LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.:パナソニック(panasonic)

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オリンパス&パナソニック マイクロフォーサーズレンズの選び方ガイド

続々と新モデルが投入され、いよいよ規格としてまとまってきたマイクロフォーサーズ群。大型の一眼レフカメラにはない軽快さがこの夏のトレンドになるだろう。 

公開日: 2010年07月22日

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LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.のマガジン記事

オリンパス&パナソニック マイクロフォーサーズレンズの選び方ガイド

公開日: 2010年07月22日

 続々と新モデルが投入され、いよいよ規格として充実してきたマイクロフォーサーズ群。大型の一眼レフカメラにはない軽快さがこの夏のトレンドになるだろう。交換レンズもさらに充実し、オリンパスから5本(うちレンズキット専用1本)、パナソニックからは8本(同1本)のレンズがリリースされていてカバー域は幅広い。そこで今回は、これまで体系的に語られることが少なかったマイクロフォーサーズレンズ全体にスポットを当て、実写作例とともにそれぞれの魅力を紹介していく。シャープさなどの定量的なレンズ性能だけでなく、これらのレンズを使うと撮影者の意識がどう変化し、ボディの機能とコラボレーションできるのかも探っていきたい。

マイクロフォーサーズマウントボディ最新2機種

マイクロフォーサーズレンズ ラインアップ

タイプ レンズ名 被写体への
対応力
個性 趣味性 カラー
高倍率
ズームレンズ
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 NEW 5 2 2 ブラック
パナソニック LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S. 5 2 2 ブラック
標準
ズームレンズ
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 /L 4 2 2 ブラック/
シルバー
パナソニック LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-F5.6 ASPH./MEGA O.I.S. 4 2 2 ブラック
パナソニック LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. 4 2 2 ブラック
広角
ズームレンズ
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 3 4 4 ブラック
パナソニック LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH. 3 4 4 ブラック
望遠
ズームレンズ
パナソニック LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S. 3 3 3 ブラック
単焦点レンズ オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 2 4 5 シルバー
パナソニック LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. 2 4 5 ブラック
パナソニック LUMIX G FISHEYE 8mm/F3.5 NEW 2 5 5 ブラック
マクロレンズ パナソニック LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. 3 5 4 ブラック

「被写体への対応力」「個性」「趣味性」の数値は5段階評価

 ひとくちでマイクロフォーサーズレンズといっても、オリンパスとパナソニックでは微妙に個性が異なっている。この個性はボディ側の機能に大きく影響されており、センサーシフト式で手ぶれを補正するオリンパスは、その利点を生かすべくレンズを徹底的に小型化し、沈胴式のユニットも搭載しながらボディサイズとのマッチングに主眼を置いている。一方パナソニックは同社が戦略上重要視している動画機能と連携。必要に応じて光学式手ぶれ補正機構を採用しているのが特徴だ。そのため一部のレンズは手にしたときに予想より大きい印象を受ける場合もあるが、同社が考える使い勝手を考慮するとうなずける。現在これらのレンズ群でカバーしている焦点域は7mmから200mmまでで、35mm判に換算すると約14mmから400mm相当となる。規格発表時のレンズラインアップは標準ズームにプラスアルファであったことを思い出すと、いかに短期間で拡充されたかがわかる。また規格を共有しているため相互間の乗り入れも自由であり、一部の機能に制限はあるものの(下リンク参照)それぞれの個性を楽しめるようになっている。

※マイクロフォーサーズ規格で決められている部分は、それぞれ準拠して作られ、不便なく使用できます。ただし、両社の設計意図の違いにより、操作性や機能に差が生じる可能性があります。機種やファームにより異なる部分があり、またファームアップにより改善される場合がございますので、各社のホームページにてご確認ください。

マイクロフォーサーズレンズ実写画像

画像をクリックすると等倍サイズの画像(3.9~7MB)を開きます。

高倍率ズームレンズ

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 作例

カメラ:オリンパス・ペン Lite E-PL1/レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6(100mmで使用)/露出モード:プログラムAE/絞り:F6.3/シャッタースピード:1/200秒/ISO感度:200/WB:晴天/仕上がり:VIVID/JPEG(L/画質 SF)

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 作例

カメラ:オリンパス・ペン Lite E-PL1/レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6(150mmで使用)/露出モード:アートフィルター(ファンタジックフォーカス)/絞り:F6.3/シャッタースピード:1/250秒/ISO感度:200/WB:オート/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)

28~300mm相当(35mm判換算)の焦点域をカバーしながら、フィルター径を58mmに抑制。PENシリーズのイメージを損ねないスリムで小型な高倍率ズームだ。AFスピードを向上させるため、フォーカス用のレンズを小型・軽量に設計。応答動作に優れたステッピングモーターで駆動し、減速ギアを使わないスクリュードライブ方式で静音化を実現している。望遠側ではF5.6となるため背景を大きくぼかすには被写体に近づくことが前提となるが、視覚的にぼけ感を演出するならば、アートフィルターのファンタジックフォーカスを併用すると効果的。約10.7倍のズーム域があるためこれ1本でさまざまな被写体に対応でき、旅のお供にも最適。クローズアップ性能も上々で、名刺より少し小さいものを画面いっぱいに写すことができる。

高倍率ズームレンズ

パナソニック LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S. 作例

カメラ:パナソニック LUMIX DMC-G2/レンズ:LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.(14mmで使用)/撮影モード:プログラムAE/絞り:F4/シャッタースピード:1/30秒/ISO感度:400/WB:オート/フィルムモード:スタンダード/JPEG([4:3]L/ファイン)

パナソニック LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S. 作例

カメラ:パナソニック LUMIX DMC-G2/レンズ:LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8 ASPH./MEGA O.I.S.(103mmで使用)/撮影モード:プログラムAE/絞り:F5.8/シャッタースピード:1/320秒/露出補正:-0.3EV/ISO感度:100/WB:オート/フィルムモード:スタンダード/JPEG([4:3]L/ファイン)

オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」と比較してやや大きくはなるが、APS-Cサイズで同等の機能を有するレンズと比べるとはるかに小さく取り回しがいい。35mm判換算では28~280mm相当となり、広義で“ニッパーサンビャク”と表現していいだろう。ハイビジョン動画撮影に対応するため、メカ的にフォーカスの静音化と速度向上を実施。静止画撮影時にもその効果を堪能できる。高倍率ズームとしてはズーム全域で解像力のムラは少なく、金看板を撮影した画像でもわかるように、望遠端での色収差を徹底して補正。開放から安心して使える。直感的な印象としてはAPS-Cサイズの同カテゴリーのレンズより、性能は一枚上のよう。近い将来、デジタルカメラマガジンの連載「あなたの相棒レンズはコレだ!!」にて徹底したテストを実施したいと考えているが、この印象は裏付けられるだろう。

標準ズームレンズ

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 /L 作例

カメラ:オリンパス・ペン Lite E-PL1/レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L(42mmで使用)/露出モード:アートフィルター(ジオラマ)/絞り:F10/シャッタースピード:1/250秒/ISO感度:200/WB:オート/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)

今回使用したレンズは「E-PL1」のレンズキットに同梱されている「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 L」だが、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」との違いはマウント部がプラスチック製となっているのみで、光学性能にはまったく差はないため、ここではそれらをまとめて紹介する。独自の沈胴式光学ユニットを採用。収納した状態では単焦点レンズのように小さく、まさに銀塩PEN用レンズのイメージである。小型化にかけるメーカーの情熱は並大抵ではなく、あえて複雑な機構を採用した開発陣の熱意を感じる1本だ。日常的なあらゆるシーンに対応するレンズだが、作例のようにアートフィルター・ジオラマとも相性がいい。これは選択した焦点距離もさることながら、遠景がシャープに写せることでぼけた部分とのバランスがいいことにも起因している。

※製品写真、各リンクは「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」です。

標準ズームレンズ

パナソニック LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-F5.6 ASPH./MEGA O.I.S. 作例

カメラ:パナソニック LUMIX DMC-G10/レンズ:LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-F5.6 ASPH./MEGA O.I.S.(14mmで使用)/撮影モード:マイカラーモード(ダイナミックアート)/絞り:F9/シャッタースピード:1/640秒/ISO感度:400/WB:オート/フィルムモード:スタンダード/JPEG([4:3]L/ファイン)

52mmのフィルター径が物語るように、APS-Cサイズにおける18~55mmクラスよりもひと回りほど小型な標準ズームレンズ。35mm判換算で28~84mm相当となり、日常的なシーンをカバー。カメラ側の機能を使えばアーティスティックな表現もできる。焦点距離による解像力のムラは少なく、また広角端では画面端の描写性も良く、被写体の位置や構図の自由度は高い。23点AFなどを使いラフに撮った方が、シーンを生き生きと描写できるだろう。なお、今回は最新のレンズキット同梱のレンズを使用したが、単品で購入できるパナソニックの標準ズームレンズは「LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」になる。

広角ズームレンズ

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 作例

カメラ:オリンパス・ペン E-P2/レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6(9mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F8/シャッタースピード:1/10秒/ISO感度:800/WB:オート/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)

いまや同社のお家芸ともなった、沈胴式のメカニズムを持つ独創的な広角ズームレンズ。光学性能の確かさでも定評がある同社だが、数ある広角系ズームレンズでも屈指の出来栄え。威風堂々としたスタイルではないが、画面端までビシッと決まる解像感には恐れ入る。またのぞいた瞬間に感じる視野角の広さは、撮影者の意識を高めるのに十分なものがあろう。使用感はフルサイズ一眼レフカメラでのセットと比較すると、まるで大型ダンプカーと軽自動車ほどの違いがあり、夏を軽快に駆け抜けるにはこの組み合わせがベスト。価格も手ごろでマイクロフォーサーズの楽しさを最も体感でき、またフィルター類を使った多彩な表現も可能だ。

広角ズームレンズ

パナソニック LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH. 作例

カメラ:パナソニック LUMIX DMC-G2/レンズ:LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH.(7mmで使用)/撮影モード:絞り優先AE/絞り:F5/シャッタースピード:1/320秒/ISO感度:400/WB:オート/フィルムモード:スタンダード/JPEG([4:3]L/ファイン)

マイクロフォーサーズレンズでは、最も焦点距離の短い広角ズームレンズ。フルサイズ対応の超広角ズームレンズをそのまま小さくしたような雰囲気で、約300gの重さとタバコの箱とほぼ同じ長さから、上着のポケットにすっぽり入れられる。レンズ構成上フィルター類は取り付けられないが、オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」をしのぐ画角の広さは圧巻。また光学的にはディストーションの抑制にも力が入っており、35mm判換算で14mm相当ながらも直線のゆがみは極めて軽微だ。圧倒的な画角を生かしてパースを強調するなど、写真表現の幅を大きく広げてくれるレンズだ。

望遠ズームレンズ

パナソニック LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S. 作例

カメラ:パナソニック LUMIX DMC-G2/レンズ:LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S.(200mmで使用)/撮影モード:プログラムAE/絞り:F5.6/シャッタースピード:1/400秒/ISO感度:160/WB:オート/フィルムモード:スタンダード/JPEG([4:3]L/ファイン)

35mm判換算で90~400mm相当となる望遠ズームレンズ。マイクロフォーサーズ規格のレンズで最も焦点距離が長い。マイクロフォーサーズ用レンズとしては大型だが、単純比較はできないもののほぼ同じ焦点域となる他社の100~400mmクラスと比べると、このレンズがいかに小型であるかがわかる。例えばニコンの「Ai AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D ED」の重量は約1,360gであり、両者には約1㎏もの差があるのだ。やはり400mm相当の威力は圧巻で、遠くにある小さな被写体がまるでそこにあるかのように大きく写せる。また価格的にもリーズナブルで、費用対効果に優れる。

単焦点レンズ

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 作例

カメラ:オリンパス・ペン Lite E-PL1/レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8/露出モード:絞り優先AE/絞り:F2.8/シャッタースピード:1/100秒/露出補正:-0.3EV/ISO感度:200/WB:晴天/仕上がり:VIVID/JPEG(L/画質 SF)

M.ZUIKO DIGITALレンズで、最も小型で最も明るい単焦点レンズ。各種の手引き書などではスナップに適したレンズと書かれていたりするが、スナップにはやはりズームレンズが便利であることに間違いはない。このレンズ本来の魅力はその明るさにあり、ぼけが発生しにくいセンサー環境にあって、主題と背景を明確に切り分けるために使うのが正解だろう。作例はガラスに描かれたエッジングにピントを合わせて、背景を優しく描写したもの。マイクロフォーサーズ規格でもレンズ選択次第で、このような美しいぼけが楽しめる。また開放値が明るいため手ぶれにも強く一挙両得。

単焦点レンズ

パナソニック LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH. 作例

カメラ:パナソニック LUMIX DMC-G2/レンズ:LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH./撮影モード:プログラムAE/絞り:F3.2/シャッタースピード:1/2,000秒/ISO感度:100/WB:オート/フィルムモード:スタンダード/JPEG([4:3]L/ファイン)

オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」と同様のコンセプトを持つレンズ。35mm判換算で40mm相当の、被写体の形を自然に描写できる画角で、肉眼に近い仕上がりが得られる。また画面全域で高い解像力があり、実写した感覚では同社がWebで発表しているMTF曲線のデータより、性能が出ているように感じる。ただしこのレンズは設計上、同社製一眼カメラとの組み合わせでもコンティニュアスAFには対応しておらず、またフォーカスの動作音や振動が少なからずある。しかし通常の使用ではこれらの制約は大きなマイナスとはいえない。あくまで単焦点ならではのクオリティを楽しむためにあるレンズだ。

単焦点レンズ

パナソニック LUMIX G FISHEYE 8mm/F3.5 作例

カメラ:パナソニック LUMIX DMC-G2/レンズ:LUMIX G FISHEYE 8mm/F3.5/撮影モード:絞り優先AE/絞り:F4.5/シャッタースピード:1/30秒/ISO感度:400/WB:オート/フィルムモード:スタンダード/JPEG([4:3]L/ファイン)

180度の画角を持つ対角線魚眼レンズ。約165gと驚くほど軽く、また全長も約51.7mmと上着のポケットに入る大きさだ。画面全体に像を結ぶため水平線を画面中心にしてあおらずに撮影をすると超広角レンズのようにも写せる。しかしこのレンズの楽しさは独特のゆがみにあり、画面内の直線が丸く写る特性のほか至近のものが飛び出して見えるなど、このレンズのクセを前面に打ち出して撮影するのが正解。カメラのファインダー内にガイドラインを表示させると、水平垂直が出しやすく魚眼独特の描写を正確に表現できる。

マクロレンズ

パナソニック LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. 作例

カメラ:パナソニック LUMIX DMC-G2/レンズ:LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S./撮影モード:絞り優先AE/絞り:F2.8/シャッタースピード:1/13秒/露出補正:-0.3EV/ISO感度:800/WB:オート/フィルムモード:スタンダード/JPEG([4:3]L/ファイン)

オリンパスも含めてシリーズ唯一のマクロレンズ。光学式の手ぶれ補正機構を搭載しながらも約225gといたって軽量だ。また3群フローティングインナーフォーカス方式を採用しているため、近接時にもレンズ全長は伸びず被写体との接触を防げる。カリッとした解像力とともに、粒がそろったきれいなぼけ味も魅力で、マクロレンズとしてだけでなく、ぼけのきれいな中望遠レンズとしても使いたい。また専用フードは角形でスタイリッシュ。ボディに装着しているだけで気分まで高まってくる。

まとめ

 これまで見てきたようにマイクロフォーサーズレンズ群は、小ささを追求しながらも個性豊かなラインアップがそろっている。今後も精力的に各社から新レンズが続々と登場し、マイクロフォーサーズのシステムはさらに強化されるだろう。ミラーレス一眼カメラはコンセプトが大切で、単に小さく設計しただけではコンパクトデジタルとの切り分けが難しくなり、個性が埋没してしまう。その点においてオリンパスとパナソニックはお互いに得意分野をしっかりと認識してシステムを拡充しており、レンズラインアップはかぶっているようでそうでもない。
 ただ残念なことに、マイクロフォーサーズ機で撮影を楽しむユーザーは確実に増えているが、交換レンズを駆使している人はまれ。標準ズームレンズ1本しか所有していないケースが多いのだ。しかしそれではせっかく小型のマイクロフォーサーズ機を使う意味は薄れてしまい、レンズフィックスのコンパクトデジタルと同じ環境になってしまう。複数の交換レンズを持ち歩いてもカメラバッグすら不要となるシステム性を生かし、フルサイズ機やAPS-C機のユーザーが悔しがる作品を撮ってみたい。小回りのきく車が大きな排気量の車を抜き去ることがあるように、軽快に撮れることがマイクロフォーサーズシステムの最大の利点なのだ。交換レンズが足かせとならないので、写真表現にも幅が出る。最後に、行動パターン別におすすめのレンズセットを想定してみた。一読していただければ幸いだ。

【パターン1】便利さ優先ながら個性も欲張りたいなら高倍率ズーム+α

 ここで要となるレンズは両者とも出そろった高倍率ズームレンズだ。マイクロフォーサーズ機発売当初はこのレンズがなく、いささか不便だったが、広角域から望遠域までカバーできたことで、使い勝手は大きく向上している。そしてこのレンズにプラス1本個性的なレンズを加えれば、ユーザーの個性も出てくる。何を追加すれば良いかわからないユーザーは、まずは17mmや20mmのパンケーキレンズを1本プラスすると、被写体への取り組みが大きく変わるだろう。ぼけを生かしたいときにパンケーキレンズを使用。とかく平坦な写真の羅列になりやすい高倍率ズームレンズの写真群にガツンとスパイスをきかせることができる。

【パターン2】旅に連れ出すならば広角ズームをメインにしてシステムを構築

 夏の旅は空や雲の動きがひとつのテーマになる。見たまま以上に大胆に表現するには、広角ズームが何より向いている。このレンズを中心にどのレンズを足していくかは被写体次第だが、食べ物や小物を比較的多く撮るならば標準ズームレンズを、また広い大地を撮影するならば被写体をまとめやすい高倍率ズームレンズがあると便利。とかく旅は荷物が多くなることもあり、必要最低限のレンズ構成でシンプルに臨むのが吉。あれこれレンズを持ち出すよりもイメージを固めやすい。

【パターン3】人物を主体に撮影するときには単焦点レンズ+α

 どんな構図が好きかにもよるが、人物撮影に便利なレンズは両社からリリースされているパンケーキレンズだ。まずはこれでぼけの要素をがっちりと確保。次の一手を考えていこう。場所を意識させる写真を撮りたいならば一気にワイド系へ。また全身をすっきりと入れたいならば標準ズームの望遠端で撮ってもいい。全身を入れつつぼけを生かす撮り方は、センサーサイズからマイクロフォーサーズ機は得意とはしていない。背景をある程度生かすつもりでフレーミングし、ロケーションを最大限に活用すると個性が浮かび上がってくる。

写真/レポート:高橋良輔(通称・カメタカ)

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この記事のURL:https://ganref.jp/items/lens/panasonic/1161#imp_372


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