GANREF特別企画 三脚の上手な選び方&使い方
おすすめ三脚コレクション~ベルボン編~
国内メーカーとして三脚を作り続けてきたベルボンは業界を牽引するメーカーだ。独自技術を開発し次々と新しい製品を送り出すとともに、初心者向けの扱いやすいモデルからプロユースの堅牢な製品まで幅広いラインアップを誇る。特にカーボンファイバー製三脚のクオリティは高く、製品は国内はもとより世界中で支持されている。
メーカー希望小売価格:69,720円(税込)
カーボンファイバー(脚部)とマグネシウム部品(基台部)を組み合わせた中型三脚と、マグネシウム製の軽量雲台がセットになったモデル。脚の段数が3段なので脚全体の強度は高く、軽量ながら安定性に優れている。脚の伸縮にはレバー式ロック機構「エル・ロック機構」を採用。独自の内部構造により関節部の強度を向上させていることも長時間露光撮影時などのぶれ軽減に効果的だ。またセミオートラチェットにより3段式の開脚も簡単かつ確実に行えるので、ローポジション撮影においても素早いポジション変更が可能。マグネシウム製の3ウェイ雲台は大きなクイックシューを採用しつつも無駄のないスリムなデザインを採用しており、また雲台を固定するハンドルは太く握りやすいので確実な締緩が可能だ。
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三段の脚をすべて伸ばした状態で141.6cmの高さとなり、若干低めながらアイレベルでの撮影が可能。またセンターポールを最大限に伸ばすと182cmとなるのでハイポジション撮影にも対応できる。
脚の先端部のゴム石突はねじ込むことでステンレス製スパイク石突に切り替えが可能。平滑な地面や室内の床などではゴム石突で安定させ、小石の多い地面や砂場などはスパイク石突でダイレクトに脚を固定するなど地面状況に応じて切り替えると良い。
付属の雲台は軽くて強度の高いマグネシウムを採用した3ウェイモデル。雲台としての耐荷重は5kgと中判クラスのカメラや300mmF2.8といった大口径望遠レンズも積載可能。クイックシューも搭載されている。
レバー式ロック機構「エル・ロック機構」を採用することで、ワンタッチで素早い脚の伸縮固定が可能。独自の内部構造が関節部の強度の向上に効果を挙げている。また脚の表面には脚の長さ合わせに便利な目盛りが振られていて、高さを調整しながら水平に設置したいときの目安になるので便利だ。
センターポールの下部を外して開脚することで、高さ24.8cmまで下げることができる。開脚角度はフル開脚、セミ開脚、標準開脚の3段階。セミオートラチェットにより、開脚角度の調節もスムーズに行える。
メーカー希望小売価格:21,210円(税込)
ミラーレス一眼カメラや小型の一眼レフカメラを対象にした小型軽量なモデル。折り畳んだ長さは42.5cmと非常にコンパクトで、カメラバッグに収納することも可能。それでいてセンターポールも合わせ一番伸ばした状態では162cmとアイレベルの高さにできる。脚パイプを軸回転させることでロックさせる「ダイレクトコンタクトパイプ」を採用することで、ロックレバーなどを必要としないシンプルかつ強度のある脚となっている。またセンターポール下部が取り外し可能となっており、開脚することで高さは21cmになるので、非常に低いアングルでの撮影が可能だ。雲台はクイックシュー機構を採用。水準器も搭載しているなど非常に実用的な小型三脚だ。
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三段の脚をすべて伸ばした状態で137.5cmの高さと少し低めだが、センターポールも合わせると最高で162cmとなりアイレベルでの撮影が可能。ぶれに注意して撮影すればスローシャッターでの撮影にも十分に対応できる。
脚パイプの内壁と外壁を接することで脚をロックさせる機構「ダイレクトコンタクトパイプ」と、脚先端部をひねるだけで全段を一気にロック・解除できる「ウルトラロック」の採用によって、脚の伸縮を非常に素早く行うことができる。
セミオートラチェット式3段開脚を採用。センターポールの下部を外して開脚することで、高さは21cmになる。
全高(EV含まず) | 141.6cm |
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全高(EV含む) | 182cm |
最低高 | 24.8cm |
縮長 | 67.5cm |
脚段数 | 3段 |
推奨積載質量 | 4kg |
質量 | 2.02kg |
全高(EV含まず) | 137.5cm |
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全高(EV含む) | 162cm |
最低高 | 21cm |
縮長 | 42.5cm |
脚段数 | 5段 |
推奨積載質量 | 2kg |
質量 | 1.44kg |