山の信州フォトコンテスト 2020 結果発表 | GANREF

山の信州フォトコンテスト 2020

結果発表

選考風景2020年に長野県で撮影された写真を対象としたフォトコンテストについて、多数の素敵な写真のご応募をいただきありがとうございます。 先日、最終選考をリモートミーティングで実施し、入賞作品が決定いたしました。

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「癒し・アウトドア」部門

グランプリ
賞品:マウスコンピューター 10.1型 タブレットPC「mouse E10」

作品

カメラ:ニコン D750 レンズ:ニコン Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D 撮影地:燕岳

さいっっっこー!!!

作者:bianco_orzo

講評(秦達夫)
北アルプスの雄大な風景をフレーミングし溢れ出る満面の笑みを捉えた本作品は、予選の時からとても目立っていました。構図と表情が申し分の無い作品です。もう少し作品を紐解いて行くと、腰掛けながらもチェーンアイゼンを装着した足をピンと伸ばした姿勢に活気を感じます。この姿勢が笑顔をより一層元気な印象にしていますね。そして、ブルーで統一された洋服と、景色のやや青味がかった色調のバランスが絶妙にマッチしています。
講評(星野佑佳)
大きな口を開けて笑う、女性の笑顔が気持ちよいですね。足を上げた格好も、躍動感にあふれ、よい瞬間がとらえられた作品です。絞らずF4で撮影されたことで、女性が浮かび上がり立体感がでていますし、さり気なく見えている背景の山の美しさも、効いていますね。登り甲斐のある美しい姿の山々がある信州ならではの一枚でした。
講評(小松永門)
雪山での自然に囲まれた中、大きく微笑んでいる女性の表情から、頂上に到達した喜びと清々しさ、また、足を上げているポーズで全身から登山を楽しんでいる様子がダイレクトに伝わってくる良い作品でした。
講評(野池明登)
タイトルのとおりの弾けるような笑顔が、信州の山の素晴らしさ、登山の楽しさを余すところなく表現しています。感動の叫びが聞こえてきそうです。この作品を見て、登山を思い立った方もたくさんいらっしゃると思います。ブルーがとても爽やかで、雪の白さに美しく映え、グランプリにふさわしい作品でした。

準グランプリ
賞品:iiyama 製ディスプレイ「ProLite XUB2792HSU-1D」

作品

カメラ:オリンパス OLYMPUS OM-D E-M1 レンズ:オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 撮影地:長門牧場

アルパカを見入る少女

作者:MildNature

講評(秦達夫)
雄大な牧草地と爽快感溢れる青空が、癒しの空間である事を表しています。そして、アルパカとマスクをした少女の距離感が、2020年コロナ禍の合い言葉かのように呟かれていたソーシャルディスタンスを表しているように思えました。愛らしい姿と世相を絡め取った作品だと言えます。早くマスクが無くても生活できる世の中になって欲しいものですね。
講評(星野佑佳)
ちょっと目をひく存在感のアルパカと、しゃがんで眺める女の子の組み合わせが、微笑ましいですね。私もアルパカに会いに行きたくなりました。女の子とアルパカを結ぶラインと背景の森のラインが、逆「く」の字形になる配置や、緑の草原、青い空にぽっかり浮かんだ雲と、さり気なくも完璧な構図で、まるで絵本のページをめくったようです。彼女が話しかける言葉まで聞こえてきそうな、音を感じる傑作でした。
講評(小松永門)
少女と動物のほほえましいシーンだけでなく、澄み渡るような青空と草原の緑のコントラストで長野ならではの広大な自然の魅力が前面にあふれていますね。 現状のコロナ禍ではなかなか出会うことのできない癒される作品でした。
講評(野池明登)
アルパカに少し距離を置いて見入る少女に、可愛らしさだけでなく、何か物語性を感じます。一面の緑の草原と青空にぽかりと浮かぶ白い雲、少女をよく見るとマスクをしています。早くマスクを取って思い切り遊べる日が来ればいいですね。

作品

カメラ:ソニー α7 II レンズ:LAOWA LAOWA 10-18mm F4.5-5.6 FE Zoom 撮影地:長野県北安曇郡白馬村

星空をバイクで駆け抜ける

作者:緑の調律師

講評(秦達夫)
発想力とテクニックが活きた作品だと思います。狙わないと撮影出来ない作品ですね。僕の想像ですが、恐らく作者は本作品を撮影するためにカメラをセッティングして、バイクにまたがり撮影&確認して、また再調整をする。このトライ&エラーを繰り返し、本作品を撮影したのではないでしょうか?「星の信州」と言えども真っ暗な中での地道な作業だったと思います。その行動に敬意を表したいと思います。
講評(星野佑佳)
天の川を見上げるライダー。これから星にむかって走り出しそうな予兆を感じさせます。 静止しているけれど、動感がある作品に仕上がったのは、バイクを下からあおって空に抜き、稜線と草地で角度をつけた構図やライダーの顔・体の角度も効果的でした。 青味を生かしたホワイトバランスの選択も、壮大な宇宙にピッタリですね。 信州の星空の美しさを十二分に生かした演出が、見事でした。
講評(小松永門)
全体的に青のトーンで統一されていて、広大な信州の綺麗な星空が美しく表れていますね。 またあまり見ることのないバイクを映す画角が非常に印象的であり、星空と対照的な有機物の美しさとアウトドアならではのストーリーを感じる一枚でした。
講評(野池明登)
「長野県は宇宙県」とも言われ、美しい星空や多くの天文研究施設があります。この写真も長野県の星空の美しさが濃い青を基調として見事に表現されています。バイクを停めて星空を見上げる人が味わったであろう感動がこちらにも伝わってきます。

入選
賞品:長野県名産品詰め合わせ

作品

カメラ:ニコン D810 レンズ:ニコン AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR 撮影地:長野県北安曇郡白馬村 猿倉登山口~白馬岳ルート上

スリル満点・ザ・大雪渓

作者:JYO

講評(秦達夫)
本作品は山行の記録を写し止めた何気ない山岳スナップのように感じられますが、要所要所に工夫が込められています。よく考えられた作品ですね。その工夫とは、大雪渓の雄大さを引き立てるように山頂までフレーミングしていること。そして、前景にアイゼンとストックの姿の人物を配置する事で、遠近感を強調しています。これらが山の雄大さや奥行きを引き立ているのです。

作品

カメラ:ソニー α6300 レンズ:タムロン 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC 撮影地:長野県下伊那郡豊丘村林公園

和服美人と天まで届くブランコ

作者:metakuma

講評(秦達夫)
遠く広がる伊那谷を望みながら、着物の女性がブランコに興じる姿がとてもユーモラスです。まるでアニメのワンシーンのようです。光線状態から人物よりも伊那谷の露出が明るくなっています。このように背景が明るくなっていると、現実社会から別の世界へ誘われているようなファンタジックな解釈も成立すると思います。キャラクターと状況を上手に撮影した作品ですね。

作品

カメラ:ソニー α7R III レンズ:ソニー FE 70-200mm F4 G OSS 撮影地:長野県 開田高原 木曽馬の里

恋の予感

作者:おみやっち

講評(秦達夫)
木曽馬の独特なフォルムが愛らしさを感じさせるのですが、それだけではないようです。本作品を良く見ると、赤い手綱の馬が牝で黒い手綱が雄のようです。雄が目を閉じ身構えているのに対し雌が積極的にスキンシップをしているように僕には見えます。その姿が逆光に照らされ浮かび上がっており、物語を想像してしまうんですよね。

「歴史・文化・食」部門 募集テーマ一覧へ

グランプリ
賞品:マウスコンピューター 10.1型 タブレットPC「mouse E10」

作品

カメラ:キヤノン EOS 5D Mark IV レンズ:キヤノン EF16-35mm F2.8L III USM 撮影地:塩尻市奈良井宿

宿場に輝く

作者:テルミック

講評(秦達夫)
構図の上手さが際だった作品です。写真は平面の芸術です。そこを如何に立体的に魅せて行くかがポイントになります。本作品は奈良井宿の街並みの遠近感を活かす構図で構成し、夜空に大輪の花火を写し止めています。こうすることで奥行きや立体感を演出している訳ですね。花火と宿場の露出も合っており、テクニカルな面でも優れていると思います。歴史ある奈良井宿を視覚的に優れた表現で写し出した作品です。
講評(星野佑佳)
情感あふれる宿場街にあがった花火の大輪。色とりどりのラインの先の線香花火のような煌めきが印象的なのは、木造屋根から覗くトンネル効果なのかもしれません。 住民の方の見上げる姿もアクセントになっています。 建物、花火、行灯と明暗様々な被写体を一枚の作品に織り込んだ作者のテクニックも素晴らしいですね。来年は私もここの花火を見に行きたいと、強く感じる作品でした。
講評(小松永門)
歴史を感じるクラシカルで落ち着いた色合いの夜の宿場の街並みと垣間見えるカラフルで煌びやかな花火が対照的であり、印象的でした。 花火は風向きで煙などの映り込みがしやすいのですが、瞬間をおさえたテクニックもお見事です。
講評(野池明登)
情緒あふれる奈良井宿の家並みと、見事な大輪の花火をベストタイミングでとらえた素晴らしい作品ですね。足元の灯りや行灯、格子戸などすべてが宿場の風情を盛り上げています。また、軒で花火の一部が隠れていますが、それによって花火の迫力が伝わってきます。旅では地元の方々とのコミュニケーションが楽しみですね。

準グランプリ
賞品:iiyama 製ディスプレイ「ProLite XUB2792HSU-1D」

作品

カメラ:富士フイルム FUJIFILM X-T30 レンズ:富士フイルム XF35mmF2 R WR 撮影地:長野駅前 如是姫像

Blue Mask

作者:えぼ

講評(秦達夫)
長野駅前に鎮座する如是姫の像ですね。この像がマスクをしている姿を2020年のコンテストに応募したことに、とても意味があると感じております。興味のある方は如是姫について調べて欲しいと思います。2020年はコロナ禍に翻弄された年でした。そして今も尚その脅威は続いており、医療従事者の方々は最前線で戦っています。少しでも、その理解が深くなる切掛けになって欲しいと思います。
講評(星野佑佳)
如是姫像の官能的ともいえる美しい姿と、口元にぴたりと合った医療現場を彷彿させるブルーマスク。きりりと身が引き締まる思いです。 衣のヒダまで繊細に描かれた如是姫像が、ぼけ味のある背景から浮かびあがる撮り方から、作者の実力が伝わってきます。世相がら、マスクをつけた○○的な応募が多かった中でもキラリと光り、とびきり印象的な作品でした。
講評(小松永門)
病気の回復を象徴する如是姫像がマスクをしている姿は2020年を象徴するような写真でした。歴史的に見ても文化的に見ても今年について物語っていますね。クッキリと映えるブルーマスクをつけている姿には医療従事者の皆様への感謝が伝わってきました。
講評(野池明登)
ちょっとエキゾチックなお顔立ちの如是姫が向く方向には、善光寺があります。如是姫像の由来をひも解くと、深い信心により病気が平癒したとのこと。コロナ禍も早く収まってほしいものです。背景には、JR長野駅の門前大庇が写っています。いずれも長野市のシンボルで、このカテゴリーにふさわしい作品ですね。

作品

カメラ:ニコン D600 レンズ:ニコン AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR 撮影地:上水内郡小川村 小川の庄おやき村

チームプレイ

作者:Zawa

講評(秦達夫)
気軽に食べられる「おやき」は信州の定番ファーストフードの代表的な存在ですね。職人さん達が炭火でじっくり焼いているおやきは、特別な美味しさが込められているような気がします。信州の昔ながらの食文化を伝えるワンシーンではないでしょうか。審査中でしたが熱々の焼きたてのおやきを食べたくなりました。
講評(星野佑佳)
お焼きの香ばしい匂いが漂ってきそうなオーラを感じる一枚ですね。写真にお客さんは写っていませんが、目の前でアツアツのお焼きをほおばる姿まで見えてきます。三人の作り手達の一人でも、視線がこちらをむいてしまったら、その人が主役になってしまいますが、皆さん、下を向いてお焼き作りに集中しているので、ちゃんと「お焼き」が主役になっています。信州名物のお焼き。食べたくなってきました。
講評(小松永門)
囲炉裏で焼かれる信州の名物おやきが食や文化をよく表されていますね。 「包む」「焼く」「並べる」という3人のチームワークで提供している姿からテンポを感じる暖かい1枚でした。
講評(野池明登)
おやきは信州を代表する郷土食、ソウルフードですが、焼いたり、蒸したり、具材も様々で、実に多様です。この写真はタイトルのとおり、おやきの、包む、焼く、温めるという一連の作業をうまく一枚に収めた作品ですね。皮が程よく焦げる香ばしい香りや、おやきを割った時の湯気まで想像できる素晴らしい作品です。

入選
賞品:長野県名産品詰め合わせ

作品

カメラ:ニコン D750 レンズ:ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II 撮影地:上松町 赤沢自然休養林

黄葉のトンネル

作者:ShioKoh

講評(星野佑佳)
カーブの向こうから、トロッコ列車が顔を出しました。可愛い電車ですね。 電車の全体像が描かれていないのも、想像力を刺激され、よかったです。また、絞り開放で前ボケに紅葉を使い、うまく遠近感をだされたり、画面全体をアンバー系の色味でまとめられ、ノスタルジックな印象をつくりあげました。

作品

カメラ:ソニー α7 III レンズ:ソニー Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 撮影地:長野県長野市桐原 Maison d'h?tes KIRISIMIZU

「魅惑の果実」

作者:kei

講評(星野佑佳)
お店のディスプレイでしょうか。何種類ものリンゴが、アルファベットの名札をつけているのがユニークですね。リンゴの色が、右端の緑から深紅へと変化していく並べ方や、絞りを開けて「Shinano Gold」の文字とリンゴだけをシャープにするなどの演出がオシャレです。何気ないけれど、リンゴの名産地ならではの作品でした。

作品

カメラ:ソニー α7 III レンズ:ソニー FE 24-105mm F4 G OSS 撮影地:戸隠神社

戸隠神社

作者:kuota

講評(星野佑佳)
杉並木へと続く荘厳な山門を広角で仰いだアングルが、現実世界との結界を彷彿させます。その先を歩く二人の小さな姿。歴史ある戸隠神社の威厳とそれを敬う人々の繋がりが感じられる作品です。明るめの露出で存在感ある門構えが重苦しくなるのを回避しています。こういう場面は、適正露出で撮るより、暗め、あるいは明るめの露出にすると作品性が高まりますね。

「スマートフォン」部門 募集テーマ一覧へ

グランプリ
賞品:マウスコンピューター 10.1型 タブレットPC「mouse E10」

作品

カメラ:Apple iPhone 10 撮影地:白馬村 八方池

「雪だるまと水鏡」

作者:大野範征

講評(秦達夫)
湖畔のデッキに鎮座する小さな雪だるまが可愛らしい作品ですね。雪だるまが置かれた足下を見ると、霜が解けて色が変わっています。恐らく初冠雪に近いざらめ雪を掻き集めて作り上げた雪だるま故に、水気が多く霜を解かしてしまったのではないかと想像します。陽が差し込めば消えて無くなる存在に、儚さを感じました。愛らしさと儚さ、そして厳しい季節の到来を予感させる要素を含んだ作品だと思います。
講評(星野佑佳)
雄大な白馬の山々と小さく可愛い雪だるま。意外な組み合わせに、思わず拍手したくなります。木道がまだ日陰で、雪だるまがどんどん溶けていく様子がないので、穏やかな気持ちで味わえます。 ちょっと横にある「ここにも雪だるまがいたのかな?」と思わせる跡が、最初はマイナス評価だったのですが、見ているうちに「先っぽまで行ってみたくて、雪だるまが歩いた」的想像を促す、ユニークな一捻りに感じるようになりました。
講評(小松永門)
凛とした空気感の中、八方池の静かな湖面に白馬三山が映し出されている様子はスマートフォンで撮影されたとは思えないほど美しく、雄大ですね。 手前にある小さな雪だるまと少し緑掛かった山々から季節の移り変わりを感じます。
講評(野池明登)
可愛らしい雪だるまも、自分と同じ目線で白馬連山を見ているのかなと思うと、思わず雪だるまと自分が同化してしまいます。八方池の写真は芸術的なものもありますが、この作品はスマートフォンならではの気軽さに加え、雪だるまの近景と山々の遠景により奥行きのある構図となり、この部門に相応しい楽しい作品ですね。

準グランプリ
賞品:iiyama 製ディスプレイ「ProLite XUB2792HSU-1D」

作品

カメラ:Apple iPhone SE 撮影地:長野県伊那市 春日公園

「落ち葉合戦!」

作者:北原みき

講評(秦達夫)
喜々とする声が聞こえてきそうな作品ですね。子ども達の無邪気な笑顔を写し止める事に成功しています。光学的な話ですがスマートフォンはセンサーサイズが小さいので、写真ならではのボケ描写が得にくい特性があります。つまり全体にピントが合った写真になります。それが功を奏し、舞い上がる落ち葉と無邪気な双子の表情の両方にピントの合った撮影に成功しています。
講評(星野佑佳)
元気な子供たちの頭上に舞う落ち葉。臨場感あふれる作品です。 大きな枯れ葉が遠近感を生み、効果的ですね。 今にも、ワ~、キャーと子供たちの歓声が聞こえてきそうです。こじんまりまとまらない子供たちのパワーが、画面からはみ出した手からも感じられ、エネルギーをもらえる一枚になりました。
講評(小松永門)
秋の落ち葉はどちらかというと寂しい感じを醸し出しますが、この作品では落ち葉を舞わす子供たちの無邪気な姿が印象強く、躍動感を感じました。 絶妙なタイミングで親の目線の高さで、その瞬間を撮影されたスマホならではの写真ですね。
講評(野池明登)
子どもたちの弾けるような満面の笑顔が、落ち葉遊びの楽しさをよく表現しています。上から撮ることで、落ち葉が子どもの顔より大きく写って、その瞬間を見事に切り取ったスマートフォンならではの作品となりました。信州の自然は、子どもたちにとっての楽園です。夢中になる遊びの材料は、四季を通じて至る所にありますね。

入選
賞品:長野県名産品詰め合わせ

作品

カメラ:Apple iPhone XS 撮影地:アルプス公園

「我が家の春」

作者:そよまま

講評(秦達夫)
個人的には本作品をグランプリにしても良いのではないかと思える程の名作だと思っています。桜の森の中で母親のお腹に向けてメガホンで呼びかける父親。子煩悩なその姿は微笑ましいですね。よく見ると夫婦で同じコーディネートの洋服を着ているんですよね。愛情を全身で表現した姿がこの中に写っていると思います。

作品

カメラ:Apple iPhone X 撮影地:野沢温泉村

「青と白と。」

作者:ムギ

講評(秦達夫)
クアッドリフトで山頂に向かうワンシーンのようですね。スマートフォンの手軽さを活かし撮影している姿に好感を持ちました。その反面、あやまってスマフォを落としてしまったら、落とした先にスキーヤーが居たら?などと想像するとちょっと怖くなりますね。ハーネスやストラップなどで対策をしながら、もっとアグレッシブな撮影にチャレンジしていけると良いですね。

作品

カメラ:Apple iPhone 11 Pro Max 撮影地:諏訪市

美しき満月の朝

作者:Tsuru

講評(秦達夫)
白い点が2つ見えますが、これは太陽では無くお月様なんですよね。スマフォでここまで撮影出来る時代になったのかと感嘆させられる作品です。アプリによる施しがなされているようですが、とても綺麗な仕上がりになっていると思います。無理なくデータを活かす事が出来ています。本格的に写真の勉強を始めるともしかしたら、凄いカメラマンになれるかもしれませんね(笑)

GANREFに登録されていない作品は、写真詳細へのリンクはありません。サムネールをクリックして拡大表示してご覧ください。

入賞賞品

グランプリ 計3名
マウスコンピューター
10.1型 タブレットPC「mouse E10」
10.1型 タブレットPC「mouse E10」
準グランプリ 計5名
iiyama 製ディスプレイ
「ProLite XUB2792HSU-1D」
ProLite XUB2792HSU-1D
入選 計9名
長野県名産品
詰め合わせ

入賞点数等、賞の詳細についてはコンテストの応募ページをご確認ください。