写真家6人が味わったNikon 1の写真力

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写真家6人が味わったNikon 1の写真力

スナップ×大和田 良 Nikon 1 J1

大和田 良大和田 良
1978年宮城県生まれ。東京工芸大学美術学部写真学科卒業、同大学院メディアアート専攻修了。2011年日本写真協会新人賞受賞。著書に『prism』『ノーツ オン フォトグラフィー』『FORM』などがある

露出補正とアクティブD-ライティングで印象的な光のグラデーションを写す

 光が差し込んでくるような状況では露出をプラス補正すると有効な場合が多い。カメラの測光による自動露出のままでは、目の前の風景から感じ取った透明感や輝きが再現しにくいこともある。注意しなければいけない点としては、あまり極端に上げてしまうと階調がとぼしくなることだ。そのようなときには段階的に試してみるのがいいだろう。とくにハイライト側は白飛びしてもいい部分と、階調を残したい部分を考えながら補正するとよい。全体の雰囲気だけでなく、ディテールに注目しながら的確な露出補正を行うことができれば写真のクオリティを、いまよりも一歩も二歩もランクアップさせることができるだろう。

大和田 良が撮影した作品

大和田 良が撮影したモーションスナップショット

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