Please wait... loading

【注目製品レビュー~ViewSonic VP2468編~】第7回 まとめ編

現在表示しているページ
ホーム > 藍川 水月さんのページ > 機材レビュー・撮影記一覧 > 2019年1月 > 【注目製品レビュー~ViewSonic VP2468編~】第7回 まとめ編

投稿日:2019/01/09

レビューした機材・用品 ViewSonic VP2468  ViewSonic VP2468
灯火に照らされて

写真を拡大する

カメラ:
キヤノン EOS 5D Mark III
レンズ:
キヤノン EF70-200mm F2.8L IS II USM
焦点距離:
100.0 mm
フラッシュ:
On Fired
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/200秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
200
ホワイトバランス:
Manual


 さて、一か月間、VP2468を使用してみました。
 結論としては、この価格帯にしては写真を趣味とする人間にとっては非常にいいのではないかと思います。

 VP2468の価格は、現在2万円ちょっとです。
 そこで、2万円~5万円程度、22インチ~24インチサイズの価格帯のモニターってどういうものがあるのかをざっと見てみます。
 そうすると、おおよそ100種類くらいのディスプレイがあります。
 この中で、水平回転、ピボット、高さ調整、チルトといった機能がついているものが、約半数の50種類程度です。



 このうち、カラーキャリブレーション対応となると、VP2468のみになります。



 カラーキャリブレーション対応で22~24インチだと、LGからも出ているようですが、こちらはピボットなどがついていません。
 24.1インチで、BenQからも出ていますが、こちらは48000円と、VP2468の倍以上のお値段になります。
 キャリブレーション対応モニタといえば有名なEIZOだと、23インチのColorEdge CS230-CN が役5万7千円です。

 そう考えると、VP2468は圧倒的に安くて、機能も充実している印象です。
 もちろん、カラーキャリブレーションにどこまで重きを置くのか、という話にはなりますが、カラーキャリブレーション非対応のモニターと価格帯がほぼ変わらないので、「おまけでカラーキャリブレーション対応している」位な印象なので、「とりあえずキャリブレーションやってみよう」と思う方にはちょうどいいのではないでしょうか。

 家でキャリブレーションして、それなりのプリンターで印刷して…となると、カメラ本体やレンズよりは安いとはいえ、結構なお金がかかるわけですが、その敷居をだいぶ下げてくれると思います。

 お試しじゃなく、環境をちゃん整えたい場合にも、EIZOとの差額で環境光を整えたり、キャリブレータ―を買ったりといった方向にも投資できます。
 hide-photoさんのレビューを見る限り、EIZOの10万円以上するモニターを買うより、そういう方向に使った方がいい結果が得られる気がします^^;

 また、ハードウェアキャリブレーション対応というのは、色味だけではなくて使い勝手にも非常に影響が大きいです。
 というのも、ハードウェアキャリブレーションだと、キャリブレータ―とモニターが勝手に通信して設定をいじってくれるので、キャリブレーション中がまず楽です。(ソフトウェアキャリブレーションだと、画面の指示に従ってモニターの輝度や色温度などをユーザーがいじる必要があります)
 そのうえ、キャリブレーション後の結果が、モニター本体のプリセットに入るので、プリント用キャリブレーションとモニター鑑賞用キャリブレーションの設定をボタン一つで切り替えられたりもします。
 この辺りは、今回初めてハードウェアキャリブレーションをやって非常に便利だと思ったところです。

 こうした点から、値段の割には非常にお買い得なモニターだと思います。

 もちろん、問題がないわけではなく、簡素すぎる取説や、ボタン一の分かりづらいボタン配置については、今後改善されるといいなと思います。


 さて、これで1ヶ月のレビューは終了です。
 もともと、ソフトウェアキャリブレーション対応ディスプレイを使っていたこと、そして、i1 Displayが不調になったことで、いまいち、「キャリブレーションするとここがすごい」というVP2468の特徴についてあんまり検証できずに終わってしまいました。その点は、申し訳ありませんでした。

 キャリブレーションのことばかり言っていた割には、適当な環境での運用ではありますが、個人的には、Webで公開する場合には、大多数の人がキャリブレーションされていない環境で見ているという事もあり、個人的にはこんなものでいいかと思っています。(しいて言えば高演色性の照明くらいは導入しようと思っていますが)
 こんな適当な運用でも、キャリブレーションをするとしないでは、びっくりするほど色が違う場合もあり、キャリブレーション自体は、写真を現像するならやっておいた方がいいと感じることが多いです。
 もし、写真展に出すなど、プリントの機会が増えれば、今回の経験を生かしてよりしっかりと環境を整えていきたいと思っています。
 そんなお気楽ユーザーにとって、この価格帯でキャリブレーション対応モニターは、非常にありがたい存在だと感じました。

 今回、予想通り「色」を伝えるという事が非常に難しく、四苦八苦のレビューでしたが、多少なりとも参考になれば幸いです。
 お付き合いいただきありがとうございました。

------------------------------------------------------------
注目製品レビュー ~ ViewSonic VP2468 編 ~

https://ganref.jp/common/monitor/viewsonic/vp2468/

他のレビュワーの皆様

hide-photoさん、 まほろば1123さん、 星空ハンターさん、 MKさん

レビューした用品

コメント(1,000文字以内)

2件中 1〜2件目

hide-photo
一ヶ月間、レビューお疲れ様でした。
価格.comで調べると2万円前半なんですね。コスパ良すぎですね。

おっしゃる通り、自分の持っている機器に合わせて環境を揃える方にお金をかけた方が、有意義だと思います。

下手にAdobeRGB対応ディスプレイを買っても、AdobeRGBに対応しているプリンターが高価ですし、カラーマネジメントをしっかり理解していないと宝の持ち腐れになりそうですしね。

2019年01月09日 19:37

まほろば1123
コスパ最高なのですね、レビューお疲れ様でした。

2019年01月09日 17:45

2件中 1〜2件目

同じ機材で撮影された写真

GOLD 3

藍川 水月

GANREF Point
293040
Next Point
206960
メインカメラ
EOS 5D Mark III

プロフィール

 2007年末にデジイチデビューしました。人物(ポートレート、コスプレ)、...

↑ページの先頭へ