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ドスパラ raytrek ZQ レビュー Window10Pro 超簡単ソフトウエアRAID5をリビルド修復 10bitカラーの再検証

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投稿日:2019/07/16

レビューした機材・用品 ドスパラ raytrek ZQ  ドスパラ raytrek ZQ
ドスパラ raytrek ZQ  機材レビュー



今回の機材レビューは実際に撮影した写真や動画を使い、パソコンの処理速度やデータの保管など普段と変わらない使い方をして、 「ドスパラ raytrek ZQ」の良い点や気になる点を探っていきたいと思います。



前回レビューしたWindow10Proで構築できるソフトウエアRAID5。
https://ganref.jp/m/ari2929/reviews_and_diaries/review/12037

今回は、人為的にHDDのケーブルを抜き人工的にRAID5のHDD4台体制中に、HDDが一段故障してアクセスができない状況を作ってみました。



テスト環境は、約200GBの保存データを使っています。
Window10ProでソフトウエアRAID5をHDD4台体制で運用中に、1台のHDDに故障が発生してアクセスできないというシチュエーションです。
※1台のワザとケーブルを抜いて見かけ上故障させたHDDをそのまま、パソコンに再接続すると再認識されて何事も無かったかのように復旧されそうだったので、ソフトウエアRAID5を4台体制から3台体制移行させてから、取り外したHDDを元に戻して復旧させる行程をとっています。

イメージとしては、ソフトウエアRAID5を4台体制で稼働中に1台のHDDが故障→代替えHDDの入荷が未定なので、安全性確保のため4台体制から3台体制へ移行。
その後、代替えHDDが届いたので4台体制へ復旧させる行程をとりました。



■ソフトウエアRAID5を4台体制中、1台のHDDにトラブル発生
ケーブルを抜いてパソコンを起動させると、お知らせメニューが表示され記憶域プールにトラブルが発生したのを知らせてくれます。

記憶域プールを見ると、1台のHDDに警告が表示されています。

この状態でも他の3台のHDDは健在なので、データの読み書きには問題ありません。
ただ、ここからもう一台HDDが故障するとデータの読み書きが不可能となるので不安定な状態と言えます。


今回は即席テストのため、故障したHDDを取り外す手続きを進めます。
ソフトウエア上で取り外されたので、残りの3台のHDDでRAID5を維持するために修復作業がスタートします。

200GBの保存データなので、少ないためか作業工程はとてもスムーズです。
また、修復作業中でも自由にデータの読み書きが可能なので、PhotoshopCCを立ち上げて写真修整という作業も普通に可能です。

修復作業中のCPUの占有率は極めて低いのも特徴だったので、PhotoshopCCでの作業で特にもたつくという事はありません。

アップロード画像

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フラッシュ:
Unknown (0x21)

この時の作業工程をザックリと画像に出してみます。




■3台体制のソフトウエアRAID5を4台体制へ復旧
3台体制のソフトウエアRAID5へ移行後、ワザと外したHDDを再接続させて4台体制へ復旧させる作業に入ります。

接続後に、HDDにエラーが出たのですが物理的なエラーではなくパソコンから見たらこのHDDは誰のどこの!?という状態でのエラーなので軽くフォーマットすることですんなりと仲間に戻ります。

3台体制から4台体制への移行なので、見かけ上容量アップの作業になりますがここでもCPUの占有率は低く、データの読み書きも自由なので同じくPhotoshopCCでの修整もやってみましたが、当然ですが動作のモタつきなどありません。






結果は、何の不安もなくあっさり簡単にリビルドできました。
あまりにもあっけなく修復が完了したので…逆に大丈夫!??と不安になるほど(^_^;

見慣れたWindow画面での復旧作業なので、分かりやすく操作しやすい画面なので、初めてのリビルドでも安心感は半端ないと思います。
NASになると、バッファローでも少しとっつきにくい操作画面なのに海外メーカーになるとさらに未知の操作方法に、日本語メニューかと思いきや少し中に進むと英語表記になったりと…とにかく操作画面がわかりにくいのが特徴です(^_^;

そこへリビルド操作など入ってくると軽くパニックになるかと思います。


Window10Proを使う事で、使い慣れた画面で気軽にRAID1かRAID5を構築できるのは大きなメリットですし、ドスパラ raytrek ZQ なら簡単に4台のHDDを付けることができるので、超低価格でアーカイブ用の記憶域プールを作れる魅力があるパソコンです。





あまりにも簡単に終わってしまったので…。
とりあえず急ごしらえで、Quadro系のP620からの10bitカラー出力はカラーマネージメントモニターで見るとどうなるのか急いでテストしてみました。


テスト機材、BenQ SW2700PT

アップロード画像

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カメラ:
キヤノン EOS R
焦点距離:
105.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Not Defined
シャッタースピード:
1/15秒
絞り数値:
F5.6
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Auto



第一印象…モニター汚い!!
ヤバイ汚さです(^^;)

申し訳ありませんが、我慢して見て下さい♪


写真撮影でここまで階調の違いが写るので、肉眼ではさらに違いがハッキリ確認できます。


どれだけよいカメラ、レンズを購入してもパソコンで10bit出力、モニターで10bit表示ができない環境では、写真の本来の美しさを見逃しているかもしれません!





あまりにも簡単にソフトウエアRAID5のリビルドが完了したので、もう少しデータ量を増やして再チャレンジしてみます。



2019/07/16 追記
約1TBのデータを記憶域プールへ保存、人工的にHDD一台が故障させた状況を作ってテストしてみました。



ソフトウエアRAID5を4台体制(1TBデータ)→3台体制への移行速度は遅くとも1時間があれば完了します。
ソフトウエアRAID5を3台体制(1TBデータ)→4台体制へ復帰させるときの動作は更に速く、約20分で70%の完了だったので、より高速化されています。
遅くとも2時間あれば、リビルドが完了する結果です。


深刻ではありませんが、手動で抜いたHDDを他のパソコンでフォーマットしてから、元に戻すことで、ソフトウエアRAID5を4台体制→壊れたHDD→新しいHDD=リビルドさせる方法でのテストができませんでした(ーー;)

もしかすると、記憶域プールにエラーが発生したHDDの基礎情報が残っていて、フォーマットされたHDDと情報が一致したためにエラーが発生した可能性があります。
もしくは、そもそも論になりますが、Window10でのソフトウエアRAID5は4台体制→一度3台HDDへ再構築後→新しいHDD→4台体制へ復帰という手順しか無いのかもしれません。



どちらにしても、最終的には復帰できるのと全行程で約2時間あればソフトウエアRAID5の4台体制で保存中の1TBデータをリビルドが完了します。

速いか遅いかは分かりませんが、慣れたWindow画面での操作方法なので迷いや不安が少ないので安心して修復作業ができます。

こればかりは、海外メーカーのNASでは得にくい信頼感だと思います。


電源、LANに新しい設置場所と出費をだしてアーカイブ用のNASを購入するか、ドスパラ raytrek ZQにソフトウエアRAIDを構築して、あの煩わしい配線とわかりにくい操作画面から解放されつつ、出費が抑えらえるのは魅力的だなとつくづく思う、テストです。



2019/07/18 
個人的な意見で表を作ってみました。
自宅に4ベイNAS2台、職場に4ベイNAS3台(無駄に)使ってみての意見です(^_^;

アップロード画像

写真を拡大する

フラッシュ:
Unknown (0x21)



【Window10Pro OS再インストールでも記憶域プールは大丈夫】

Window10ProでのソフトウエアRAID5を4台体制で運用中に一番心配なのが、起動用ブートディスクが故障して新しいHDDへOSの再インストールでも記憶域プールが無事に認識されるかどうかだと思います。

そこで、今ドスパラraytrek ZQのパソコンに取り付けてあるHDDを4台、別のWindow10Proへ接続することでクラッシュ後にOS再インストールした新しいWindow10Proになった状況を人為的に作り出し、テストしてみました。

結果は当然ですが、記憶域プールは全くの無事で何か最適化とかするような挙動は皆無でした。


ソフトウエアRAIDは、物理的なRAIDコントローラーを持っていないのでNAS最大にして逃れることができない潜在的なリスクからやっと開放されそうです。



ドスパラ raytrek ZQは、パソコン内部にHDD4台をネジを使わずに取付可能な設置スペースがあるパソコンなので、高い買い物ですが4ベイRAIDを別途購入するのを考えると、ある意味お得で場所も取らずに、配線周りがスッキリする可能性を感じます。

また改めて、10bitカラー表示で見るディスプレイは階調豊かで見比べてみる違いがはっきりと分かってしまいます。最近は10bitからーを表示できるディスプレイもだいぶ安く購入できる時代になったので、10bit出力ができるQuadro系のグラフィックカードを搭載しているパソコンは、写真編集に必須のアイテムになりそうです。


「製品レビュー ドスパラ raytrek ZQ」企画のトップページはこちら !!
https://ganref.jp/common/monitor/dospara/raytrek_zq/

レビューした用品

コメント(1,000文字以内)

12件中 1〜10件目

だいとしぃ
>深刻ではありませんが、手動で抜いたHDDを他のパソコンでフォーマットしてから、元に戻すことで、ソフトウエアRAID5を4台体制→壊れたHDD→新しいHDD=リビルドさせる方法でのテストができませんでした(ーー;)
>もしかすると、記憶域プールにエラーが発生したHDDの基礎情報が残っていて、フォーマットされたHDDと情報が一致したためにエラーが発生した可能性があります。

多分その通りです。記憶域プールに設定した場合HDDの領域の先頭か最後の部分に記憶域プールに設定した、という情報が残っていてうまくいかないのだと思います。

なので、Data Lifeguard Diagnostic for Windows など、HDDの領域の先頭と最後の領域を直接消してくれるようなツールを使って消せばうまくいくのではないかと思います。

2019年07月31日 09:43

廣島 宗毅
legacy7010さん
私も今回のレビューを通して、写真のアーカイブ先にNAS1択だった考えに少しですが変わってきた感じです。
NASの良さもありますが、ソフトウエアRAIDという選択肢が増えたのは嬉しい限りだと思っております。

2019年07月21日 21:17

legacy7010
勉強になりました。
NASとPCでのRAIDの比較は、私はNASを利用する派ですが、今一度環境を見直そうという気持ちになりました。
(NASをやめるという意味ではなく、何が最適解かを探すという意味で)

2019年07月21日 03:54

廣島 宗毅
momo-taroさん
私もドスパラ raytrek ZQの機材レビューを通して、ソフトウエアRAIDが想像以上に使えるのに驚かされました。
本体に、HDDを複数台設置できるスペースがしかもネジなして取付可能なので、写真の保存先にも使える強いパソコンだと感じています。
高い買い物ですが、別途NASを購入するの考えるとお得なのも特徴かなと思います。

NASもソフトウエアRAIDも最終保存先には成らないので、次回レビューではそこら辺も探求したいと思います。

2019年07月20日 09:25

廣島 宗毅
だいとしぃさん
データ保管先でNASを使ってきましたが、職場では複数人が気軽にアクセスできるのでとても重宝しているのですが、家で使い出すと4ベイと言うこともあってか、場所と配線が煩わしくなってきて冷静に考えてみるとアーカイブ用にしてオーバースペックでは!?
と最近思ってきたところの、機材レビューのソフトウエアRAIDに個人的には感銘を受けました(^^
不正電断!?なんだか怖いトラブルですね(ーー;)
やはりどの装置も故障のリスクはありますよね。
万に一つの可能性にも考量して、サブバックアップはflickrに設定しようと思っております。

2019年07月20日 09:14

momo-taro
RAIDとNASの比較、すごく参考になります。
廣島さんのレビューを拝見するなかで raytrekシリーズのようなクリエイター向けPCのメリットはGPU以上にCPU性能の高さやRAIDの組みやすい拡張性にあるんだと感じてきました。

NASは以前に取り組みかけたことがありましたが、しっかりとした知識が無いとそのメリット以上にトラブルや不安定さに不安が出る事を実感して諦めた経緯がありました。

2019年07月20日 09:08

だいとしぃ
勉強になります。CPUパワーが上がっているので、WindowsのソフトウェアRAIDも実用的なんですね。以前、Windows7のソフトウェアRAIDで悩ましかったのが、不正電断でRAID情報が破損することでしたが、もしかしてWindows10だと、その辺も大丈夫になっているのかと、試したくなるレポートでした(^^)/

2019年07月20日 07:52

廣島 宗毅
nikutenさん

こんにちは(^^

写真の守る方法を考えるといろいろと大変だなと、改めて思わされるレビューです。

ソフトウエアRAIDが気になったので、RAID5での4台HDDと3台HDDの違いや、RAID1に変更させてみての使い勝手もいまテスト中です。
RAID5のHDD3台でのリビルドテストも行いましたが、1TBで40分で50%の修復率でした。

最近は、GANREFに高解像度の写真をそのまま掲載しての保管もありかなと思っています。
震災などで、データのダウンロードサービスをたまにやっているのを見ていると、それもありかなと思えてきました(^^)

2019年07月19日 15:05

nikuten
こんにちは
NASの弊害よく分かります
一台あたり2本LANケーブル這わせてますので、、、、
線だらけです^_^

Windows NASは使い勝手は良いと感じますが、処分品に当たらない限り、非常に高いです。

それに NASの性能を活かすにはLANの装置をそれなりにしないとダメですので、ほとんどの方が触れられいませんが、同じ1Gイーサーであっても、ハブが違う製品になり、普通の量販店の店頭にはありません。

周知の通り、ある程度環境を整えますと、自動でクラウドにバックアップしながら、普通に動作する(速度低下なく)事が可能で利便性はあると思いますが、そこまで個人で行うには、個人の資質によるものがあると言えばあります。

比較表良くできてまして非常に感心しました。
分かりやすいレビューありがとうございます。

2019年07月19日 11:19

廣島 宗毅
nikutenさん

こんにちは。
今回のCPUは8コアとあって何をやっても余裕の動作ですね。
リビルド中も2%~4%を行ったり来たりと…その程度ならアイドリング中で大丈夫…という雰囲気をCPUから感じます(^_^;

今回のリビルドは変則的なやり方になってしまいましたそれでも、1TBデータの復旧作業は往復でどれだけ遅くとも2時間以内に終わる速度だったので、速いかどうかは分かりませんがソフトウエアRAIDは遅い。という説は今回の「ドスパラ raytrek ZQ」では都市伝説に近い感じまで追いやる力を持ったパソコンだなという印象です。


ハードウエアRAIDは確かにコントローラーの故障が一番心配なので、結局はRAID1しか安心して使えないのと、RAID5だとサブバックアップみたいに別のHDDを設ける必要も出てくる可能性がありますよね。


もう一、Window10ProがインストールされたHDDが故障して再インストールしたという想定のテストを行いました。
今持っている私のパソコンに、4台のHDDを接続すると何事も無かったかのように普通に記憶域プールが認識されたので、少なくともWindowを使い続ける限り、継続して安定的なRAID5が使えそうです。

2019年07月17日 16:23

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