Please wait... loading

ドスパラ raytrek ZQ レビュー グラフィックカードはあまり使わない?

現在表示しているページ
ホーム > 廣島 宗毅さんのページ > 機材レビュー・撮影記一覧 > 2019年7月 > ドスパラ raytrek ZQ レビュー グラフィックカードはあまり使わない?

投稿日:2019/07/04

レビューした機材・用品 ドスパラ raytrek ZQ  ドスパラ raytrek ZQ
ドスパラ raytrek ZQ  機材レビュー



今回の機材レビューは実際に撮影した写真や動画を使い、パソコンの処理速度やデータの保管など普段と変わらない使い方をして、 「ドスパラ raytrek ZQ」の良い点や気になる点を探っていきたいと思います。



■ディズニーランド ホテル 美女と野獣のルーム


左右のステンドグラスがとても美しいのですが、現実的に写真で写そうとすると室内の照明とステンドグラスとの明暗差が激しすぎて、同時に写すことができません。
こちらの写真は、二つの写真を撮影してそれをPhotoshopCCで合成した一枚です。


左下一枚は、室内の照明を付けたまま普通に撮影した一枚です。
右下の一枚が、室内の照明を消してトイレと浴室の照明を付けたまま、露出をステンドグラスに合わせて撮影した一枚です。

三脚を使って撮影した方が、後々の処理が楽だったのですがサボらせて頂きました(^_^;
と言うか子供たちの邪魔が入る前に撮影を終えたかったので、以外と時間との闘いでの撮影です(ーー;)


なので、二つの写真を合成するには位置合わせに拡大縮小やワープ、広角補正など色々と後処理が増えてきます。
後、二つのステンドグラスもバックライトの強弱で明るさが左右で異なっているので、そのレベル補正などの修整も必要です。


CPUは、インテル Core i7-9700KF (3.60GHz-4.90GHz/8コア/8スレッド/内蔵グラフィックス非搭載)の超爆速タイプなので全く心配はしていませんが、GPUがQuadro系の由緒ある血筋ですがP620の2GBと…省スペースパソコンにも使えるモデルなので外見がとても非力で頼りなかったのですが、PhotoshopCCでレイヤーを幾つか同時に動かしても遅れは一切ありませんでした。




■DPPでC-RAW現像 グラフィックカードの恩恵はない?


RAWの現像にグラフィックカードの能力は必要!?
と思ったので、色々と比較してみましたが結果はグラフィックカード動いていますか!?
と言う状態で、モニターでチェックするとGPUの使用率が殆ど上がらないので、DPPではグラフィックカードの性能差で速度が上がることはないです。
上がったとしても費用対効果では無駄な投資の一つになりかねない結果です。


ただ大きな違いがあったのが、CPUの性能差はそのままRAWの現像速度に変わります。


7枚のC-RAWを一括でtiff.8bitへ現像処理して比較してみることに。

●インテル Core i7-9700KF (3.60GHz-4.90GHz/8コア/8スレッド/内蔵グラフィックス非搭載)
約1分32秒

●インテル Core i7-8700K 3.7GHz 12Mキャッシュ 6コア/12スレッド
約1分58秒


ドスパラ raytrek ZQ は今回のレビューでソフトウエアRAID5で写真データを記憶域プールに保存してレビューしているので、余計な処理がかかるのでハンディはあるはずですが脅威のRAW現像速度が出ています。

比較対象のCPUも爆速タイプなので、Core i7-9700KFの速度はヤバイです!




■EDIUS Pro9もあまり恩恵ないかも。


EDIUS Pro9ならエンコードでグラフィックカードを使うでしょう…と期待を込めてテストしてみたら。
こっちもグラフィックカードを殆ど使っていません(ーー;)

1分40秒の動画を4Kへエンコード比較

●インテル Core i7-9700KF (3.60GHz-4.90GHz/8コア/8スレッド/内蔵グラフィックス非搭載)
グラフィックカード Quadro系 P620 2GB
約1分48秒

●インテル Core i7-8700K 3.7GHz 12Mキャッシュ 6コア/12スレッド
グラフィックカード GeForce GTX 1080 8GB
約2分08秒

Intel QSVを使うと圧巻の50秒!でエンコードが終了します!!
EDIUSPro9はIntel内蔵グラフィックスが必須のようです。


こちらもやはり、CPUの性能差は結果に大きく反映しますが、GPUの性能差は大きく影響しない可能性があります。


よく考えたら、EDIUSは特にグラフィックカードについて要求する内容をサイトに書いていない気がするので、GPUよりCPUに投資して下さいと言うことでしょうか(^_^;




■700MBの写真をゆがみ補正するとやっとグラフィックカードが動き出す


PhotoshopCCでグラフィックカードを酷使するフィルターが無いか探しました(^^;)

探した結果、人物の顔などの修整にも使う歪み補正がGPUの3Dの酷使することを見つけたのでこれを使って比較してみると。

Quadro系 P620 2GBは稼働率がほぼ100%と苦しい処理をしているのがわかります。
GeForce GTX 1080 8GBはグラフ上、まだまだ余裕のある涼しい顔をしていそうですね(^_^;


でも、稼働率が全く違いますがだからといって処理作業が遅くなるとかストレスに繋がる結果にはなっていません。


Quadro P620 2GBだと少し心許ないかなと心配しましたが、PhotoshopCCとDPPとEDIUSPro9を使う限り、ほぼ問題ないと言って良さそうです。


ドスパラ raytrek ZQ をもし購入される方がいらっしゃれば、グラフィックカードを変更する必要性はほぼほぼなさそうです。




下記リンクにドスバラさんのQuadroの一覧表がありました。
https://www.pc-koubou.jp/pc/sence_infinity_quadro.php

エントリーですが写真編集にはP620モデルは最良の選択肢なのかもしれません。




2019/07/05 追記


AdobeのCamera Raw 11.3でもC-RAWからTiff.8bitへ現像処理の速度比較を試してみました。
テスト機材 EOS R C-RAW 7枚一括変換

●インテル Core i7-9700KF (3.60GHz-4.90GHz/8コア/8スレッド/内蔵グラフィックス非搭載)
グラフィックカード Quadro系 P620 2GB
「約6秒」


●インテル Core i7-8700K 3.7GHz 12Mキャッシュ 6コア/12スレッド
グラフィックカード GeForce GTX 1080 8GB
「約9秒」


やはり現像処理中はGPUさん寝ていますか!!?
という状態で、ほぼCPUの性能差が変換処理速度に直結している結果と言い切っていいよい結果です。



■Adobe Premiere Pro 2019 体験版で処理速度を比較
※あくまで体験版なので、正規品と結果が異なる場合はあります。


1分40秒の動画を4Kへエンコード比較

●インテル Core i7-9700KF (3.60GHz-4.90GHz/8コア/8スレッド/内蔵グラフィックス非搭載)
グラフィックカード Quadro系 P620 2GB
約2分20秒
ソフトウエア処理に設定
約2分34秒
P620でエンコードすることで、14秒ほど高速化ができています。


●インテル Core i7-8700K 3.7GHz 12Mキャッシュ 6コア/12スレッド
グラフィックカード GeForce GTX 1080 8GB
約2分49秒
ソフトウエア処理に設定
約3分11秒
GeForce GTX 1080 8GBでエンコードすることで、22秒ほど高速化ができています。



Adobe Premiere Pro 2019を使いグラフィックカードのONとOFFで、動画のエンコードの速度を比較するとグラフィックカードの性能の違いが、確実に反映された結果がでました。



アップロード画像

写真を拡大する

フラッシュ:
Unknown (0x21)

慣れないExcelで簡単な表を作ってみました♪
結論から、写真のRAW現像や修整ではグラフィックカードがほぼ寝ている状態なのでグラフィックカードへの投資は無駄なので止めた方が良いと思います。
グラフィックカードの購入ポイントは、10bitカラー出力ができるかどうかがポイントになるかと思いますので、4K出力にも対応するQuadro P620は写真編集にベスト商品かと思います。


※問題なのが動画編集、EDIUS Pro9はエンコードにQSVを推奨しているので内蔵グラフィックス非搭載のCore i7-9700KFだと、一昔前のCore i7-8700Kより遅いエンコードとなりますので、要注意です!!
動画編集ソフトは、Adobe Premiere Proなどの外付けグラフィックカードを多用する編集ソフトを使われる方に向いたパソコンと言えそうです。





インテル Core i7-9700KFを使う限り、ソフトウエアRAIDによるシステムのパフォーマンスの低下という心配は、都市伝説になってしまいそうなほど「ドスパラ raytrek ZQ」はとんでもないCPUを搭載してきました。
※あくまで写真現像での比較なので、超重たい処理をした場合はまた違う結果になる可能性もあります(-_-;)




2019/07/09 追記


EDIUS Pro9での動画エンコードにふと思ったらQSVを選択するのを忘れていました(^_^;

Intel内蔵グラフィックスのQSVを使ってエンコードすると下記の結果となりました。

●インテル Core i7-8700K 3.7GHz
グラフィックカード GeForce GTX 1080 8GB

「1分40秒の動画を4Kへエンコード比較」

・QSVを使わずにエンコードで約2分08秒
・Intel QSVを使うと圧巻の50秒!でエンコードが終了します!!



EDIUS Pro9を使われる方は、内蔵グラフィックス搭載でQSV対応のCPUを選べるのをお勧めします(_ _)

レビューした用品

コメント(1,000文字以内)

22件中 1〜10件目

廣島 宗毅
撮りこみ苦労さん
今日も午前四時から起きてレビューをやっていますが、新しい発見が色々とあるので楽しんでやらせて頂いています。

写真の現像や動画編集は本当にCPUが大切だなと、改めて思わされるレビューです。


だいとしぃさん
EDIUSはQSVが必須のソフトウエアだなと実感させられるテスト結果でした。
仰るとおり、Kモデルが必要となるので「ドスパラ raytrek資料」だと今回のレビューモデルよりさらに高性能なモデルを購入する必要が出てきます(^_^;

2019年07月09日 09:05

だいとしぃ
QSVはありなしでだいぶ変わりますね。となると、EDISUの場合はKFではなく、Kモデルじゃないともったいない感じですね。

2019年07月09日 07:59

撮りこみ苦労
お疲れ様です。
CPUの進化がすごいようですね、こうしてきちんとテスト分析すると、改善の要因がよくわかります。

2019年07月09日 06:55

廣島 宗毅
nikutenさん

おはようございます。
本当に朝からビックリさせられました(^_^;

内蔵グラフィックスはGTX 1080と二つのモニターを使う事で共存できたので、一つのモニターにGTX 1080を接続しもう一つのモニターで内蔵グラフィックス630で出力すると両方認識しています。

そのままEDIUS Pro9を起動すると自然とQSVをサポートしてくれたので、助かりました。

i9ですよね…(^^
EDIUSさんはQSV対応のCPUを最新モデルで購入すれば、早くなると言う分かりやすい製品かもしれませんね。

2019年07月09日 06:53

廣島 宗毅
2019/07/09 追記


EDIUS Pro9での動画エンコードにふと思ったらQSVを選択するのを忘れていました(^_^;

Intel内蔵グラフィックスのQSVを使ってエンコードすると下記の結果となりました。

●インテル Core i7-8700K 3.7GHz
グラフィックカード GeForce GTX 1080 8GB
QSVを使わずにエンコードで約2分08秒


●Intel QSVを使うと圧巻の50秒!でエンコードが終了します!!



EDIUS Pro9を使われる方は、内蔵グラフィックス搭載のCPUを選べるのをお勧めします(_ _)

2019年07月09日 06:29

廣島 宗毅
Barcaroleさん
レビュー見ていただきありがとうございます。

コメント頂いた通り、DPPの環境設定でグラフィックプロセッサの有無を選択できますが、記憶が確かならプレビュー再生が高速化できる可能性があってもRAW現像の高速化は書かれていなかったの基本はCPUとなるのかなという実感です。

2019年07月06日 21:57

Barcarole
レビュー楽しく拝見させて頂いております。
DPPですが、GPUの設定をしての結果なのでしょうか?
ツール=>環境設定=>画像処理2
画像処理にグラフィックプロセッサを使用する
で設定できます。

2019年07月06日 21:26

momo-taro
GPUよりCPU。
どうやらその傾向のようですね。
私もメーカーさんや販売店のいくつかに問い合わせしてみましたが、同じような回答をもらっています。
ではQuadroのメリットは?との事でネタを探す毎日です。

2019年07月06日 15:37

廣島 宗毅
nikutenさん

情報ありがとうございます!

リアルタイムフェクトをかけてレンダリング処理は未挑戦でした(^_^;

「mercury playback engine -gpu高速処理(CUDA)」
こちらは無事に見つけて設定のONとOFFを比較すると、ONで10%ていどの稼働率でした。
GeForce GTX 1080 8GBにとっては余裕過ぎる処理能力だったので、もっとちゃんと動きなさいと思いました(^_^;

Premiere Pro 2019は初めてと有り、操作に不慣れなのも結果に反映していない原因かもですね。

2019年07月06日 05:15

nikuten
廣島 宗毅さん
GPUのありがたみを感じますのは
リアルタイムフェクトをかけてレンダリングさせますと効果を発揮できます

また、初歩的な話ですいません
Prを立ち上げプロジェクトを開いた後
ファイル→プロジェクト設定→一般のダイヤログボックスの

レンダラーは「mercury playback engine -gpu高速処理(CUDA)」になっていればGPUを積極に使用して行います。
されていると思っておりますが、念の為記載しました。

2019年07月05日 18:12

22件中 1〜10件目

TOP OF GOLD

廣島 宗毅

GANREF Point
1614630
メインカメラ
EOS R

プロフィール

http://hiroshimamunetaka.photo 写真ギャラ...