GANREF特選!必見ブース 株式会社木下光学研究所 | GANREF
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CP+2018必見ブースはここだ! 株式会社木下光学研究所

カスタムレンズメーカー、木下光学研究所がCP+に初出展。展示ブースでは開放での柔らかなぼけと絞り込み時のシャープな描写性を重視したKISTARレンズを展示する。オールドレンズを今の時代に復刻し、独自の表現を追求する木下光学の主要3レンズの使用感を確認したい。

CP+2018で展示する新製品、目玉製品は?

 2017年12月25日に発売した大口径中望遠レンズの「KISTAR 85mm F1.4」を展示します。オールドレンズテイストを宿しつつ高描写なのが特徴で、開放では被写体を適度に柔らかく包み込み、絞り込むほどにだんだんと霧が晴れていくように解像力が増していくという描写を狙っています。特にポートレート撮影に最適なレンズです。カメラに取り付けたデモ機で、ぜひお試しください。

KISTAR 85mm F1.4

木下光学研究所オリジナル設計による大口径中望遠レンズ「KISTAR 85mm F1.4」。

新製品以外で、来場者にぜひ触れてほしい製品はありますか?

 「KISTAR 55mm F1.2」と「KISTAR 35mm F1.4」も実際にお試しください。「KISTAR 55mm F1.2」は、1970年代の日本の名機、富岡光学製の大口径標準レンズ55mmF1.2を現代のエコ材料で再現したレンズです。当時の設計者の指導のもと、開発思想を受け継ぎ、開放での柔らかなぼけと絞り込んだ時のシャープな描写性を実現しています。

KISTAR 55mm F1.2

古いカメラはもちろん、現代のカメラにもマッチするヤシカコンタックス風の「KISTAR 55mm F1.2」。ヘリコイドはしっとりとした作動感を再現するため、当時と同じ現合ラップ仕上げとしている。

 フルマニュアル広角レンズの「KISTAR 35mm F1.4」は、ピッチ研磨されたレンズとアルミ削り出しの鏡筒で古きよき時代の質感を再現しています。最新の高屈折率ガラスと非球面レンズの効果で、小型化を実現しました。

KISTAR 35mm F1.4

「KISTAR 35mm F1.4」も、開放時や絞り込んだときの描写を重視した設計となっている。

木下光学研究所ブースで行われるイベント、セミナーのテーマや見どころ、スペシャルゲストを教えてください。

 写真家・ライターの澤村徹氏をお迎えしてトークイベント(3月2日(金)15:00〜15:30/3月3日(土)15:00〜15:30)を行い、そのなかでKISTARレンズの特徴と撮影のポイントを解説します。

木下光学研究所ブースで展示されている写真や装飾などで、こだわりのポイントはありますか?

 KISTARレンズの特徴がわかるような写真、作例を多数展示します。

CP+2018来場者に向けてメッセージをお願いします。

 光学用レンズの設計から製造まで、豊富な経験を持つベテラン設計者と加工技術者を擁する当社だからこそ、お客様の高レベルな要求にお応えできていると自負しています。CP+は、オリジナルのKISTARレンズに直に触れられる絶好の機会です。実際に触れていただいた皆様の声を直接お聞きする機会を設けることも、出展のテーマのひとつですので、ぜひ忌憚のないご意見をお聞かせください。

企業情報
出展企業名:株式会社木下光学研究所(メーカーサイトを見る
ブースイベント内容