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注目製品レビュー~ニコンD810編~第12回D810の設定についてその2~

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投稿日:2015/05/05

レビューした機材・用品 ニコン D810 ニコン D810
第11回に引き続き、D810の設定のレポートです。

私がスポーツ写真を撮る上で重要だと思っている設定について取り上げます。

a4 半押しAFレンズ駆動 → しない(デフォルト:する)
 デフォルトの設定では、シャッター半押しでAFのピントが合い、全押しするとシャッターが切れます。
 この機能をしないにすると、いわゆる親指AFが可能となります。
 この設定にするとシャッターを半押ししてもAFは働きません。従ってAF-ONボタンでAFを働かせシャッターボタンでピントを変えることなくシャッターを切ることが可能です。
 ちなみにCanonではボタン毎にいくつかの機能が割り当てられており、選択が可能となっています。
 AFとシャッターボタンを分けられることはスポーツ写真を撮影する上で重要です。例えばこのような写真を撮りたいとします。(この写真は以前EOS7Dで撮影しました)
アップロード画像

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カメラ:
キヤノン EOS 7D
レンズ:
キヤノン EF70-200mm F2.8L IS II USM
焦点距離:
200.0 mm
フラッシュ:
Off
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/1250秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Auto

 見て分かる通り、被写体がAF測距点に全く被っていません。シャッターボタン半押しで無条件にAFが働いてしまうと、折角ピントを合わせたのにピントが外れてしまいます。シャッターボタンを押す際にAFが働かなければ、AE/AFロックボタンで被写体にピントを合わせた後に構図を決めてタイミングを見計らってシャッターボタンを押せばピントを合わせることが可能です。
 AFとシャッターボタンを独立させることで、動体撮影であっても、自由な構図での撮影が手に入ります。


Canon(EOS7D MarkⅡ)
a4→操作ボタンのカスタマイズ(各ボタンごとに押したときに働く機能を選択可能)

次にメニューからは設定できない、AFモードとAFエリアモードについてです。

AFモードとのAFエリアモード設定についてはCanonとNikonでは大きく違います。
EOS7D MarkⅡ
AFモード:シャッターボタンの近くにAF-Driveボタンがあり同じく近くにあるダイヤルで切り替えます。
AFエリアモード:背面の右上に現在のAFエリアモードをファインダー上に出すボタンがあり、シャッターボタンの近くにAFエリアモード切替用のボタンがあります。

Nikonの場合はここにあります。

レバーをAFにしてAFモードボタンを押しながら、背面のダイヤルを回すとAFモードの切り替え、前面のサブコマンドダイヤルを回すとAFエリアモードを切り替えることができます。第11回でレポートしましたが、D810から縦/横位置フォーカス変換ができるようになりましたが、個人的には縦位置の場合はカメラを縦位置に保ちながら左でAFボタン+右手でダイヤルを回さないといけないので非常にやりづらく感じていました。Canonの場合は片手(右手)のみで設定が可能です。しかも同時に押す必要はないので楽です。Nikonもその点は考えているようで、f10:ボタンのホールド設定を「する」に変えると同時に押さずに設定することが可能になります。

D810のAFモードは次の通りです。
AF-S:シングルAFサーボ(静止画に適している)
AF-C:コンティニュアスAFサーボ(動体撮影に適している)
D810にはD7200に搭載されているAF-A(AF-SとAF-Cの自動切換モード)はありません。

Canonのモードと対応させると次の通りになります。
Canon(EOS7D MarkⅡ)
AF-S→ONE SHOT
AF-C→AI SERVO
なし→AI FOCUS

スポーツ写真ではやはり動体撮影に向いているAF-Cを使うのが良さそうです。

次にAFエリアモードです。
次の比較画像をご覧下さい。

左からD810、EOS7D MarkⅡ、参考としてD7200です。EOS7DはMarkⅡになって測距点が65点になりましたので数としてはNikon(51点)を超えました。比べてみるとそこまで変わらない印象です。D810はフルサイズなのでAPS-Cである7D MarkⅡ、D7200比べAFのエリアが狭いです。

NikonD810のAFエリアモードは次の通りです。(測距点51点)
シングルポイントAF:1点のみ(51点の中から自由選択可)
ダイナミックAF・9点:1点選択+周辺8点(1点を端に選べは周辺の点数は少なくなる)
ダイナミックAF・21点:1点選択+周辺20点(1点を端に選べは周辺の点数は少なくなる)
ダイナミックAF・51点:1点選択+周辺残り50点
3D-トラッキング:1点選択→シャッターボタンを半押ししている間51点で追尾
オートエリアAF:カメラが自動判別

CanonEOS7DのAFエリアモードは次の通りです。(測距点65点)
スポット1点AF(任意選択):1点のうちさらに狭い部分にピントを合わせることが可能
1点AF(任意選択):1点のみ
領域拡大AF(任意選択):任意に選択した1点とそれに隣接する上下左右のAFフレームでピント合わせ
領域拡大AF(任意選択周囲):任意に選択した1点とそれに隣接する周囲のAFフレームでピント合わせ
ゾーンAF(ゾーン任意選択):9つの測距ゾーンに分けてピント合わせ
ラージゾーンAF:AF領域を左/中/右の3つの測距ゾーンに分けてピント合わせ
65点自動選択AF:すべてのAFフレームを使ってピント合わせ(最初に合わせる測距点を選択可能)

AFエリアモードの対応をさせてみます。
シングルポイントAF→1点選択
ダイナミックAF・9点→領域拡大AF(任意選択周囲)
ダイナミックAF・21点→ゾーンAF(ゾーン任意選択)
ダイナミックAF・51点→65点自動選択AF+測距点指定
オートエリアAF→65点自動選択AF

Canonのみ:スポット1点AF、領域拡大AF(任意選択)、ラージゾーンAF
Nikonのみ:3D-トラッキング

私が普段使っているのは、ゾーンAF(ゾーン任意選択)またはラージゾーンAFです。いわゆるピント抜けの確率が低くなります。周辺の測距点を使ってフォローをしてくれるためです。
D810に関してはこれに近い思われるダイナミックAF・9点or21点を使っています。最初は9点を使っていたのですが、フルサイズなのでAPS-Cに比べると1つ1つの測距点が小さいので、多目の測距点を使ったほうがピント抜けの確率が低くなったので21点を多く使うようになりました。
7D MarkⅡより優れている点としては、ダイナミックAF・9点or21点で測距点を任意に選べることです。ゾーンAF、ラージゾーンAFはその名の通りゾーンAFなので測距点は1つずつでは動かせず、左、中、右と大雑把にしか指定することができません。Nikonのシステムのほうが使い勝手が良いと感じました。

~続く~
~注目製品レビュー~ニコンD810編~
http://ganref.jp/common/monitor/nikon/d810/review.html

コメント(1,000文字以内)

4件中 1〜4件目

モノクロ。
siraさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
調べつつ書いていったのですが自分自身でも整理する機会となりました。

2015年05月06日 20:50

sira
他社との対応表は参考になりますね~(^^)。

2015年05月06日 06:10

モノクロ。
ましゅまろさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
お役に立て良かったです。是非いろいろお試しを。

2015年05月05日 23:34

ましゅまろ
ものすっごい良くわかりました!
早速試してみます。

2015年05月05日 00:47

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