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発売日: 2010年03月19日
Amazon価格: 190,686円
春の訪れを告げるかのように、ニコンから待望の新レンズ群が登場する。GANREF編集部では発売前の製品をいち早く入手。レンズ沼の番人ことカメ高が実写レポートをお届けする!!
公開日: 2010年02月17日
公開日: 2010年02月17日
春の訪れを告げるかのように、ニコンから待望の新レンズ群が登場する。新製品のリリースは定期的に行われているが、フルサイズ対応のワイド系レンズは「D3」と同時に発売された「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」以来となる。APS-Cサイズ機に装着すれば標準系レンズとして使えることから、D300SなどAPS-Cサイズ機のオーナーにとっても、この2本は絶対に見逃すことはできない。他社メーカーのユーザーとてうらやむ機能の数々。期待と興奮はいやが上にも高まるというもの。GANREF編集部では発売前の製品をいち早く入手。レンズ沼の番人ことカメ高が実写レポートをお届けする!!
今回ニコンから発売されるレンズは「AF-S NIKKOR 16-35mm F4G ED VR」(メーカー希望小売価格/税込み:161,700円)と「AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED」(メーカー希望小売価格/税込み:285,600円)の2本。ともにFXフォーマット(35mm判フルサイズ)に対応する、超音波モーター内蔵のGタイプレンズである。いずれもニコンとしては新しいカテゴリーに属するもので、ズームレンズとして16~35mmの焦点距離は初、24mmにおいてのF1.4のタイプもこれまでに前例はない。良きライバルであるキヤノンがこのゾーンでは先行しており、ようやくニコンも同じ土俵に上がることになる。「AF-S NIKKOR 16-35mm F4G ED VR」は手ごろな大きさの広角ズームレンズとして大きな期待が集まり、「AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED」は明るい単焦点広角レンズを待ち続けてきたファンには朗報である。技術的な部分においては「AF-S NIKKOR 16-35mm F4G ED VR」に搭載された手ぶれ補正機構「VR II」のききめと、両レンズで採用されているナノクリスタルコートや、EDレンズと非球面レンズによる実力が気になるところだ。
実際に触れてみると、「AF-S NIKKOR 16-35mm F4G ED VR」は製品写真で見るよりスマートで取り回しが良く好印象。「AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED」は突起が少ない鏡胴のデザインによりホールディング性が良く、超音波モーターによる駆動は静寂で素早い。APS-Cサイズのカメラでも使え、「AF-S NIKKOR 16-35mm F4G ED VR」は24~52.5mm相当の画角となり、標準ズームレンズとして活用できる。また「AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED」は36mm相当の明るい準広角レンズとなり、新たな視点が見つかるだろう。フルサイズで使うかAPS-Cサイズで使うかはユーザー次第だが、今回の実写にはD700を使用。その実力を探っていきたい。
2本のレンズで実写した感想として共通して挙げられる点は、その逆光性能の高さだ。どちらにも高い曲率の第1レンズが使用されているにもかかわらず、光源が直接画面内に入るシーンでも抜群の強さを発揮。ゴーストの少なさは言うまでもないが、フレアによるコントラストの低下がほとんど見受けられないのには驚く。また、ともに広角系レンズながらディストーションが少なく、歪曲収差をバランスよく補正している。強引に歪曲収差を補正した形跡がないため、直線が波打つことなく自然に描写されている。
気になる周辺画質だが、どちらのレンズも絞り開放付近では相応に流れる。しかし絞り込むことで各収差が収まり、セオリーどおりに画質は良好になる。重箱の隅をつつくような表現をすれば「AF-S NIKKOR 16-35mm F4G ED VR」である程度絞り込んでも、画面四隅の最端において解像力がやや不足する場合もあったが、流れ方そのものが自然であるために気になることは少ないだろう。
また「AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED」のぼけは広角レンズとは思えないほど大きく柔らかい。大口径化に伴うサジタルコマフレアの増大にも徹底した対策がなされており、球面収差のコントロールも極めて的確である。広角レンズは絞って使うことが多いものだが、このレンズではむしろ開け気味でも使って被写体を立体的に表現してみるのも楽しい。
最後に「AF-S NIKKOR 16-35mm F4G ED VR」に搭載されている手ぶれ補正機構だが、ユニットそのもののききめは確かであり、額面どおりの補正段数は確実にある。さらにその能力に焦点距離の短さが加わり威力が増大。おもしろいように手ぶれを抑制することができた。この能力の高さは広角レンズでの撮影のスタイルを大きく変えていくことになるだろう。
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