続けた作者だから撮れた作品だと思います。
講評(小松 永門)
白鳥がいなくても非常にきれいな情景の中、さらに素晴らしいシャッターチャンスを撮られたなと率直に感じます。白鳥がこういうポーズをとるというのを知らなかったです。

作品

カメラ:ニコン D700 レンズ:ニコン AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED 撮影地:長崎県佐世保市 五蔵岳森林公園

作者:hogelone

講評(萩原 史郎)
ただ単に美しいという枠を越え、不思議な印象さえ与えるような作品です。それは構図の作り方や、光や水量を活かした撮影のタイミングだけにとどまらず、レタッチにも要因があるのかもしれませんが、素晴らしい仕上がりと言って良いと思います。
講評(富樫 真樹)
水没した森の木々が織りなす模様に目を引かれました。絶妙に揺らいだ水面の映り込みも美しい作品です。シンメトリーな構図ですがところどころに色や形の変化があり、ずっと見ていても飽きません。飾ってみたいと思わせる作品です。
講評(小松 永門)
森のなかの清々しい空気を感じさせてもらえる作品だと思います。木と緑と水が美しく描かれていて、特に木と緑の水面への映り込みがとても印象的です。

入選
賞品:飯山市名産 1万円分詰め合わせ

作品

カメラ:ニコン D850 レンズ:ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 撮影地:長野県飯山市 福島の棚田

豊作への道

作者:アイメカン

講評(萩原 史郎)
女性のポーズがすてきです。軽やかに弾むように歩きながら、遠く千曲川が流れる風景を眺めているような様子が、稲穂が黄色く変わり、ススキがなびく風景の中で的確にとらえられています。とっさの撮影だったと思いますが、作者の思いが叶ったような作品かなと想像します。
講評(富樫 真樹)
撮影場所の飯山市の「福島の棚田」は棚田百選や映画の舞台にもなった場所とのこと。山間に稲穂が実る棚田とその先に広がる田園、遠く靄にかすむ河川や山並みが美しく描かれ、坂道を下る人物が入ったことで写真が引き締まりました。

作品

カメラ:キヤノン EOS 6D レンズ:タムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (A005) 撮影地:長野県飯山市

新緑と薫風の渡し船

作者:flat_white

講評(萩原 史郎)
爽やかな風景ですね。残雪や雲の白、菜の花の黄色、若葉の緑、水や空の青、鉄橋の赤。どの色もクリアな空気の中、鮮やかに存在し、雪国に訪れた春の美しさやのどかさを伝えています。構図はオーソドックスですが、むしろそれが効果的。渡し舟が画竜点睛の役割を担っている点も見逃せません。
講評(富樫 真樹)
飯山市を流れる千曲川と渡し船、背景の山並みがバランス良い構図でまとめられています。対岸の丘陵には黄色の菜の花畑が見え隠れして画面に彩りを添えています。飯山市の春の美しい光景が爽やかな空気と一緒に伝わってきます。

作品

カメラ:キヤノン EOS 5D Mark III レンズ:キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 撮影地:栃木県栃木市藤岡町 渡良瀬遊水地

渡良瀬イリュージョン

作者:in my iMage

講評(萩原 史郎)
神々しい光が印象的です。おそらくこの強い光芒がなくても、逆光によって風景は立体感を得て、見応えのあるレベルになっていたと思いますが、それに加えてこの光芒が加われば言うことはないでしょう。興奮と焦りを抑えながらの撮影だったと思いますが、良い出来栄えです。
講評(富樫 真樹)
朝靄と光芒が美しい渡良瀬遊水地のシーンを見事にとらえています。画面中央に群生するススキの穂が光り輝き、朝靄が舞台スモークのように演出してくれました。光と自然が作り出したイリュージョンをきれいなトーンでまとめた秀作です。

作品

カメラ:キヤノン EOS 5D Mark III レンズ:キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 撮影地:千葉県印西市 北印旛沼

桃色吐息

作者:イチロー

講評(萩原 史郎)
強烈な色は目を引き、ある意味コンテスト向きかもしれませんが、このような淡い色はまた格別です。鮮やかな印象を追った作品が目立つ中にあって、色は控え目ながらも強い主張が感じられます。画面内の要素も極力減らし、色の印象を最大限に伝えた構図が功を奏しています。
講評(富樫 真樹)
千葉県の北印旛沼の冬の早朝のシーン。朝焼けの桃色が空と湖上に立ち込めた朝靄に溶け込んでいます。画面全体がうっとりするようなきれいな淡いトーンでまとめられ、湖面の柵が画面に良いリズムをつけてくれていました。

作品

カメラ:ニコン COOLPIX P300 撮影地:長野県飯山市 JR飯山線 戸狩野沢温泉駅

光の色

作者:NOBUNOBU

講評(萩原 史郎)
カラフルな色合いを狙っての仕上げだと思いますが、ローカル線の物悲しさの中に、未来への希望が見えるような作品です。なんと言っても運転士さんと思しき人が、車両を振り返っている哀愁のあるシルエットが物語性を強めることに役立っています。良い瞬間をキャッチしましたね。
講評(富樫 真樹)
冬のJR飯山線・戸狩野沢温泉駅での作品。雪中の駅のシーンがきれいな色でまとめられています。鉄道職員さんのポージングもいいアクセントになっています。跨線橋のネットを避けるためにカメラを持ち替えた判断もナイスです。

佳作
賞品:Amazonギフト券5,000円分

作品

カメラ:オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 レンズ:オリンパス ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6 撮影地:長野県飯山市

信仰の道

作者:Fallen-Roses

講評(萩原 史郎)
鬱蒼とした杉並木を抜ける石畳の古道。先人たちがあえぎながら登った、その息遣いが画面から伝わってきます。ストレートな撮り方ですが、それがむしろ正解で、堂々たる歴史に重みを感じる作品になっています。HDRの仕上げも不自然さはなく、うまいと思います。
講評(富樫 真樹)
飯山市にある小菅神社奥社に続く杉並木と石畳の参道。ところどころ木漏れ日が差し込み明暗が生まれた石畳の坂道と、トンネルのように生い茂る杉の木が画面奥に視線を誘導してなにか神々しさを感じさせます。

作品

カメラ:ソニー α57 レンズ:ソニー DT 16-105mm F3.5-5.6 撮影地:北海道 美瑛町

Snow colors

作者:momo-taro

講評(萩原 史郎)
淡い色のトーンが美しい風景です。それに加えて、バルブ撮影によって72秒という長秒をかせぎ、雲をぶらすことによって、エッジのない曖昧模糊とした描写にしたこともプラスの効果となっています。
講評(富樫 真樹)
雪景色なのに温かさも感じられる作品です。北海道美瑛町の風景を日没直後にバルブ撮影されたとのこと。冠雪した丘の木立の上空には淡い色のきれいなグラデーションの雲が広がっています。ファンタジックな作品です。

作品

カメラ:ニコン D7100 レンズ:ニコン AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED 撮影地:長野県飯山市 鍋倉高原

森のおくりもの

作者:冬花火

講評(萩原 史郎)
残雪がまだ深いブナ林に朝日が差し込み、漂う霧が強烈なオレンジに染まっています。光のざわめく音が聞こえてきそうな風景で、躍動感に満ちています。ブナの並びを考慮しつつゴーストが入らないよう注意するなど、行き届いた配慮が美しい風景写真を生み出しました。
講評(富樫 真樹)
飯山市鍋倉高原の早朝のシーン。ブナ林に差し込む逆光の朝日を霧が幻想的に演出してくれました。木々のシルエットとオレンジ色の光芒の対比が美しく描き出されています。森の空気が伝わってくる作品です。

作品

カメラ:ニコン D200 レンズ:シグマ 17-35mm F2.8-4 EX DG ASPHERICAL / HSM 撮影地:長野県飯山市瑞穂

福島新田の棚田稲刈り

作者:m.kobayashi

講評(萩原 史郎)
稲刈りの体験会でしょうか。同じ体操着を着た子どもたちが稲刈りをしている様子が生き生きととらえられています。あえて水平を崩すことや、低い位置から狙うなどして、独特の味わいを生んだ構図が目を引きます。
講評(富樫 真樹)
棚田の傾斜を生かして稲穂と案山子と青空を大胆なアングルでうまく写し取っています。広角レンズの表現を使うことで画面に変化が生まれ、コミカルな案山子の素朴さ、稲刈りをする小学生たちの様子がよく伝わっている作品です。

作品

カメラ:ニコン D500 レンズ:ニコン AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR 撮影地:滋賀県長浜市

ニジノムコウ。

作者:チョロぽん

講評(萩原 史郎)
彩度をかなり高めた仕上げですが、虹の美しさが際立っています。その虹と重なるように白鳥が飛翔していますが、素晴らしいタイミングでした。またとないチャンスをものにした作者の撮影テクニックには舌を巻きます。
講評(富樫 真樹)
真冬の琵琶湖に浮かぶ大きな虹と白鳥の群れが織りなす幻想的な作品。750mm相当の超望遠撮影ですが、白鳥の1羽1羽は精緻に描き出されています。鮮やかに強調された虹と美しいフォルムの飛翔シーンが印象的です。

作品

カメラ:キヤノン EOS 5D Mark III レンズ:コシナ ZEISS Distagon T* 2.8/15 撮影地:長野県飯山市小沼

霧の十三夜

作者:skyscene

講評(萩原 史郎)
星空を撮るには川霧は邪魔な存在かもしれませんが、この作品においては幻想的な味わいを付与することに役立っていて、むしろ霧と星空が美しい共演を果たしています。立ち姿のよい木や木製の橋の見せ方もよく、記憶に残る作品となっています。
講評(富樫 真樹)
月明かりに照らされた幻想的な川霧と星空のコラボレーションが美しい作品です。明るい単焦点レンズを使って、難しい条件のシーンを適正な露出と構図で収めています。行ってみたいと思わせる飯山市ののどかな風景だと思います。

作品

カメラ:ペンタックス PENTAX K-1 レンズ:ペンタックス HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR 撮影地:長野県飯山市 北竜湖

歓び満ちて

作者:タイガーバリー

講評(萩原 史郎)
飯山の北竜湖を代表する風景である菜の花と新緑。この作品は、それに加えて光のシャワーとも言うべき仄かな光を画面効果として付与することで、美しくも儚げな印象のある風景写真を作り上げました。心を打たれた1枚です。
講評(富樫 真樹)
まず手前一面に広がる菜の花の美しい黄色に目を奪われます。湖畔に立つ新緑の樹木の間には、逆光が作り出した光がしずくのような輝きを湖面にしたたらせ、明るく透明感にあふれた作品に仕上がっています。

作品

カメラ:ニコン D800 レンズ:ニコン AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED 撮影地:京都府相楽郡和束町

冬の曲線美

作者:kochan

講評(萩原 史郎)
気象の読みと撮影テクニックが融合してはじめて完成する作品です。茶畑に降りた霜を美しく描写するため遮光板を使ったようですが、明部と暗部とに不自然な境界が出ず、きれいに仕上がりました。茶畑独特のラインを生かしたレンズワークも見事です。
講評(富樫 真樹)
山間の傾斜地にある茶畑の夜明けのシーンをドラマチックに表現しました。曲線美で描かれている茶畑の輪郭を際立たせている光沢感は霜なんですね。輝度差が大きい空と茶畑も、作者の工夫でうまく1枚の写真に収められています。

作品

カメラ:キヤノン EOS 5D Mark IV レンズ:キヤノン EF24-70mm F2.8L II USM 撮影地:長野県飯山市 北竜湖

静寂の蒼

作者:チビコの冒険

講評(萩原 史郎)
無音の世界を感じます。上下シンメトリーの構図が、水鏡に映った風景の美しさを強調し、さらに静謐感を増す効果を生んでいます。水面にはさざ波がたっていますが、風は音もなくすり抜けていったのではないでしょうか。
講評(富樫 真樹)
蒼色のトーンでまとめられた飯山市の北竜湖の風景。静謐な中に冬の冷たい風を感じさせる湖面の奥には雪化粧した木々が美しく並び、奥の山並みは煙って幽玄に空に溶けています。一瞬の青空をうまく美し込んだ1枚です。

作品

カメラ:ニコン D750 レンズ:ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II 撮影地:北海道 野付半島

雪原のアイスキャンドル

作者:Syaraku

講評(萩原 史郎)
この輝きは雨氷に夕日があたって生まれたものだそうですが、望遠レンズを使うことによって、雨氷にあたった光を玉ボケにして表現した作者のアイデアを評価します。とっさの判断だったと思いますが、お見事でした。
講評(富樫 真樹)
とてもすてきなタイトルですね。北海道野付半島で日没寸前の冬の夕暮れの一瞬をとらえた作品です。本当は厳しい環境のはずの雪原ですが、夕焼けの美しい光に照らし出されてメルヘンチックな雰囲気に仕上がっています。

総評:小松 永門(株式会社マウスコンピューター 代表取締役社長)

このたびは弊社協賛のフォトコンテストに多数ご応募いただき本当にありがとうございます。皆さんすごくいろいろと努力をされて撮影されているということを、今回たくさんの作品を見させていただいて感じました。選から外れた作品の中にも、良い作品が数多くありました。また、⼯場を長野県飯山市に持つ身としましては、飯山の魅力が伝わってくる作品の応募もたくさんあり、非常にうれしかったです。今後もより多くの方に、飯山市ですてきな写真を撮っていただければ幸いです。

入賞賞品


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