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【注目製品レビュー ~ニコン D810 編~】 第5回 センサーの実力の差は? D810 VS EOS5D3

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投稿日:2015/04/29

レビューした機材・用品 ニコン D810 ニコン D810
 第5回目です。
 前回の予想通り見事に息切れしました(オイ
 就活やらなんやらで忙しく、合間でとってる写真も比較画像ばかりで、そろそろ普通に写真を撮りに行きたくてたまらなくなってきました^^;

 さて、今回は、センサーの実力、というお題にしてみました。
 知っている方は知っていると思いますが、某所にセンサーの実力をスコア化しているサイトがあります。
 このサイトを見ると、D810とEOS 5D Mark IIIは、大きくスコアに差があります。
 と、いうか、5D3はAPS-Cサイズのセンサーを搭載した機種より下だったりもします。

 基本的に、ソニー製、東芝製のセンサーを使っているカメラのスコアが高いんですよね。

 さて、これってどの程度影響があるんだろう? と思って、せっかくなので試してみることにしました。

 まずは、ダイナミックレンジ。一番このありがたみを感じられるとすると、やはり、太陽など、明るい光源と影の部分が共存するパターンで差が出やすいのかな、ということで、撮影してみました。
 今回は、一応、ISO、SS、絞りの値が同じであれば、出てくる写真は同じはず、という前提で設定を合わせています。
 (厳密には、ISO感度設定が同じでも、実効ISO感度が違う可能性もありますが、そこまで詰められる環境がないので。一応、ヒストグラム上はほぼ一致していることを確認しています)
 JPGは、撮ってだし、RAWは、Lightroomでパラメータをいじらず表示させた状態です。Lightroomで白とび範囲を赤く表示させています。


(上段:D810、下段:5D3)

 御覧の通り、JPG、RAWともに、D810の方が白とび範囲は狭いです。
 とはいえ、JPGでは白とび範囲に大きな差がありますが、RAWではあまりありませんね。
 JPGでは、ピクチャーコントロール(キヤノンではピクチャースタイル)の設定も反映されるので、各社の絵作りの差が出ているようです。

 RAWでは、多少の差はありますが、撮影に致命的に影響が出るような大きな差ではないようです。
 (とはいえ、白いものに強い光が当たってるシーンなんかだと多少は差が出るかも?)

 まぁ、当然といえば当然で、そんなに大きな差があれば、ネット上なんかでちょっと見ただけでも差が出てしまって、今頃キヤノンユーザーはとっくにニコンやソニーに鞍替えしていてもおかしくないわけですから。

 とはいえ、連写を多用して、処理している時間がない人や、RAWは難しそうor面倒だからやりたくない人にとっては、大きな差かもしれませんね。

 さて、とはいえ、もうちょい差が出ないかなぁと、ISO感度を変えたり、いろいろやっては見たのですが、結局あんまり差が出ませんでした^^;
 さすがに、プロも使ってるカメラだけあるなぁ…と、言うことで、かなり意地の悪いことをやってみました。


 まずは、先ほどと同じように、2台を同じ設定で、かなりドアンダーに撮影してみました。

D810
アップロード画像

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カメラ:
ニコン D810
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
焦点距離:
24.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/5000秒
絞り数値:
F8.0
露光補正量:
-2.7EV
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Auto1


5D3
アップロード画像

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カメラ:
キヤノン EOS 5D Mark III
レンズ:
キヤノン EF24-70mm F2.8L II USM
焦点距離:
25.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/5000秒
絞り数値:
F8.0
露光補正量:
-1.7EV
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Auto


 このRAWファイルを、Lightroomで撮影して、+3.3段ほど明るさを露光量をあげてみました。

D810
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン D810
焦点距離:
24.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/5000秒
絞り数値:
F8.0
露光補正量:
-2.7EV
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Daylight


5D3
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
キヤノン EOS 5D Mark III
焦点距離:
25.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/5000秒
絞り数値:
F8.0
露光補正量:
-1.7EV
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Custom


 パッと見、それほど差がないように見えますが、拡大してみると、暗部のノイズの乗り方がだいぶ違っているのがわかります。
 特に、左の建設中のビルの、電話番号の上の緑の横断幕なんかを見ると、D810では文字が読めるのに対して、5D3ではほとんど判読ができません。
 また、左下の芝生のあたりも、5D3ではかなりノイズが気になります。
 D810では、かなり情報が残っていて、うまくノイズ処理等出来れば、画面での鑑賞や、小さいサイズのプリントくらいには十分耐えられそうですね。


 もちろん、普通はこんなレタッチをすることはありませんが、一度しかない貴重な撮影の際に、うっかりドアンダーで撮影してしまった場合も、ある程度救える可能性があります。
 また、1枚の画像からHDRを作りたい時などにも差が出てくるかもしれません。
 そういう意味では、この差は大きく効いてくるかもしれませんね。


 結論としては、

 ・JPG撮影では、輝度差の大きいシーンでは、D810の方が有利かも(ただし、絵作りの影響大なので、ピクチャーコントロール(ピクチャースタイル)しだい)
 ・RAW撮影では、通常の撮影ではそこまで差を感じないかも。ただ、暗部に情報が残っているので、失敗写真の救済などでは差が出るかも。

 と、言う所でしょうか。

 私感としては、ある程度予想してた通り、数値ほど大きな差はないかな、という感じでした。
 画素数もそうですが、すでに人の分解能を超えてしまっている部分なのかもしれませんね。
 カメラに関しては、数字を気にしてもしょうがないレベルに来てるのかもしれませんし、そもそも官能的な部分なので、数値で割り切れない部分も大きいのかもしれません。

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注目製品レビュー ~ニコン D810編~

http://ganref.jp/common/monitor/nikon/d810/
レビューした機材

コメント(1,000文字以内)

4件中 1〜4件目

river☆wood
プロが使う機材なんですから、安心ですよね〜

2015年05月05日 16:52

藍川 水月
>闇夜の流離人さん

 ありがとうございます。
 逆に言うと、無理やり差が出る条件を作った感が強いです^^;
 通常の撮影だと、ほとんど差がない、ということですね^^;

2015年05月02日 15:28

闇夜の流離人
アンダーからハイに引き上げて差を作り出すなんて凄いですね♪

2015年05月02日 06:38

藍川 水月
>greenさん

 うれしいコメントありがとうございます。

 補正系の機能はOFFにしっぱなしですね^^;
 JPGはともかく、RAWは、Lightroomで処理するので、あんまり関係ないかなぁと思って、切りっぱなしにしてます。(純正ソフトなら後でONできますし)

2015年04月30日 22:46

4件中 1〜4件目

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 2007年末にデジイチデビューしました。人物(ポートレート、コスプレ)、...

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